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買取店の開業手順|古物商許可・融資・物件・集客でつまずく所

買取店の開業手順|古物商許可・融資・物件・集客でつまずく所

この記事の結論

  • 開業は、資金と融資→物件→古物商許可→内装→研修→集客→オープンの順に進みます。
  • 融資は、自己資金があるかないかが大きいです。古物商許可は時間がかかるので、物件が決まったらすぐ申請します。
  • 屋号は読みやすい言葉に。1年目の売り先は、業者オークションと古物市場から始めます。

買取店(リサイクルショップ)の開業は、資金と融資、物件、古物商許可、内装、研修、集客、オープンの順に進みます。
どの段階にも落とし穴があり、古物商許可は時間がかかるので、物件が決まったらすぐ申請します。

リユース相談本舗のフランチャイズでは、開業までの手順書(オープンロードマップ)を渡していて、引っかかる所もメモしてあります。
経験を買う、時間をお金で買うという考え方です。
この記事では、その流れと落とし穴を、私の失敗も含めて書きます。

01開業までの流れ

順番やること落とし穴
1 資金と融資自己資金を確かめ、借り入れを申し込む自己資金があるかないかが大きい
2 物件出す場所を決めて、店舗を契約する自分でいいと思った所が、経験者から見るとダメなこともある
3 古物商許可営業所の住所を管轄する警察署に申請する時間がかかる。書類で何度もやりとりになることがある
4 内装工事と備品をそろえる看板の色。赤は西日で焼ける
5 研修査定と真贋、店の動かし方を学ぶ研修だけで真贋は完璧にならない
6 集客チラシ・ホームページ・SNSを用意する買取の品を集めるのが一番最初の関門
7 オープン店を開け、売り先を決めて回す買うことと売ることは別の事業

フランチャイズでは、これを手順書にしています。
下は、加盟店に渡しているオープンロードマップの項目を書き出した図です。
メモの中身は伏せています。

オープンロードマップの項目を書き出した図。メモ欄は伏せている
オープンロードマップの項目を書き出した図(一部・メモ欄は伏せています)

中でも、古物商許可は早く取るように伝えています。

02融資は、自己資金があるかないかが大きい

融資では、業界の経験があるか未経験か、事業計画なども色々見られます。
それでも私は、やっぱり自己資金だと思っています。

新しく事業を始める人の借り入れ先としては、日本政策金融公庫があります。
新規開業向けの融資(新規開業・スタートアップ支援資金)では、創業計画書を出して申し込みます。
条件は変わることがあるので、申し込む前に公庫の公式の案内で確かめてください。

リユース相談本舗では、借り入れを含めて1,000万円からの資金計画をおすすめしています。

手持ちの資金で足りない分は、借り入れで用意します。
借り入れできる人は、借り入れした方がいいと考えています。

資金の内訳は、こちらの記事で実際の店の例を出しています。

加盟説明資料の中身を、少しだけ

実際の店の月ごとの収支・開業費・研修の中身。数字は資料で公開しています。

加盟説明資料の見本:加盟説明資料の表紙(数字は資料で公開)
加盟説明資料の見本:開業費と5年の総額(数字は資料で公開)
加盟説明資料の見本:店の月ごとの収支(数字は資料で公開)
加盟説明資料の見本:研修とマニュアル(数字は資料で公開)

加盟説明資料の表紙

入力は30秒ほど・しつこい営業はしません

03古物商許可で、私はめっちゃつまずいた

買取店を開くには、古物商許可が要ります。
申請先は、営業所の住所を管轄する警察署です。

項目内容
申請先営業所の住所を管轄する警察署
手数料19,000円
許可が出るまで標準の処理期間を40日ほどとしている都道府県警察がある

手続きの中身は、申請する警察署で確かめてください。

私は古物商許可で、めっちゃつまずきました。
何回も警察とやりとりしました。
事務処理が得意ではなく、書類の書き方など色々つまずきました。

最初は個人で取って、その後に法人にしました。
その時に警察の方に「あの時の兄ちゃんやな」と覚えられていました。
今となっては、いい思い出です。

申請には営業所の住所が要るので、物件が決まったらすぐ申請します。
オープンロードマップでも、古物商許可は取得まで最大60日を見込んで、すぐ取りかかるように書いています。

04物件・屋号・看板の落とし穴

物件は、その場で決まる所と難しい所がある

物件は、決まる所はすぐ決まり、難しいエリアは難しいです。
神戸の2店は、2回とも現地に行ったその場で決まりました。
事前にエリアの条件、立地、商業施設を調べ、不動産業者の内覧も済ませてから現地に行きました。

