イッセイミヤケ|ブランドライン一覧

イッセイミヤケ|ブランドライン一覧

日本を代表する人気ファッションブランド、ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)。
今回はイッセイミヤケの数多くある現行ラインから廃盤・休止ライン、コラボラインなど様々などをまとめました。

ISSEY MIYAKEとは

ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)とは、三宅一生氏が立ち上げた日本を代表するファッションブランドです。
創業当時から服作りに対して「一枚の布」をコンセプトに、国境を超えた斬新なデサインに加え、糸一本からこだわる上質なアイテムは国内外に問わず人気を博しています。

イッセイミヤケは、山本耀司氏の「ヨウジヤマモト」川久保玲氏の「コム・デ・ギャルソン」と共に日本3大メゾンと称され、日本のファッション界のトップを走り続けています。

ブランド創業当初は洋服がメインでしたが、現在はバッグや眼鏡などのファッション小物から企業とのコラボなど、様々なブランドラインが展開されています。

三宅氏は1999年頃に各ブランドを後任へと引き継いだものの、現場サポートに徹し生涯現役を貫き、その後2022年8月に死去。

現在のイッセイミヤケは三宅一生氏が築き上げたブランドコンセプトを現デザイナーが引き継ぎ、新しくかつ画期的なアイテムを生みだし続けています。

【 イッセイミヤケの小話 】
黒のタートルネックがトレードマークだったアイコン米アップルのCEOスティーブ・ジョブズ氏。実はその黒のタートルネック、【 三宅氏がデザイン 】。
ジョブズ氏は機能性の高さに加えイッセイミヤケの美しいデザインを気に入り、追加で同じ黒のタートルネックの作成を依頼しました。友人関係だった三宅氏はなんと100着を無償でプレゼントされたと言われています。

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ISSEY MIYAKE現行ライン

ISSEY MIYAKE

ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)は1971年にニューヨーク、1973年にはパリコレで発表されたレディースラインです。

イッセイミヤケのコンセプトである” 一枚の布 ”が表現されるアイテム数多く発表されており、体と生地の間に生まれる「ゆとり」や「間(ま)」を体感できる美しいデザインが特徴。西洋・東洋など服の固定概念にとらわれず、体と衣服との関係性を研究し、新技術の導入や今までになかった素材との組み合せなどを駆使し、新たな衣服を生み出し続けています。

 

IM MEN

IM MEN(アイム メン)は2021年3月に発表されたMDS(ミヤケ デザイン スタジオ)が手掛けたメンズライン。 2020-21年秋冬シーズンをもって休止した「ISSEY MIYAKE MEN」の後継とされています。

様々な生活環境の変化にも溶け込む、実用性と機能性と美を融合させたシンプルなデザインが特徴。 2010年にスタートした「132 5. ISSEY MIYAKE」で生み出した再生素材(再生ポリエステル生地)や、折りたたみ技術などをさらに発展させ、快適で心地の良いアイテムが揃っています。

132 5. ISSEY MIYAKE

132 5. ISSEY MIYAKE(イチ サン ニ ゴ イッセイミヤケ)は2010年にスタートしたアパレルブランドです。

名の由来はブランドコンセプトである、

1枚の布(次元)から次元の立体造形を作り出し、折りたたむことで平面の次元に、装うことで時間や次元を超えた次元の存在になるように

イッセイミヤケ公式サイト

の数字を順にとって命名されました。

商品開発はブランド発足前の2007年から行われており、三宅一生氏とリアリティ・ラボ(Reality Lab.)チームが、再生素材とコンピューターサイエンティストが生みだす様々な立体造形を元に、1枚の布から体を通す位置や切込み位置や折り構造などに工夫を加え、様々な表情を持つ洋服を生み出しています。

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE(プリーツ プリーズ イッセイミヤケ)は1994年春夏コレクションよりスタートしたレディースラインです。ISSEY MIYAKEより発表されていたプリーツアイテムをさらに美しく進化させたブランドとなります。

1本の糸から素材を開発しポリエステル100%のハイテク素材「製品プリーツ」を用いて、軽く・着やすく・扱いやすい機能性に加え、体にほどよくフットし美しいシルエットが特徴。女性を美しく魅せるカラーやシルエットが組み込まれたデザインは、多くのメディアに取り上げられ注目を集めています。

