カルティエのラブリングはなぜ永遠の愛を証明する指輪なのか
- カルティエの「ラブコレクション」とは
- カルティエの指輪「ラブリング」とは
- かつてのラブリングブーム、あの芸能人も……
- カルティエ・ラブリングの種類
- 婚約指輪と結婚指輪、どちらがおすすめ?
- ラブリングは刻印ができる
- カルティエのラブリングはダサい?
- まとめ
フランスの高級宝飾ブランド カルティエ(Cartier)のラブ(LOVE)リングは、なぜ永遠の愛を証明する指輪といえるのでしょうか?
この記事では
「ラブリングについて知りたい」
「ラブリングに込められた意味はなに?」
「ラブリングの人気モデルを教えて!」
このような疑問におこたえしています。
その他にも、日本でのラブリングブームについてや価格帯についてもご紹介していますので、ラブリングについて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
カルティエの「ラブコレクション」とは
カルティエの「ラブ(LOVE)コレクション」は、1970年代のニューヨークで誕生しました。今回ご紹介するリングの他に、ブレスレットやサークル(ネックレス)などが展開されています。ラブコレクションのデザインの特徴は、等間隔に配されたビスモチーフにあります。
これは、その昔ヨーロッパの戦士が、自分の妻が浮気できないよう貞操帯をつけさせていたという伝説からインスピレーションを受け、貞操帯の鍵をモチーフに創作されたものです。
そのため、ラブコレクションは「束縛」や「愛の絆」がジュエリーのテーマになり、世界中の恋人たちに支持されるコレクションとなりました。
カルティエの指輪「ラブリング」とは
カルティエのラブ(LOVE)リングは、1970年代のニューヨークで誕生した自由な愛のシンボルです。
デザインしたのはイタリア出身のジュエリーデザイナー、アルド・チプロ。
3.6〜5.5ミリ幅のやや厚みのあるリングにドライバーで留められたビスモチーフが「永遠の愛」や「変わらぬ愛」を象徴します。
時を経ても色褪せない気品があり、確固たるデザインコードはさまざまな時代においてもゆるぎない地位を確立してきました。
ラブリングにはビスモチーフのみのシンプルなデザインの他に、ダイヤモンドをあしらったものもあり、ブライダルリングとして着用するカップルも多く存在します。
ラブリングの持つ意味について
ラブリングの持つ意味は、
・愛の絆
・束縛
・永遠の愛
・変わらぬ愛
などがあります。
ラブコレクションには「あなたは愛のためにどこまでいけますか?」というテーマがあるので、ラブリングはまさに愛の象徴といえるでしょう。
かつてのラブリングブーム、あの芸能人も……
ラブリングが日本で大流行したのはバブル最盛期の1990年代のことです。
ラブリングが日本デビューした1983年からジワジワと人気が出始め、1997年に安室奈美恵さんが婚約指輪として着用したことがきっかけで一大ブームとなりました。
その後も浜崎あゆみさんが愛用しているリングとしても話題になり、最近では桐谷美玲さんも愛用者として話題になりました。その他にもInstagramやTwitterで、海外アーティストやセレブがラブリングを着用している様子を度々見かけます。
カルティエ・ラブリングの種類
カルティエのラブリングの種類をご紹介します。
その前に、ラブリングには「ミニラブリング」なるものがあるのをご存じでしょうか?次章ではラブリングとミニラブリングの違いについてご紹介します。
ラブリングとミニラブリングの違い
ラブリングとミニラブリングの違いはリングの大きさです。
スタンダードなラブリングは幅が5.5ミリありますが、ミニラブリングはそれよりも細い3.6ミリ幅となっています。
カルティエでは「ラブ ウェディング リング」の名称で取り扱われていますが、ペアリングの女性用として使用される方も多くいらっしゃいます。
ほかにも、ミニラブリングよりもさらに細い「ラブリング スモールモデル」も存在します。
ラブリングの素材
ラブリングの地金の素材はつぎの4種類です。
・プラチナ