1回目は空きが複数ありました。
人通りが多くて広い所と、少なくて狭い所です。
初めのうちに固定費を重くしたくないと考え、オーナーと話して、人通りは少なめでも賃料の安い所にしました。

屋号は、読みやすい言葉にする

屋号は、シンプルで分かりやすい言葉がいいです。
私は最初、アルファベットの「BEPRICE」でやっていましたが、お客様に読んでもらえませんでした。
かっこいい英語より、読みやすい言葉です。

看板は、色を絞る

看板は、できるだけカラフルなロゴにしない方がいいです。
店に赤を使うと、西日で焼けます。
こういう細かい所の経験は持っているので、加盟店には色々伝えています。

リユース相談本舗の店舗の外観
屋号は読みやすい言葉で。看板には「買取・片付け・家じまい」と書いています

05集客と売り先は、最初の1年でつまずきやすい

最初の関門は、買取の品を集めること

紙のチラシを出す、知り合いに売ってもらう、ホームページを作る、SNSを使う。
これができるかどうかが、中古の商売の一番最初の関門です。
郊外は、その地域の人しか来ません。
地域の言葉でWeb検索する人は少ないので、紙で直接届ける方がいいと気づきました。

1年目の売り先は、業者オークションと古物市場

1年目は、業者オークションや古物市場がいいです。
買取のマーケティングと販売のマーケティングは、全然違う事業です。
体力がないうちや、1人で何でもやる時期は、どちらか1つに絞った方がいいです。
これは私の経験談です。

買い取った品をネットで売ると、利益率は取れますが、在庫の効率と資金の効率が悪くなります。
オークションも商材ごとに強い所と弱い所があるので、一概にどこがいいとは言えません。

初めての古物市場で驚くこと

商品がめっちゃ早く流れます。
その場で競る平場と、下見してから入札するオークションは全然違います。
平場は前の方に座れないので、後ろの席だと、商品を見てから値段を出すまでに時間差があります。
私が最初に行った市場は雰囲気が独特で、重鎮の方もいて、すごく重たかったのを覚えています。

まとめ

  • 流れは、資金と融資→物件→古物商許可→内装→研修→集客→オープン
  • 融資は自己資金があるかないかが大きい。古物商許可は物件が決まったらすぐ申請
  • 屋号は読みやすい言葉に、看板は色を絞る。1年目の売り先は業者オークションと古物市場

自分で全部進めるか、手順書と事例のある本部と進めるかは、こちらの記事で比べています。

開業の手順で分からない所は、個別相談会で聞いてください。
先に加盟説明資料と動画を見てきてもらい、質問に代表が答えます。

加盟説明資料で、数字を全部見せています

実際の店の月ごとの収支・開業費・研修の中身。数字は資料で公開しています。

加盟説明資料の見本:加盟説明資料の表紙(数字は資料で公開)
加盟説明資料の見本:開業費と5年の総額(数字は資料で公開)
加盟説明資料の見本:店の月ごとの収支(数字は資料で公開)
加盟説明資料の見本:研修とマニュアル(数字は資料で公開)

加盟説明資料の表紙

入力は30秒ほど・しつこい営業はしません

よくある質問

Q.リサイクルショップを開業したいのですが、何か資格とかが必要ですか?

古物商許可が要ります。
営業所の住所を管轄する警察署に申請します。
手数料は19,000円です。
標準の処理期間を40日ほどとしている都道府県警察もあるので、早めに取りかかってください。

Q.リサイクルショップの開業許可を得るのは難しいですか?誰でもできますか?

法律で決まった許可されない条件(欠格事由)に当たらず、営業所と管理者を用意できれば、許可を受けられます。
ただ書類で何度もやりとりになることがあり、私も警察と何回もやりとりしました。
物件が決まったら、早めに取りかかってください。

Q.買い取った品は、ネットで売る方がいいですか?

ネットで売ると利益率は取れますが、在庫の効率と資金の効率が悪くなります。
1年目は業者オークションや古物市場から始め、買うことに集中する方がいいと考えています。

玉城 貴也

この記事を書いた人

玉城 貴也

リユース相談本舗 代表(株式会社ビープライス)

リユース業界に携わって18年。全国への店舗展開を進めながら、実家じまいや不用品整理に悩む方に向けたセミナーを開いている。保有資格:家財整理アドバイザー。

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