【第1話】葛藤の連続!「やるぞ!買取フランチャイズ本部」

はじめましてリユース相談本舗のたまちゃんです

はじめまして!!
株式会社ビープライス / リユース相談本舗の玉城(たまちゃん)です。

このコラムは、リユース・買取ビジネスで独立を目指す方や、事業の方向性に悩む経営者の方に向けて、
実体験をもとにお届けしています。
何か一つでも参考になれば幸いです。
これから定期的に更新していきますので、よかったらフォローしてください。
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1.フランチャイズ本部の立ち上げリアルがわかる
葛藤や迷い、決断の背景まで正直に綴っています。
これからFC展開を考えている方には、きっとリアルな学びになるはずです。

2.買取・リユース事業の“現場の知恵”が手に入る
現場で起きているリアルな話をベースに、仕組みや工夫、接客の考え方などもお伝えしています。

3.経営者の“決断の軌跡”を知れる
事業の方向性に悩んだ時、なぜその判断をしたのか。今も現役で経営しながら走り続けているからこそ語れる“判断のリアル”があります。

4.独立・副業・商売のヒントが見つかる
リユース業界に限らず、「地域密着で愛される商売の作り方」「ゼロから顧客を増やす方法」など、他業種にも応用できるヒントが多くあります。

5.全国展開を目指す“今”を一緒に体感できる
まだまだ道半ばです。目指すのは「不用品でお困りの方を日本でゼロにする」。
挑戦の途中をリアルタイムで発信しています。

同じように頑張っている人にこそ届いてほしい内容です。

メンターの一言が人生を変えた ー「軸がない」という指摘

今思い返せば事業の方向性が定まっていませんでした。

2022年、私はリユース事業を責任者に任せ
クローゼットアプリ「JUSCLO」
オンライン接客ツール「MEETLY」
などのIT事業に注力していました。Web集客のノウハウやITの知見を活かしたデジタルサービスの展開が、当時の私の主戦場でした。

同時期、ある上場企業の社長にメンターとして指導していただく機会にも恵まれました。
経営のプロフェッショナルから直接アドバイスをもらえるという、贅沢な時間でした。
毎月の面談で事業の進捗を報告し、課題を相談し、経営者としての視点を学んでいきました。

そんな中、経営において大きな存在だったメンターから、衝撃的な一言を投げかけられました。

「たまちゃん、軸がないな」

その言葉は、私の心に深く刺さりました。
様々な事業に手を出していましたが、自分が本当に打ち込める「軸」となる事業がなかったのです。

メンターとの対話を重ねた後、私はめちゃくちゃ葛藤しました。
自分が本当にやるべきことは何か。
社会に少しでも役立てる事業は何か。
何日も考え抜いた末に、一つの結論にたどり着きました。

「もう一度買取/リユース事業に注力しよう」

これまで15年培ってきた経験、知識、そしてWebマーケティングの強みを活かせるのは、やはりリユース事業しかない。
そう自分の中で意思決定しました。

Web集客が得意な強みを活かし、全国から宅配買取が集まる仕組みを再構築していきました。
事業は順調に伸び始め、次のステップを考える時が来ました。

多店舗展開の苦悩 ー「直営店」という選択とその壁

事業拡大の岐路に立つ

リユース事業が軌道に乗り始め、次のステップとして多店舗展開を検討し始めました。そこで大きな分岐点に立ちました。

「直営店で行くか?フランチャイズで行くか?」

その時、メンターからの質問が今でも印象的です。

「なぜフランチャイズ展開したいの?」

私の回答は「リスクを分散するため」というものでした。
今思えば本当にトンチンカンな答えでした。
事業拡大のリスクを自分ではなく加盟店に負わせるという発想だったのですから。

メンターは即座に切り返してきました。

「なぜお前のリスクを加盟店が取るんや」

今考えれば至極真っ当なことでした。
その言葉を受け、私は直営展開に舵を切ることにしました。

7店舗展開の実績と見えてきた天井

天王寺あべの店

直営店展開に舵を切り、1年で一気に4店舗を出店することに成功しました。
事業パッケージを固めていたので、直営展開はそこまで難しさを感じませんでした。

採用についても、Web集客が得意だったことやコンテンツマーケティングからの集客もあったため、応募はそれなりに来ました。
事業のマニュアル(自社ではプロセスと呼ぶ)も全て文章化していたので、新しいスタッフの教育も特段難しくありませんでした。

購入備品のリストも全てリスト化され、出店手順も全て明確になっていました。出店エリアもWebマーケティングが得意だったので、すぐに算定できました。

大阪であれば梅田、難波、天王寺。神戸エリアであれば三宮。
そうやって戦略的に展開していきました。

一番難しかったのは、エリア選定後の出店物件についてでした。
何社も不動産会社に電話し、担当者とも会ったり、いろんなウェブサイトも見ました。
しかし、なかなか自社とマッチする物件は出てきませんでした。

そして直営店展開の限界を感じ始めました。
めちゃくちゃ頑張って1年で4店舗。このペースで行くと、100店舗まで行くのにどれだけ時間がかかるのだろう。
という疑問が浮かび上がりました。