プリーツプリーズカラーカタログ|マンスリーカラーズの種類

HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE

HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE(オム プリッセ イッセイミヤケ)は2013年に誕生したプリーツプリーズ の謂わばメンズ版。

様々なライフスタイルに合わせ、「着る人の日常によりそう洋服」をコンセプトに軽く着心地のよいラインナップが揃っています。
また男性が着用するのを想定し、美しいシルエットはもちろん機能性も優秀で、速乾性があり、フットワークがよく、さらに折り畳んでもシワになりにくいなど、多少雑な扱いもしてもいける丈夫さが魅力のラインです。

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE(エイポック エイブル イッセイ ミヤケ)は、1998年にスタートした「A-POC」をISSEY MIYAKE4代目デザイナーの宮前義之氏率いるエンジニアリングチームが継承・発展させ、新しいデザインを形にしたアパレルブランドです。

A-POCとは” A Piece Of Cloth “
「一枚の布」を意味し、1本の糸から服を生み出す「一体成型」の新しい服を追求されています。現在は大きく「PRODUCT TYPES」「PROJECT TYPES」の2種類に分けられており、さらにテーマや用いる技術によってTYPEが細分化されています。

PRODUCT TYPES

PRODUCT TYPESとは、A-POCならではの独創的ひらめきと製造加工、素材、各アイテムタイプに分類したプロダクト。伸縮性や着心地、デザイン性など日常に溶け込む快適性のあるアイテムが多い。

TYPE-A
TYPE-A
チューブ状に編まれた生地を切り離し洋服へと進化を遂げる製法。自身でハサミを入れ好みの形にアレンジすることも可能なシリーズです。
TYPE-B
TYPE-B
一見プリント柄のように見せる凸凹は、実は異素材をボンディング(接着)技術が用いられた新しい洋服。立体感あるデザインは角度によって様々な表情が楽しめる。
TYPE-C
TYPE-C
Steam Stretch※シリーズの一部植物由来原料のポリエステルを使用されたシリーズ。快適な着心地が人気。
TYPE-D
TYPE-D
製品染め加工のシリーズ。コットン部分とナイロン部分が別染めされている。洋服のフレーム部分をナイロン部が担い、服の輪郭を浮かび上がらせる先端的デザイン。
TYPE-F
TYPE-F
パターンのアウトライン(フレームワーク)から洋服を組み立てていくシリーズ。多彩な色相の組み合わせで豊富なバリエーションの展開が魅力。
TYPE-G
TYPE-G
グッズシリーズの「TYPE-G」。GOOD GOODS ISSEY MIYAKEのアイテムをエイポック風にアレンジし、オリジナルとは違った風合いが楽しめるスタイル。
TYPE-K
TYPE-K
Steam Stretch※の柄組織をヨコ編みで表現したニットシリーズ。優れたストレッチ性に独自の立体デザインが特徴。
TYPE-O
TYPE-O
Steam Stretch※技術を用いて、立体的なプリーツを縦横斜めに組み合わせで様々なデザインを魅せるシリーズ。
TYPE-P
TYPE-P
オーブンでパンを熱で膨らませるように、加熱により膨らむ特性を持つ生地を用いたプリーツ加工(Baked Stretch)のシリーズ。パターンや色彩を変えることで幾通りのデザインを生み出す。
TYPE-S
TYPE-S
Steam Stretch※技術に加え、蛇腹状のクリース(折り目)を体の可動部分に配置することにより動きやすさと美しいシルエットが両立されたシリーズ。
TYPE-U
TYPE-U
「着る人自身がデザインの最終段階に参加して楽しむ」をコンセプト。形状記憶素材が用いられており、気分によって袖まくる・ロールアップなどのアレンジが自在。
TYPE-W
TYPE-W
さまざまな糸をヨコ糸に使用し、Steam Stretch※を加えることで様々なテクスチャーが楽しめるシリーズ。ストレッチ性が高く、リラックスした着心地が魅力。
※熱を加えると縮む糸を特定の箇所に織り交ぜ、独自の立体感を生み出す技術

※画像引用:イッセイミヤケオンラインストア

PROJECT TYPES

ROJECT TYPESとは、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEが異分野や異業種と共同で新たなファッションを生み出していくプロジェクト。

