呪い?それとも超幸運?ブルーダイヤモンドに込められた意味とは

呪い?それとも超幸運?ブルーダイヤモンドに込められた意味とは

超希少な宝石ブルーダイヤモンド

一般的にダイヤモンドは無色透明であればあるほど価値が高いとされる宝石ですが、色鮮やかなファンシーカラーダイヤモンドは大変希少なため、無色透明のダイヤモンドより価値が高いと評価されることがあります。

すべての色があるとされるカラーダイヤモンドのなかでも、ブルーダイヤモンドは特に貴重で資産価値が高いカラーダイヤモンドです。

ダイヤモンドが形成される過程で、ホウ素を含むことから美しい青を発色するブルーダイヤモンドですが、出現率は極めてまれで10万分の1の確率ともいわれます。

それだけに「見るだけでも幸運」とよばれるほど大変貴重な宝石です。

ブルーダイヤモンドの種類は4つ

ブルーダイヤモンドと一口にいっても、いくつか種類があるのをご存知でしょうか?ブルーダイヤモンドは色が濃い順に

・ブルーダイヤモンド
・オーシャンブルーダイヤモンド 
・スカイブルーダイヤモンド 
・アイスブルーダイヤモンド 

と名称がつけられ、色が濃く鮮やかであるものほど希少価値が高く高額で取り引きされます。

ブルーダイヤモンドはブライダルリングにも!

ブルーダイヤモンドには

・絆を深める
・永遠の幸せ

といった意味があり、ブライダルリングに最適の宝石です。

また、ブライダルリングの内側にそっとブルーダイヤモンドをあしらう「サムシングブルー」も人気があります。

サムシングブルーは、花嫁の幸せを願うおまじない「サムシングフォー」の1つで、聖母マリアを象徴するブルーを結婚式のなかに取り入れるというものです。

ブライダルリングの表面にはないけれど、内側に密かにブルーダイヤモンドのおまじないを……。愛する二人の門出を祝う素敵な結婚式に、ブルーダイヤモンドが輝きを添えます。

高額なブルーダイヤモンドの値段

Diamond Ring

世界でもっとも高額なブルーダイヤモンドといえば、ジュネーブで開催されたオークションで落札された12.08カラットのファンシー・ビビッド・ブルーダイヤモンドです。

こちらは史上最高額の5,800万ドル(約66億円)で落札され、所有者の名にちなんで「オッペンハイマー・ブルー」と名付けられました。

ほかにも、2008年にオークションで落札された3.73カラットのブルーダイヤモンドがついたリングには、8億円を超える値がつけられました。

このように大変高額なブルーダイヤモンドですが、一般市場に出回ることはあるのでしょうか?

答えは「ほとんどない」といえるでしょう。

存在自体が奇跡のようなブルーダイヤモンドなので、採掘され市場に出回ることはあってもすぐに買い手が見つかり、一般的なジュエリーショップに並ぶことはほとんどありません。

運よく天然のブルーダイヤモンドにお目にかかれても、0.5カラットあたり数百万円と高額です。

そのためほとんどのジュエリーショップで取り扱っているブルーダイヤモンドは、人工石か処理石のものとなります。

ブルーダイヤモンドの人工石と処理石の違い

人工石とは、キュービックジルコニアのように人工的に作られた石のことをいい、天然石ではありません。

それに対して、処理石は天然石ですが人が手を加え、色をつけるなどの処理をおこなったもののことをいいます。人工石ならば数千円、処理石なら数万円程度で手に入れることができます。

ホープ・ダイヤモンドは呪いのブルーダイヤ!?

呪いのブルーダイヤモンドの話を聞いたことがありますか?

これは実際に存在する45.52カラットもの大きさのブルーダイヤモンドのことで、19世紀初頭の銀行家ヘンリー・ホープが持っていたことから「ホープ・ダイヤモンド」とよばれています。

ホープ・ダイヤモンドは映画『タイタニック』に登場する「碧洋のハート」のモデルになったとされるダイヤでもあり世界的に有名です。

ホープ・ダイヤモンドは、もともとは17世紀にインドからヨーロッパに持ち込まれたダイヤモンドですが、持ち主に次々と不幸が訪れたため呪いのダイヤの別名を持つようになりました。

最後の所有者は有名な宝石商ハリー・ウィンストン。

彼は10年ほどホープ・ダイヤモンドを所有していましたが、その後アメリカのスミソニアン国立自然史博物館に寄贈しました。

ホープ・ダイヤモンドは世界最大のダイヤモンド

ホープ・ダイヤモンドは世界最大のダイヤモンドでもあることをご存知でしょうか?

9世紀頃インドで発見されたホープ・ダイヤモンドの原石の大きさはなんと112カラット。その後カット加工され、現在の45.52カラットのサイズになっています。

人を魅了する呪いのホープ・ダイヤモンド

呪いのダイヤモンドとして有名なホープ・ダイヤモンドですが、その逸話の真偽は定かではないものも多くあります。

呪いのエピソードの中に登場するのは、ルイ14世、ルイ16世、宝石商、銀行家、アメリカの大新聞社の一族、ハリー・ウィンストンなど、地位や名誉がある人ばかり。

フランス革命前後の激動の時代には多くの人が亡くなっていますし、大富豪たちも繁栄と衰退を繰り返します。

持ち主に不幸が起こっていたとしても、それがホープ・ダイヤモンドのせいだったのかは分かりません。

付加価値をつけるための作り話である可能性も捨てきれませんし、実際、いくつかのエピソードは大げさに語られているようです。

ただ、人を不幸に陥れると言われてもなお人々を魅了し光り輝くホープ・ダイヤモンド、その妖しい輝きを一度実際に見てみたいものですね。

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