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タトラス型番徹底解明!独自調査で判明したタグの見方と年代

タトラス型番徹底解明!独自調査で判明したタグの見方と年代

タトラスとは新進気鋭のダウンウェアブランド

タトラス(TATRAS)は2006年~2007年の秋冬シーズンに設立されたイタリアのミラノを拠点としているファッションブランド。イタリア、ポーランド、日本とのコーポレートブランドとしてスタートし、ポーランドのホワイトグースダウンを使用するなどした高品質なダウンウェアが人気です。
現代にマッチしたスタイリッシュなデザイン性が注目され、2006年登場と比較的新しいブランドにも関わらず、モンクレールヘルノなどに並ぶ人気ダウンジャケットブランドとして広く知られています。

タトラスの型番を調査してみたらわかったこと

近年人気急上昇中のタトラスをもっとよく知ろうと、リユース相談本舗の調査隊がこれまで取り扱ったタトラス製品を中心に大規模な資料を作成。
モデル名・素材・カラー・型番(アイテムコード)を取りまとめ、型番にどんな意味があるのかを徹底解析したところ、型番には性別区分・製造年代・シーズン・モデル識別番号・アイテムカテゴリ区分が含まれていると推測できました。

ブランドを調査することで価値を深く知ることができ、価格を見誤ることなく、少しでも高くお値段を付けることができます。あと実際にお持ち込み頂いた際に査定価格算出が早くなります。その為リユース相談本舗ではこうした情報収集を欠かさず行っています。

タトラスの型番の見方

タトラス製品には品質表示タグに、アルファベットと数字が組み合わさった「型番」が印字されています。調査の結果、おそらく型番には性別区分・製造年代・シーズン・モデル識別番号・アイテムカテゴリ区分が含まれていると推測できましたので、その読み方を解説します。

①性別区分

先頭のアルファベットは「M」または「L」が振られています。

Mメンズ
Lレディース

②製造年代

アルファベットの後にある2桁の数字は製造年の西暦の末尾を示しています。

例1MTAT20A4566-D2020年製
例2LTAT23A4866-D 2023年製

③シーズン

製造年の後にあるアルファベットはコレクションシーズンを示しています。

A秋冬コレクション
S春夏コレクション

④モデル識別番号

モデル識別番号部分を読み取ることでダウンウェアのモデル名を知ることができます。
ただし同じ番号であっても、メンズ・レディースの違いで別モデル名の場合もありますので注意が必要です。

4148AGORDO アゴルド
4245LOSAN ローサン
4254GOFI ゴフィ
4255DAJIN ダジン
4289DOMIZIANO ドミッツィアーノ
4562BELBO ベルボ
4566BOESIO ボエシオ
4568BORBORE ボルボレ
4584FONDO フォンド[NYLON]
4833GRAMI グラミ
4834MELKO メルコ
4840TARO タロ
4841GESSO ジェッソ
4842POSEIDONE ポセイドーネ
4865DOMIZIANO ドミッツィアーノ[NYLON]
4866DOMIZIANO ドミッツィアーノ[Vegan Leather]
4905MADHI マーディ
※限定品などは同じモデル名でも番号が違うことがあります。

⑤アイテムカテゴリ

最後のアルファベットは製品のアイテムカテゴリが割り振られていると思われます。

Dダウン
Lアウター
Sボトムス(パンツ系)
Cスカート
Eワンピース
Aシューズ
Xバッグ
Zサイフ・キーリング等服飾小物
Yアクセサリー
TE生活雑貨系
Uその他(帽子等)

製造年から5年でメンテナンスの心構えを

タトラスダウンの寿命は?何年持つのが一般的?

タトラスのダウンジャケットは、着用頻度やお手入れ方法の個人差はありますがおおよそ5年程度で買い替えを検討しはじめて良いと考えられます。
製品としての耐久性は10年以上持つとは思いますが、しっかりとメンテナンスを行わないと少しずつダウンのヘタリや表面素材のキズ・におい付着・襟や袖周りの色付き変色・ダウンの飛び出しといった、くたびれ感が目に付くようになります。

とはいえ、「5年で買い替えは早い!もっと長く着たい!」と考える方も多くいらっしゃるでしょう。そこで長く大切に着るために、日常的にもしくは5年を目安にしっかりとしたメンテナンスを行うことをお勧めします。

