ブラックダイヤモンドとは?意味・値段・効果・天然と人工の違い

ブラックダイヤモンドとは?意味・値段・効果・天然と人工の違い

ブラックダイヤモンドとは?

ブラックダイヤモンドは、石自体に色がついているわけではなく、硫化物やグラファイトなどが内包されることで黒く見えるダイヤモンドのことをいいます。

ブラックダイヤモンドの産出量は比較的多く、ジンバブエのマランジェ鉱床が原産地として有名です。
ほかにも南アフリカやコンゴ共和国、オーストラリアなどで産出されます。

ブラックダイヤモンドは12色あるカラーダイヤモンドのなかの1色であり、カラーダイヤモンドのなかでも「レッド」や「ピンク」は超希少色で、それと比較するとブラックダイヤモンドの希少性はやや劣るかもしれません。

しかし漆黒の天然ダイヤモンドとなるとほとんど発見されることはなく、希少価値はグンと上がります。天然の真っ黒なブラックダイヤモンドをジュエリーショップで見ることは難しく、ほとんどありません。

ダイヤモンドに放射線を当てたり、着色処理したりすると人工的にブラックダイヤモンドをつくることができ、ジュエリーショップにあるブラックダイヤモンドの大半は人工処理されたものです。

天然かそうでないかを見分けるのは素人には厳しいでしょう。

実は、かつてブラックダイヤモンドはそれほど人気がありませんでした。
その理由は以下の2点です。

・工業用ダイヤとして認知されていた
・有名な呪いのブラックダイヤモンド「ブラック・オルロフ」の存在

しかし、世界中のハイブランドがジュエリーや時計にブラックダイヤモンドを用いたことや、セレブが好んで着用したことでブラックダイヤモンドの人気は広まりました。

今ではクールでシャープな印象や、ファッションに合わせやすいこともあり、男女問わず人気の宝石となっています。

ブラックダイヤモンドの値段

比較的産出量の多いブラックダイヤモンドですが、天然物で真っ黒のものとなると大変貴重です。

もし、天然で質の高いブラックダイヤモンドであれば小粒でも数十万円で取引きされます

世界でも有名なブラックダイヤモンド「ブラック・オルロフ」となると、67.5カラットのサイズで約4000万円の値がついたこともあります。

しかし、市場に出回っているブラックダイヤモンドはほとんどが人工ダイヤなので、1カラット数千円と比較的安価で手に入れることができます。

処理加工されたブラックダイヤモンドはもろい!?

人工的に加工されたダイヤモンドのことを「トリートメントダイヤモンド」とよびます。
ブラックダイヤモンドの場合、

・放射線を当てる
・熱処理を施す
・着色加工する

このような方法で人工的にブラックダイヤモンドをつくることができます。

そのおかげで比較的安価で手に入れることが可能なわけですが、もちろんデメリットもあります。

それは過剰な加工を施した人工ダイヤモンドはもろいことです。

ダイヤモンドには「劈開(へきかい)」という性質があります。

劈開とは、宝石がある特定の方向へは割れやすい性質のことをいいます。
世界一硬いダイヤモンドをカットできるのは劈開であるためです。

ブラックダイヤモンドも劈開に沿ってカットしてあるので、無数のヒビが入っていることもあります。

そこへさらに、放射線照射や熱処理などの加工をしてしまうとダイヤモンドは過剰な加工に耐えられず割れてしまうことがあるのです。

加工した段階では耐えられても、ジュエリーとして使用している最中に割れてしまうこともあります。

処理加工された人工ブラックダイヤモンドは安価で手に入れやすいというメリットがありますが、その一方でもろいという特徴があることもお忘れないようお気をつけください。

ブラックダイヤモンドが持つ意味や効果

ブラックダイヤモンドの意味

ブラックダイヤモンドは宝石の中で最も硬いという特性から、災いを跳ね除け幸福へと導く守護石とされています。その幸運へと導くエネルギーの強さから「カリスマ」「成功」「不屈」という意味を持っており、さらにダイヤモンドと同様「不滅の愛」という意味も持ち合わせています。

「カリスマ性がほしい」
「挑戦していることを成功へ導きたい」
「あらゆる困難に負けたくない」

このように願う方にぴったりの宝石です。

ブラックダイヤモンドの効果

ブラックダイヤモンドを身に付けることで得られる効果は以下の4つです。

・大成功をおさめる
・思考の現実化
・カリスマ性
・魅力アップ

かつて、呪いのダイヤとして恐れられていたとは思えないほどポジティブな効果を得られます。

「新しいことにチャレンジしたい」
「事業を始めたい」
「リーダーシップをとっていきたい」

このように考えている方にぜひ身につけていただきたい宝石です。

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