・ホワイトゴールド
・イエローゴールド
・ピンクゴールド
シーンに合わせてお好きな素材が選べるのはうれしいですね。
ブライダルリングとしてはプラチナが定番でしたが、最近ではゴールドを選ばれる方も増えています。
また、肌馴染みがいいピンクゴールドも人気ですね。実際に試着してみて、一番ピンとくるものをお選びいただくといいのではないでしょうか。
ラブリングのサイズ感
ラブリングは幅広タイプのリングなので、いつものサイズと同じものを着用すると少し圧迫感を感じてしまうかもしれません。
通常、幅広タイプのリングを着用するときは、1サイズ上のものをおすすめしています。
ちなみにカルティエの公式サイトに掲載されているラブリングのサイズ「52」は、日本サイズの「12号」にあたります。
ラブリングの人気モデル
ラブリングの人気モデルは「ラブ ウェディング リング」のピンクゴールドとホワイトゴールドのモデルです。通常のラブリングよりも細いので、毎日違和感なく着用できると人気があります。
また価格も146,300円と比較的手頃なので選ばれる方が多いようです。
ダイヤモンドモデル
カルティエのラブリングにはダイヤモンドモデルも存在します。
1個、3個、8個の大粒のブリリアントカットダイヤモンドを配したものや、88個ものパヴェダイヤモンドをあしらったリュクスなモデルもあります。
なかにはブリリアントカットダイヤモンドを72個も使用したゴージャスなモデルもあり、価格は200万円を超えます。
ラブリングの価格帯
ラブリングの価格帯は146,300〜2,046,000円です。
スタンダードなプラチナのラブリングは500,500円します。
婚約指輪と結婚指輪、どちらがおすすめ?
カルティエのラブリングは婚約指輪と結婚指輪、どちらにもおすすめです。愛の象徴ともいえるコレクションでファンも多いリングなので、大好きなデザインを特別な指輪に用いたいですよね。
婚約指輪におすすめなのは「ラブ ソリテール」モデルです。ラブの特徴であるビスモチーフリングの中央に鎮座するブリリアントカットダイヤモンドが印象的な逸品です。
結婚指輪には、通常のラブリングよりも幅が細いラブ ウェディング リングが人気があります。
重ね着けも素敵なラブリング
婚約指輪や結婚指輪として使用する以外に、重ね着けすることでデイリーユースにおしゃれに着用できますよ。SNSでは注目のファッショニスタがラブリングの重ね着けショットをアップしています。
例えば、ゴールドのラブリングに一粒ダイヤのソリテールを重ね着けしたものや、ラブリングとクラッシュ ドゥ カルティエを重ね着けしたもの、色違いのラブリング同士を重ね着けしたものがあります。
合わせるリングによって感じる印象が変わるので、いろいろなリングで試してみるのも楽しそうですね。
ラブリングは刻印ができる
カルティエでは刻印(文字彫り)のサービスをおこなっています。
もちろんラブリングもその対象です。お名前やイニシャル、日付などを無料で刻印できるので、特別なジュエリーにあなただけの文字を刻んでみてはいかがでしょうか。
カルティエのラブリングはダサい?
「カルティエのラブリングはダサい」
そのようなことを聞いたことはないでしょうか?
ラブリングは1990年代に一大ブームを起こし、知らないものはいない知名度の高いジュエリーとなりました。そのため一昔前に流行った指輪という風潮があったのですが、最近は再び流行の兆しを見せています。
そのブームを支えているのは、2000年以降に生まれた若い世代です。SNSのインフルエンサーや韓国のアイドルが着用しているのを見て、「自分もラブリングを着けたい」と思う若い世代が増えています。
まとめ
カルティエのラブリングは、なぜ「永遠の愛を証明する指輪」なのでしょうか?
その理由はつぎの3つだと考えられます。
・格式高いカルティエの「LOVE」の名を冠したジュエリーだから
・リングに込められた意味が素敵だから
・数多くの有名人が着用しているから
時代を超えて愛されるカルティエのラブリングは、これからも愛の象徴として長きにわたり多くの人々を魅了し続けるでしょう。