ワーキングウーマンとして活躍する女性が、出張に出かける機会に備えて、PCや大事な書類などを安全に持ち運べる出張バッグを用意しておきたいですね。
出張バッグは男性向けのイメージが強いので、女性の出張バッグとなればどんな物を選べばいいのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回は働く女性の必須アイテム、レディース用出張バッグを1泊、2泊、3泊の用途別に選ぶコツや、おすすめのバッグブランドをご紹介します。
目次
女性の出張時に必要なバッグは、ビジネスバッグ、手持ちバッグ、キャリーバックの3種類です。
■ビジネスバッグ
ビジネスバッグは、仕事に必要なアイテムを持ち歩くためのバッグで、収納力が優れているのが特徴です。
■手持ちバッグ
手持ちバッグは出張先でのオフスタイル用のバッグで、夜にコンビニに出かける時や朝食バイキングに持ち出す際などに使います。
■キャリーバッグ
キャリーバッグは着替えなどの宿泊に必要な荷物を入れるためのバッグで、出張の日数が多い場合に使います。1泊だけなど滞在日数が少ない場合は、ボストンバッグでも代用できます。
女性の出張は、書類や資料の他にもスキンケアグッズなどの荷物が多くなりがちです。仕事アイテムと私物を分けて収納できて、PCなどを保護できる丈夫さと機能性を兼ね備えた出張バッグを用意すれば、出張先でも安心して仕事に集中できますね。これからレディース出張バッグをお探しの方に、バッグを選ぶポイントをご紹介します。
出張バッグを選ぶにあたって最初に気になるのが容量ですが、宿泊数によってバッグの種類や大きさが変わります。1泊ではボストンバッグ、2泊~3泊ではキャリーバッグといった使い方が一般的です。
雨降りや衝撃などから大切なPCや資料を守るためにも、丈夫で撥水性のある素材を選びましょう。ボストンバッグは軽くて手入れしやすいナイロン製や頑丈なレザー製、キャリーバッグはハードタイプの素材がおすすめです。
出張バッグのデザインは、旅行バッグのような派手な色柄を避けて、黒や茶色、紺色などの落ち着いた色合いのものを選ぶようにすれば、スーツスタイルに浮くことなく持ち歩きできます。
出張では大切な仕事アイテムを持ち運ぶことがありますので、中身が見えてしまうバッグはおすすめできません。間口が開いたバッグではなく、ファスナー開閉型のバッグを選ぶと中身が露出してしまう心配はありません。特に海外出張の場合は、一層セキュリティに気を配る必要があるので、ロックが付いているバッグを選ぶのが安心です。
出張バッグは荷物の持ち運びや収納のしやすさなど、機能性を重視します。PCやタブレットを持ち歩く場合、専用のポケットや保護ケースが付いているバッグが理想です。仕事アイテムと私物を分けて収納しやすいタイプや、バッグの中身を整理できる、大小様々なポケットがあるタイプも、荷作りがスムーズにできる、必要なものがすぐに取り出せるなどといったメリットがあります。ボストンバッグは書類を綺麗な状態で持ち歩けるように、マチが丈夫な自立タイプのバッグを使用します。
出張での持ち物は、1泊の場合は普段のビジネスバッグの中身に着替えやメイク用品をプラスすれば、最低限の準備が整います。宿泊先でも普段使っているシャンプーやドライヤーなどが使いたいなど、持ち物にこだわることで快適に過ごせる場合もあるので、荷物が増えても自分の好きな物を持ち込むか、宿泊先のアメニティを使って、荷物を軽量化するかを判断します。普段と同じものを使って翌日の仕事に良い影響が出るかどうかは、何度か出張を経験することで判断できる場合があります。初めての出張では極力荷物を軽めにして、慣れてきたら自分のこだわりの物を持ち込むようにすることをおすすめします。
1泊の出張では、普段のビジネスバッグの中身に下着などの着替え、メイク用品、携帯電話やスマホの充電器、常備薬などをプラスする程度で済むことが多いです。
スーツ、インナーは一着でも十分ですが、夏場は汗をかいたときに備えて予備のインナーを持っておくことをおすすめします。スーツの色はうっかり汚してしまっても目立ちにくい、黒や濃いグレー、紺色などを選ぶとよいでしょう。
書類やファイルなどが大量でなければ、ビジネスバッグと日用品が最低限入るサイズのボストンバッグだけでも十分です。取引先からの書類やお土産など、荷物が少し増えても楽に持ち歩けるように、肩掛けできる持ち手が長めのバッグや、ショルダーストラップが付けられる2wayタイプがあると便利です。
