グッチの定番&人気ライン一覧|シェリーラインやGGなど
- グッチ【GUCCI】とは
- グッチ【GUCCI】最新ラインをピックアップ
- 押さえておくべき4つの定番ライン
- グッチ【GUCCI】のライン一覧をご紹介
- まとめ
グッチ(GUCCI)について調べている方の中には
「グッチの定番ラインが知りたい」
「グッチには種類がいくつある?」
「モデルの特徴やストーリーが知りたい」
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はグッチの定番ラインや人気モデルについてくわしくご紹介します。
本記事を読めば、グッチのラインについて一通り知識を得ることができるでしょう。
グッチ【GUCCI】とは
グッチは、グッチオ・グッチが1921年にイタリアで創業したファッションブランドです。
もともとは馬具製造工房として設立され、1923年にフィレンツェに進出した際、自らの名前を店名にしました。今でこそ、名前を店名に用いるブランドは多いですが、当時は斬新なことでした。
そのことからグッチはブランドの元祖ともよばれています。
近年では、グッチ一族の悲劇を描いた映画『House of Gucci』が話題になりました。栄枯盛衰をたどりながら今なお世界中の人々を魅了しつづけるハイブランド グッチ。
グッチはまさに伝統と歴史のある、世界最高のブランドといえるでしょう。
ブランドのラインとは|基礎知識
「ライン」とは、ブランドが展開する製品のグループのことをいいます。グッチでいうところの「GGキャンバス」や「GGスプリーム」がラインにあたります。
例えばGGキャンバスを用いたバッグや小物をグループにして、GGキャンバスのラインと表現します。
グッチ【GUCCI】最新ラインをピックアップ
ブルー GG キャンバス
グッチの「ブルー GG キャンバス」は、「Gucci Love Parade」と題した2022年春夏コレクションに登場しました。1970年代のアーカイブを復刻したデザインは、バッグや財布、シューズなどに展開されています。
グッチの代表的なパターンであるGGキャンバスがブルーになり、クールでクラシカルな印象があり、近年人気のオールドグッチファンにはたまらない最新ラインとなりました。
押さえておくべき4つの定番ライン
グッチの数あるラインの中でも、定番の人気ライン4つをご紹介します。
GGキャンバス|一目でグッチとわかる
グッチといえば「GGキャンバス」です。
互い違いに向かい合ったGの文字がモノグラムで表現されたデザインは、発表から50年以上たった今でも世界中から愛されています。
GGキャンバスの特徴はレザーではなくキャンバス素材であるということ。そのため、肌触りがやわらかく、ジャガード織の光沢感が独特の高級感を出しています。
GGマーモント|大人女子の憧れ
GGマーモントは、キルティング生地に「G」が重なったゴールドのロゴが印象的なラインです。どこかレトロでクールな雰囲気があり、大人女子が憧れるデザインとなっています。デザインのルーツは1970年代のオールドグッチで、ベルトのバックルから着想を経てリデザインされました。
グッチシマ|最上のグッチ
グッチシマは2005年に誕生した「最上のグッチ」を表現したラインです。現在は「GGシグネチャー」と呼ばれています。
グッチシマの「シマ」はイタリア語で「最上の」を意味し、その最上と評されている部分が厳選された最高品質のカーフレザーです。さらにイタリアの伝統の職人技術で施されたGGマークのエンボス加工(浮き出し加工)は、グッチにしか出せないシックでありながら高級感が光るラインです。
オフィディア|オールドグッチ感×現代
オフィディアは2018年に登場したGGパターンとシェリーラインを融合したデザインが特徴のラインです。グッチの代表的なデザインが詰まったアイコニックなラインで、ショルダーバッグやトートバッグが人気を集めています。オールドグッチの雰囲気を感じるクラシカルなデザインはどんなコーディネートにも合わせやすく、幅広い世代におすすめです。
グッチ【GUCCI】のライン一覧をご紹介
シェリーライン(ウェブライン)
シェリーラインは「緑・赤・緑」または「青・赤・青」のストライプ柄を指します。別名「ウェブライン」や「リボンライン」ともいい、馬具の腹帯からインスピレーションを受けデザインされました。
GGスプリーム
GGスプリームは、GGキャンバスにポリウレタン加工を施し耐久性をアップさせたラインです。以前は「GGプラス」と呼ばれており、「GGキャンバスは好きだけど、汚れや傷に弱いしお手入れが難しい」という悩みを解決したラインです。