お手持ちのダウンジャケットをみて、タグ型番から製造年を読み取り5年以上経っているのであれば、そろそろしっかりとしたメンテナンスを考えても良い頃でしょう。

日頃のお手入れ方法

タトラス公式サイトでは以下のように記載されています。

ご自宅で保管する際は、直射日光を避け、風通しの良い場所に吊るして保管してください。
ほこりや汗、油脂などの汚れは、生地の劣化を引き起こす原因となりますので、シーズンが終わった後にはクリーニングを行い、保管することをおすすめします。
防水スプレーの使用は、生地を傷める可能性があるため、おすすめしておりません。
その他のケアについては、製品に記載されている「お取り扱い上のご注意」をご確認の上、お客様のご判断で行ってください。

タトラス公式サイト

ダウンジャケットに限らず、基本的にアパレル製品は「直射日光を避け風通しの良い場所での保管」が基本です。強い太陽の光に長時間さらされることは生地が劣化する原因にもなると言われていますので、洗濯物と一緒に外干しする場合には短い時間にとどめておくことをお勧めします。

ダウンジャケットのクリーニング方法

タトラスをはじめとした高級ダウンウェアはクリーニングで失敗したくないでしょう。

弊社にて特定のクリーニング店のご案内は行っておりません。
日頃よりお客様がご信頼されているクリーニング店へお出しくださいますようお願いいたします。

タトラス公式サイト

タトラス公式としても推奨するクリーニング店は無いと明記されているため、自分で信頼できるクリーニング店を見つけて依頼するしかありません。

ダウンウェアをクリーニングに出して失敗した例として、
・ボリュームダウンした
・汚れ・においが落ちていない

などが挙げられますが、特にダウンジャケットはふっくら感が重要ですのでボリュームダウンしてしまうのは論外です。

こうしたトラブルを回避するには、できるだけクリーニング店を下調べし、ハイブランドダウンの取り扱い実績があるかや口コミがどうか等を調べることをお勧めします。

ただしよくある勘違いとして、クリーニング仕上がり直後はお店の保管方法による多少ボリュームダウンを感じることがあります。その場合持ち帰ってすぐ、ダウンを振るようにして空気を入れ、ほぐし整えるよう全体を手で叩くとふっくら感が戻ります。
仕上がり直後がぺたんこだったからと言ってすぐ「悪いクリーニング店だ」と決めつけないように。

クリーニング価格の目安

高級ダウンの部類であるため価格は少し高く、クリーニング店のサービス内容にもよりますが1着7,000円~10,000円程度とみておくべきでしょう。高級ダウンコースやウェットクリーニングに対応したコースを選択することになるため一般的なダウンジャケットの価格より高くなります。

タトラスの修理・お直し方法

タトラスの修理やお手入れは「REPRO-PARK(リプロパーク)」にて受け付けており、以下のように記載があります。

TATRAS製品の修理やお手入れに関するご相談は、弊社の修理部門「REPRO PARK」(https://repropark.jp/)にて承っております。
ご希望の内容に応じてご案内しておりますので、ご参照ください。

タトラス公式サイト

以前は購入店舗にて修理を依頼するスタイルだったタトラスですが、現在は仕様が変更されているため注意が必要です。

1年以上着ていないタトラスは売りに出すのもひとつの手

タトラスのダウンジャケットは、近年非常に人気が出ていて中古業界でも注目されているブランドの一つです。

バッグや時計などとは違いアパレル製品は、購入から年月が経っているものや使い込んだ製品はガクンと売却価格が落ちてしまうのが一般的ですが、タトラス製品をはじめとした注目度の高いブランドはブランド力に支えられているため買取価格が落ちにくいのです。

クリーニングに出しても取れないシミがある・ダウンがへたったなどの理由で1年以上着ていないタトラスのダウンジャケットをお持ちの方は、売却も検討してみてはいかがでしょうか。

リユース相談本舗では着なくなったタトラスのダウンジャケットを積極的に買取いたしております。ブランドにまつわる知識を日々蓄積し、ブランドの価値を正しく認識した上で適切なマーケットで販売。「売るお客様」「買うお客様」どちらも満足のいくようファッションアパレルに強いリユース相談本舗が納得の買取価格をご提示いたします。

タトラス買取