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買取店が儲かる仕組み|利益は買値の高さより「入口」で決まる

買取店が儲かる仕組み|利益は買値の高さより「入口」で決まる

この記事の結論

  • 買取店の利益は、売値から買値と経費を引いた残りです。仕入れ(買取)が一番大事な商売です。
  • 金のように売値が決まっている品は、買値を上げ合うほど利益が消えます。
  • 利益を残す店は、値段の比べ合いではなく「相談」で選ばれる入口を持っています。

買取店の儲かる仕組みは、とてもシンプルです。
お客様から買い取った品を、業者のオークションや専門の業者、店やネットで売り、その差額から家賃や人件費、広告費を払って残った分が利益です。

ただ、同じ仕組みでも、利益が残る店と残らない店があります。
差がつくのは、買値の高さではなく、お客様がどこから来るかという入口です。

この記事は、買取ビジネスに興味があり、「本当に儲かるのか」「どこで利益が出るのか」を知りたい方に向けて書いています。

01買取店のお金の流れは「買う・売る・残す」の3つ

  1. お客様から買い取る(仕入れ)
  2. 業者のオークション・専門の業者・店やネットで売る
  3. 差額から家賃・人件費・広告費を払う
  4. 残った分が利益

買取店のお金の流れ

普通のお店は、問屋から仕入れて、売値を決めて売ります。
買取店は、仕入れ先が一般のお客様です。
この商売は、買取(仕入れ)が一番大事です。

加盟店でも、早い店は開店2か月目に黒字になります。
1か月目は買取が中心で、在庫を持って売り始めた2か月目から数字が出ます。

白い手袋で金のネックレスを確かめる手元
金やブランド品は、買取店の主な品物です

02金のように売値が決まっている品は、買値の上げ合いで利益が消える

金は、相場で売れる値段が決まっています。
だから買取店は、売値から逆に考えて買値を決めます。
売値で仕入れたら、利益は出ません。

店をやっている以上、家賃も人件費も在庫の危険もあります。
利益を取らないと店は続きません。
それでも近くに店が増えると、「1円でも高く」の比べ合いが始まります。

  1. 近くに買取店が増える
  2. 買値の上げ合いになる
  3. 1件あたりの利益が減る
  4. 広告費を回収できない

価格競争の行き先

しかも今は、広告でお客様を1人呼ぶための費用が上がっています。
チラシがこれだけ入る中で、それ以上の粗利の額を取らないといけません。
集客と、買取の進め方の両方がそろわないと、うまくいきません。

03利益が残る店は、値段ではなく「相談」で選ばれている

値段の比べ合いで選ばれる店は、もっと高い店が出てきたら終わりです。
そこでリユース相談本舗は、買取の前に「どうしたらいい?」を聞く店にしました。

看板の「実家じまい」「お片付け」の言葉で立ち止まり、自分のことだと思って入ってくる方が多いです。
売りたい品を持たずに、まず話しに来る方もいます。

値段で選ばれる店相談で選ばれる店
お客様が来る理由近くで一番高そうだから困りごとを聞いてくれるから
1回に持ちこむ品売ると決めた1点か2点家の中の品をまとめて見る
次に来る理由もっと高い店があれば来ない話した人に会いに来る
リユース相談本舗の相談の席
相談の席。売る前の「どうしたらいい?」を聞きます

04実家じまいの相談は、1件で買い取れる品の数が変わる

1件の相談で、買い取れる品の数が変わります。
実家じまいでは、ご自宅にうかがって片付けの見積もりをし、買い取れる品を見つけて買い取ります。
片付けの作業は、提携しているパートナーの業者が行います。

相談の前相談の後
片付けの費用30万円14万円
下がった訳―売れる物を見つけて買取(−9万円)・売った分だけ回収の量が減る(−4万円)・予算に合う業者を提案(−3万円)

3LDK+倉庫の実家の例。当社のWebサイトで公開している事例です。

お客様は片付けの費用が下がり、店は品物を仕入れられます。
実家じまいの案件が入ると、買取の品が増え、その分の利益が増えます。
家の広さで売上は全然変わるので、平均の数字にはあまり意味がない商売です。

片付ける前の実家の部屋
片付ける前の部屋。売れる物が残っていることが多いです

05儲かる仕組みでも、始める前に知っておくこと

買取の商売は、毎月決まった額が入るストック型ではありません。
積み上がっていくわけではない所は、デメリットです。
その代わり、利益が出る時はドンと出ます。

最初のうちは赤字の期間もあって苦しいです。
真贋(本物と偽物の見分け)に自信がないと、買値が安くなり、キャンセルが出て、お客様のリストがたまりません。
最初に真贋と売り先の情報をそろえることが大事です。

項目リユース相談本舗
開業費の例約650万円(大阪・7坪の店。加盟金150万円と運転資金200万円を含む・税別)
本部に払う額月15万円の固定。売上で増えない
広告の協賛金なし
兵庫県の加盟店の手取り(月の平均の目安)1〜6か月目 約−28万円/7〜12か月目 約129万円/13〜14か月目 約133万円

数字はFCの案内ページで公開している物です。店の場所や広さで変わります。

買取店の開き方の順番は、こちらの記事にまとめています。

まとめ

  • 買取店の利益は、売値から買値と経費を引いた残り。仕入れ(買取)が一番大事
  • 売値が決まっている品は、買値の上げ合いで利益が消える
  • 利益が残る店は、相談から入る。実家じまいの1件で、買い取れる品が増える
  • ストック型ではない。最初の赤字の期間と、真贋・売り先の準備を見込んでおく

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よくある質問

Q.買取店は、どこで利益を出していますか?

買い取った品を、業者のオークションや専門の業者、店やネットで売った差額です。
そこから家賃や人件費、広告費を払った残りが利益です。
仕入れ(買取)が一番大事な商売です。

Q.買取店は、なぜ価格競争になりやすいのですか?

金のように相場で売値が決まっている品が多く、お客様が値段だけで店を比べやすいからです。
近くに店が増えると、買値の上げ合いになり、1件あたりの利益が減ります。

Q.価格競争をしないで、買取店は続けられますか?

値段ではなく、相談で選ばれる入口を持つことです。
リユース相談本舗は、片付けや実家じまいの相談から始まり、買取までを1つの店で受けています。

玉城 貴也

この記事を書いた人

玉城 貴也

リユース相談本舗 代表(株式会社ビープライス)

リユース業界に携わって18年。買取の会社で店長・エリアマネージャー・事業部の責任者を20代で経験し、2011年に株式会社ビープライスを設立。リユース相談本舗を全国へ展開中。保有資格:家財整理アドバイザー。

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