GGブルームス
GGブルームスは、ポリウレタン加工されたGGキャンバスに、ゼラニウムの花をプリントした華やかなラインです。2015年にアレッサンドロ・ミケーレが新しいクリエイティブディレクターに着任後、最初に発表されたコレクションです。
GGサイケデリック
GGサイケデリックは、1970年代のサイケデリックブームにインスピレーションを受けて制作されたラインです。GGパターンを色とりどりのネオンカラーで表現し、ジャージー素材のウェアやバッグが展開されました。
GGインプリメ
GGインプリメは、ポリ塩化ビニール加工を施されたGGキャンバスが特徴のラインです。黒地のアイテムが多く、角度によってGGパターンの光沢が変化します。主張しすぎず高級感があるため男性の愛用者が多いラインです。
オールドグッチ
オールドグッチは正式なラインの名称ではありませんが、1970年代から1980年代に発売されたアイテムのことを指します。クラシカルでレトロなデザインが高い人気をよび、現代でも根強いファンが存在します。
クーリエ
クーリエは、GGスプリームに刺繍のアップリケを施した遊び心あふれるラインです。「クーリエ」とは、フランス語から英語に入った言葉で「飛脚」を意味します。楽しい旅行の相棒にクーリエのアイテムはぴったりですね。
グッチプラス
グッチプラスは、GGキャンバスにポリ塩化ビニール加工を施したラインです。GGスプリーム(旧GGプラス)とよく似ていますが、こちらのラインの場合はGGマークの中心に「PLUS」の文字が記されています。現在は廃盤となっています。
バンブー
バンブーは、ハンドル部分に竹を用いたグッチを象徴するラインです。1947年に誕生したバンブーラインはレトロで斬新なビジュアルが人気を呼び70年以上たった今でも世界中のファンから愛されています。
フローラ
フローラは、季節の草花や蝶・トンボなどの昆虫を組み合わせた色鮮やかなプリントが特徴のラインです。1966年にモナコ公国妃グレース・ケリーのために特別に制作された物ですが爆発的人気により、現在ではグッチのアイコン的コレクションとなっています。
ヴィアッジョ
グッチのヴィアッジョコレクションは、ハイテク樹脂素材を使用し、耐久性・実用性・デザイン性すべてを具現化したラインです。ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインが特徴でラゲージやブリーフケースが展開されています。
スーキー
スーキーは大きなインターロッキングGのタグが特徴的なラインです。GGキャンバスやグッチシマなどのバッグにアクセントとしてインターロッキングGを組合せるのが人気です。バッグ以外に財布でも人気を集めているラインです。
ブリー
ブリーは、アイテムの角やフチをレザー素材で覆ったデザインが特徴のラインです。例えばGGキャンバスバッグの角をコントラストカラーのレザーに、グッチシマの切り替え部分をマイクログッチで覆うなど、定番アイテムをスタイリッシュに変化させたラインです。
シルヴィ
シルヴィは、シェリーラインにゴールドのチェーンバックルが融合した華やかなデザインが特徴のラインです。ショルダーバッグやお財布はサイズバリエーションがあり、ストラップも気分に合わせてお好みのデザインに切り替え可能です。
シルヴィ1969
シルヴィ1969は、シルヴィの特徴的なゴールドのチェーンバックルはそのままに、細くして華奢な印象に仕上げたラインです。現代版として生み出されたシルヴィ1969ですが、その着想はアーカイブデザインから得られているというのも興味深いですね。
ホースビット1955
ホースビット1955は、1950年代に人気を博した「ホースビット」を現代的にアレンジしたラインです。アレッサンドロ・ミケーレが2020年のクルーズコレクションで発表し話題となりました。
グッチニース
グッチニースは、南フランスのリゾート地からインスピレーションを受け制作された、気取らないカジュアルさが魅力のラインです。グッチニースの特徴は馬具の手綱さながらの「1、2、3」と番号がふられたレザーベルト。バッグや財布のアクセントとなっています。
まとめ
グッチのラインについてご紹介しました。
最新ラインから定番ラインまで一覧をお伝えしましたがいかがでしたか?種類の多さに圧倒されたのではないでしょうか。
1つ1つのラインに歴史や物語が存在するので、今後グッチのアイテムを見かけたときには、またひとつ違った印象に見えるのではないかと思います。
本記事が、グッチのラインを知りたい方のご参考になれば幸いです。