さらに荷物を減らしたい方は、シャンプーやスキンケア用品は宿泊先のアメニティを利用して、着替えを入れたポーチ、化粧ポーチを大きめのビジネスバッグに忍ばせ、バック1つで済ませるという方法もあります。仕事中にバッグを開けた際に私物が見えてしまわないように、また書類などを探す際に私物を出すことにならないように、仕事アイテムと私物を分けて収納できる、内面が2気室に別れているバッグを選びましょう。
商談に使う書類の量が多く、さらにPCも持ち歩くなど荷物が多くなる場合は、ビジネスバッグと小型のキャリーバッグの組み合わせがおすすめです。大量の荷物をボストンバックに詰め込むと、持ち運びしにくく身体にも負担がかかってしまいます。
1泊の出張にキャリーバッグは大袈裟かも?と思ってしまいますが、重くかさばりやすい荷物をキャリーバッグに詰めることで、持ち運びや移動が楽になり、仕事にも集中することができます。
中型~大型のキャリーバッグは1泊には大きすぎるので、宿泊を伴う女性の出張には荷物が多くなりがちですが、ボストンバッグか小型のキャリーバッグに収まるように、できるだけ荷物を少なくして、身軽に出張できるようにしたいですね。
2泊の出張では、1泊分の荷物に下着やインナー、ハンカチを1、2枚追加します。さらに仕事終わりのお出かけ用に私服を1セット、取引先との会食がドレスコードありの会場の際はドレスかワンピースを用意するなど、1泊に比べて荷物量が増える傾向にあります。
筆者の経験から、2泊以上の出張には、予備の靴を持っていくと安心です。
スーツスタイルには必須のパンプスのヒールが出張先で壊れてしまって、ケアができなくなった場合を考えて、替えのパンプスを用意することをおすすめします。
特に、替えの靴は宿泊ホテルの朝食時などでちょっと外出したいというときや、私服時に合わせやすい靴がおすすめです。
オフタイムに高いヒールを履きたくない・リラックスしたいといったときに、履きやすい靴があると便利ですよ。
メイク用品やスキンケア用品など、消耗品は現地調達することができますが、なかなか自分サイズが見つけにくい靴や服は、やはり自宅から持ち込む必要が出てきます。
2泊の出張の際はビジネスバッグと、靴や服でかさ増しされることを考えて小型のキャリーバッグをおすすめします。ボストンバッグは重さが増すと持ち歩きしにくく、駅や空港などで歩き回ることが多い場合はおすすめできません。書類やPCなど仕事アイテムが多量の場合や、お土産を複数買う予定であれば、中型のキャリーバッグを考えてみましょう。
出張の際は身軽に済ませるのがベストですが、帰りに荷物が増えてしまうことが心配であれば、2泊の出張には中型のキャリーバッグにすると決めておくのも良い方法です。
出張バッグを選ぶ際は、事前に書類やPCなど、仕事アイテムがどれくらい必要なのか、私服や予備の靴の有無、着替えの枚数などをシミレーションしておくことが大切です。スキンケア用品などは小分け容器に入れる、メイク用品は厳選するなど、極力私物を少なめにして、もし足りなくなってしまったら、コンビニで購入すると考えておくと気楽に準備が進みます。
3泊の出張では、2泊分の出張の荷物に下着、インナー、ハンカチを1枚追加しますが、宿泊先にコインランドリーがあれば、洗濯して使い回すようにすれば荷物を増やさずに済みます。
出張時に着用するインナーなどは、洗濯した際に速乾性があり、シワになりにくい素材のものを選びましょう。
2泊の場合と同じく、予備のパンプスや外出用のカジュアルシューズなど、履き替えるための靴も持っていくとなれば、3泊の出張はビジネスバッグと中型のキャリーバッグをおすすめします。3泊になればお土産などを現地で買うことも多いので、帰りに荷物が増えることが多くなります。書類や資料も増えることも考えると、私物や書類などを合わせても、中型キャリーバッグで十分収納することができます。
宿泊先の近所のコンビニに行く、夜に繁華街を散策するなど、仕事が終わってからお出かけすることもあるでしょう。その時はビジネスバッグでは重く、私服に着替えた際に合わないので、トートバッグなどちょっとしたお出かけに使えるバッグを用意することをおすすめします。折りたたみできるタイプのトートバッグは、出張帰りに荷物が少し増えてしまってビジネスバッグやキャリーバッグに入りきらなくなった場合に、予備の荷物入れとして使うことができます。また、荷物の仕分けにも役立ちます。
ホテルの朝食がバイキング形式であれば、スマホや財布、ルームキーを持ち歩くバッグとしてもサブバッグがあれば便利です。肩掛けできるトートバッグや、もっと身軽に動きたければサコッシュがあれば、食事トレーを持って歩く際にも邪魔になることはありません。
サブバッグは場所を取らないので、他の荷物と一緒に収納してもかさばることはありません。つい忘れてしまいがちですが、3泊の出張にはサブバッグがあれば便利ということを覚えておきましょう。