TYPE-Ⅰ
TYPE-Ⅰ
ソニーグループ株式会社が独自開発した米の籾殻(もみがら)から生まれた天然由来の新素材「Triporous™(トリポーラス)」を糸に織り込み生地を生成。さらにA-POCの技術を組み合せ、着る人にも地球にも寄り添ったアイテムが特徴。
TYPE-Ⅰ MM project
TYPE-Ⅰ MM project
指揮者の井上道義氏との共同作成されたシリーズ。アイテムに共通するのが「音楽と衣服の融合」。TYPE-ⅠのトリポーラスとA-POCの技術を組み合わせ、音楽家に送る軽やかで着心地のよいストレッチ性のある美しいアイテムが特徴。
TYPE-Ⅱ-001/002
TYPE-Ⅱ-001/002
LEDを用いて1〜9の数字が変化するデジタルカウンターで有名な現代美術家、宮島達男氏をモチーフに作成されたTYPE-II Tatsuo Miyajima project。宮島氏の3つのコンセプト・A-POCの技術・トリポーラスが融合しデザイン性の高いアイテムが魅力。
TYPE-Ⅱ-003/004
TYPE-Ⅱ-003/004
「TYPE-Ⅱ-001/002」に引き継ぎ、現代美術家の宮島達男氏とのコラボアイテム。
TYPE-Ⅲ
TYPE-Ⅲ
「手仕事とテクノロジーの融合」をコンセプトに、 3Dプリント製法でユニークなスニーカーを展開しているフットウェアブランドMAGARIMONO(マガリモノ)との研究開発されたアイテム。
TYPE-IV
TYPE-IV
昔から悪とされてきた「錆」を美しいデザインへ昇格させたデザイナー狩野佑真氏とA-POCから生まれた唯一無二のプロジェクト。
TYPE-V
TYPE-V
A-POCが持つ独自技術「Steam Stretch」とNature Architects株式会社の最先端の設計技術「メタマテリアル」を融合させたシリーズ。”一枚の布”から生まれる多角的なプリーツが特徴。
TYPE-VI
TYPE-VI
写真家・西野壮平氏の代表作「Diorama Map」シリーズとA-POCのコラボシリーズ。撮影した写真を一枚ずつ貼り合わす作風はそのままに着心地にもこだわりのあるアイテム。

※画像引用:TYPE-ⅠTYPE-Ⅰ MM projectTYPE-Ⅱ-001/002TYPE-Ⅱ-003/004TYPE-ⅢTYPE-IV
TYPE-VTYPE-VI

BAO BAO ISSEY MIYAKE

BAO BAO ISSEY MIYAKE(バオバオイッセイミヤケ 通称:バオバオ)は2010年秋冬シーズンからスタートしたバックブランドです。

バオバオ最大の特徴は「三角形のピース」。
イッセイミヤケのコンセプトである”一枚の布”を具現化し、 三角のピースで構成されたバッグは、用途によって平面から立体へと変えられる機能面の高さ、他では見られないファッション性、さらに新たな素材との融合など幾通りのデザインが楽しめる、など類のない斬新さが人気を集めています。

発表当時はトートバッグが主流でしたが、今ではミニショルダーバッグからハンドバッグ、リュックまで幅広いラインナップが揃っています。

バオバオアイテムシリーズ

LUCENT
LUCENT(ルーセント)
PRISM(プリズム)
PLATINUM
PLATINUM(プラチナム)
SLASH
SLASH (スラッシュ)
SOLID
SOLID (ソリッド)
KURO
KURO (クロ)

※画像引用:イッセイミヤケオンラインストア

me ISSEY MIYAKE

me ISSEY MIYAKE(ミーイッセイミヤケ)は、「me=わたし」の快適な生活を楽しむをコンセプトに2000年にスタートしたアパレルブランドです。当初ブランド名を「me」でしたが、2008年に「me ISSEY MIYAKE」に改名。

軽量でコンパクト、イージーケアと機能面の充実に加え美しいシルエットでおしゃれも楽しめるラインです。特に当初から人気の「STRETCH PLEATS(ストレッチプリーツ)シリーズ」は、縦横に細かいプリーツを施すことで全方向に伸縮し、折り畳んでもシワがつかず、速乾性も高いと重宝されるアイテムの1つです。