創業時から在籍してくれている木村店長

偶然の閃き ー 「やろう!フランチャイズ展開を!!」

論理人間が直感で決めた瞬間

ある休日、友人と年に1〜2回しかやらないゴルフに行った時のことです。

18ホールが終わり、カートに乗ってクラブハウスへ向かう途中に直感で思いました。
「やろう!フランチャイズ展開を!!」

その直感は、これまでの経験から生まれた確信でした。
理由はこうです。
私は自身が組織を引っ張るより、成功に寄り添うことの方が向いています。そして、そのスタイルで結果が出ているのです。

実は私はもう一つ買取/リユースの会社を所有しています。
私は自身の得意なWebマーケティングのスキルを提供し、ウェブサイトを構築しました。
そしてリユース事業のモデルを伝え、初期フェーズのみ伴走支援しました。
運営について現在私は関与していないのですが、会社は順調に成長しています。

この成功体験が、フランチャイズ展開への確信につながりました。

自問自答の日々

しかし、決断後も自問自答の日々が続きました。

「本当に加盟店を勝たせられるのか、負けさせないのか?」
「得意のWeb集客は郊外でも活躍するのか?」
「加盟店のマネジメントができるのか?」
「買取ビジネスについては15年やってきているので誰よりも理解してる自負はあるが、フランチャイズ展開で後発組の我々が価値を見出す事業ができるのか?」

そんな悩みを抱えながらも、前に進む決意をしました。

本質への回帰 ー「リスク分散」から「社会課題解決」へ

専門家との出会いと学びの旅

フランチャイズについて学ぶ過程で、ひょんなことからフリグマの佐々木さんと出会いました。

コンサルティングのサポートをお願いしましたが、買取事業はNGとのこと。他にも数社に相談してみましたが、どこもマッチする感覚がありませんでした。

しかし佐々木さんとは「人と一緒に仕事をしたいな」と率直に思いました。コンサルティングはNGでも、事業モデルのコンセプトの壁打ちなど、色々と相談に乗ってもらいました。

その中から「相談」というキーワードが浮かび上がってきました。
売る、整理することに悩んでいる人はたくさんいます。
私たちがその悩みに寄り添えるのではないか。

フランチャイズについての理解を深めるため、本屋さんへ行ってフランチャイズ関係の本を7冊ほど購入しました。
YouTubeも見まくりました。しかし、情報が断片的でまだ線になっていませんでした。

フランチャイズオーガナイザー養成講習

そこでフリグマ社のフランチャイザー養成講座に参加することにしました。5ヶ月間にわたる本格的な講座で、これまで学んできた情報が繋がり、線になり始めました。

事業の真の目的を見つけた瞬間

かつて私がフランチャイズをやる目的は「リスクを分散するため」という、今思えば完全に間違った発想でした。
しかし今、私のフランチャイズに対する想いは全く異なるものになっています。

「不用品の整理でお困りの方を日本からゼロにする!」

それが私たちの事業の本質的な目的です。
フランチャイズという形態を選んだのは「スピード感を持った事業展開」を実現するため。
そして何より大切にしているのは「本部と加盟店との相乗効果」です。

私がフランチャイズ本部として目指すのは、従来のヒエラルキー型のフランチャイズとは異なる関係性です。
本部と加盟店が対等なパートナーとして、互いの強みを活かし合う関係。
本部は集客や経営のノウハウを提供し、加盟店は地域に根ざした活動で成果を上げる。
そして何より、加盟店同士が横につながり、情報やアイデアを共有できる仕組み。

「縦のつながりより、横のつながりを重視する」

それが、私の目指すフランチャイズの姿です。

新たな挑戦への一歩

フランチャイズをやるかどうか??
その決断に至るまでの道のりは、想像以上に長く、そして深いものでした。

葛藤の日々を経て、最終的に私が出した結論は「やる」でした。
それは、単に事業を拡大するための手段としてではなく、自社のビジネスモデルを通じて、より多くの人の成功を支援したいという思いからでした。

確実な成功を約束できる事業など、この世にありません。
大切なのは、不安や懸念と向き合いながらも、それを乗り越えようとする意志と行動だと思っています。

今、フランチャイズ本部としての第一歩を踏み出した私の前には、未知の課題が山積みです。

「不用品の整理でお困りの方を日本からゼロにする!」

これがフランチャイズをやる目的であり、私の使命だと思っています。
加盟店と共に、この使命を果たすために全力を尽くしていきます。

フランチャイズという選択が正しかったかどうかは、まだわかりません。

ただ、悩み抜いた末の決断だからこそ、後悔はないように思いたいです。

そして何より、その葛藤の過程自体が、私自身を大きく成長させてくれたことは間違いありません。
迷い、悩み、そして決断することで、一歩づつ前に進んでいこうと思っています。

私のリユース相談本舗のフランチャイズ本部としての旅は、まだ始まったばかりです。

次回の予定:【フランチャイズ本部構築の舞台裏】点から線へ ー 知識の断片が繋がるまでの苦闘

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