HaaT

HaaT(ハート)は2000年にスタートした「テキスタイル(織り物)から新たな発想を」をテーマにしたアパレルブランドです。

国境を超え、様々な素材や文化技術、価値観を組み合せ、手のぬくもりを感じられる洋服・小物を中心に展開しています。

HaaTでは「EVERY MONTH」「EVERY WEEK」「EVERY DAY」と多様性の現代社会に寄り添った3つのラインを展開しており、それぞれのシーン合う心地よいアイテムを生み出しています。

HaaT3ライン

EVERY MONTH
EVERY MONTH
EVERY WEEK
EVERY WEEK
EVERY DAY
EVERY DAY

※画像引用:イッセイミヤケオンラインストア

GOOD GOODS ISSEY MIYAKE

GOOD GOODS ISSEY MIYAKE(グッド グッズ イッセイ ミヤケ)は「選りすぐりのいいものを提案する」をコンセプトに2018年にスタートした雑貨アイテムブランドです。

バッグから財布など日常使いする物を中心に展開されています。 

GOOD GOODS ISSEY MIYAKEアイテムシリーズ

TSUTSUMI
TSUTSUMI(ツツミ)
MOKKO
MOKKO(モッコ)
MOKKO MONO
MOKKO MONO(モッコモノ)
AMIME
AMIME(アミメ)
PACKAGE
PACKAGE(パッケージ)
IROGAMI
IROGAMI(イロガミ)
BOX
BOX(ボックス)
FUWA FUWA
FUWA FUWA(フワフワ)
GRID
GRID(グリッド)
CELL
CELL(セル)

※画像引用:TSUTSUMIMOKKOMOKKO MONOAMIMEPACKAGEIROGAMBOXFUWA FUWAGRIDCELL

ISSEY MIYAKE PARFUMS

ISSEY MIYAKE PARFUMS(イッセイ ミヤケ パルファム)は、1992年にフランスのボーテ・プレステージ・インターナショナル社(資生堂グループEMEA)と共同開発された香水ブランドです。

メッセージを伝えるフレグランスであること。
希望や未来を感じさせること。
ボトルのデザインがシンプルで機能的であること。
日常性、普遍性と同時に驚きを感じさせるもの。

株式会社三宅デザイン事務所 プロダクト

をコンセプトにで培った唯一無二かつ独創的な物作りの観点から、現代社会との調和し、誰もが楽しめる香りが楽しめます。

ISSEY MIYAKE WATCH

ISSEY MIYAKE WATCH(イッセイミヤケ ウォッチ)は2001年にスタートした腕時計ブランドです。特定のデザイナーはおらず、三宅デザイン事務所とパートナーシップを結んだ国籍もジャンルも超えて、様々なデザイナーとのコラボ腕時計を発表しています。
本ブランドでは、
①毎回新鮮なデザインである
②アナログウオッチである
③日本製品である
④パッケージデザインもデザイナーが手がけること、以上4点をテーマとして今までにない新進気鋭な腕時計を目指し続けています。

ISSEY MIYAKE EYES

ISSEY MIYAKE EYES(イッセイ ミヤケ アイズ)は老舗眼鏡ブランドの金子眼鏡と協業したアイウェアブランドです。

①日常を重視したベーシックスタイルである事

②素材、構造、ディテールにおいて高い品質を実現する事

③長く愛用される製品であり続ける事

イッセイミヤケ公式サイト

この3つをコンセプトに「BONE SERIES」「ELEMENT SERIES」「IMシリーズ」、「GEOMETRY」などが展開されています。

金子眼鏡の情報まとめ|値段・評判・セール・おすすめ人気フレーム

ISSEY MIYAKE廃盤・休止中ライン

ISSEY MIYAKE MEN
ISSEY MIYAKE MEN(イッセイミヤケメン)は2020-21年秋冬シーズンをもって休止を発表。
A-POC
A-POC(エイポック)は2007年に終了、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEへ名称変更。
ORJ
ハート(HAAT)のライン。
デザイン会社ベイビー・バンブー・デザイン・オフィスとの協業し2017-18年秋冬からスタート。
ISSEY MIYAKE FETE
ISSEY MIYAKE FETE(イッセイミヤケフェット)は、2002年に試験的プロジェクトで始動したブランド。
陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE
三宅一生氏とプロジェクトチーム「Reality Lab.(リアリティ・ラボ)」が発表した照明シリーズ。2013年にはドイツの国際的デザイン賞「iF DESIGN AWARD 2013」で金賞を受賞した。

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