古物商には資格がいる?許可番号検索データベースはこちら

- 古物商とは|わかりやすく解説
- 古物商許可番号
- 古物商の許可番号検索データベース一覧
- データベースに載っていないと信頼できない?
- まとめ
- 多くの買取店は、WEBサイトに許可証番号などの情報を掲載しています。「〇〇県公安委員会許可」の後に12桁の番号が記載されているかを確認しましょう。
- メルカリなどのフリマサイトではプロフィールページ(ショップ情報や会社概要など)に古物商許可番号が記載されている場合があります。
街を歩いていると「中古品買取・販売」の看板をよく目にします。東京の新宿だけでも古物を扱う買取店が60店舗以上存在するそうです。
これらの買取店のような、ブランド品をはじめとした中古品の宅配買取、店頭買取、出張買取などのサービスを提供するには「古物商許可」が必要です。
まず、古物商許可について解説する前に、古物商とは何かを確認していきましょう。
古物商とは|わかりやすく解説
古物商とは、古物の売買や交換を行う個人・法人のことを指します。また、委託を受けて売買や交換を行う営業も古物商に該当します。
古物営業を行うには、必ず古物商許可が必要です。
信頼できる買取店を見分けるためにも、古物商許可を取得しているかどうかを必ず確認することが大切です。
そもそも古物って何?
古物とは、一般的に「中古品」と呼ばれるものを指します。細かい定義はありますが、古物営業法では以下のように定義されています。
第一条 この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品を含む。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入をしたものをいう。
衆議院 古物営業法
フリマサイトなどで買い取った新品・未使用品であっても、小売店等から一度でも一般消費者の手に渡った物品は、古物営業法上の「古物」に該当します。
なぜ古物商許可が必要なの?
古物商許可は盗まれた品物が古物として処分されることを防ぐために必要不可欠です。また、万が一盗品が市場に出回ってしまった場合でも、相手方の本人確認などの義務や規制があることで、警察が迅速に発見できる仕組みになっています。
双方がトラブルに巻き込まれないようにするために、古物商許可は重要な役割を担っています。
許可を受けずに古物営業を行った場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金に処される可能性があります。古物営業を行う際は、必ず古物商許可を取得しましょう。
また、古物は「衣類」「時計・宝飾品類」「皮革・ゴム製品類」など13区分に分類されており、許可申請の際には取り扱う物品の区分を届け出る必要があります。そのため、申請時には十分注意しましょう。
古物商許可番号
古物商許可証の番号は、公安委員会が発行する12桁の固有番号で、古物商許可を取得した際に付与されます。
この番号は重複することがないため、確認することで安心して取引を行うことができます。
古物商許可の確認方法
古物商の許可がされているか確認するには、以下の方法があります。
営業所に設置された古物商プレートを確認する
古物商は、営業所(店舗)に古物商プレートを掲示することが義務付けられています。営業所を訪れる際に、確認することが可能です。
WEBページを確認する


公安委員会のホームページ利用取引を行う古物商一覧で検索する
公安委員会では、古物商許可を受けた個人・法人に関する情報をデータベースで公開しているので、そちらを検索することで、確認することできます。
取引相手に直接確認する
上記に掲載されていない場合もあるので、取引相手に直接、古物商許可証の提示を求めるのが最も確実です。
古物営業を行っていながら古物商の許可番号を持っていない業者は無許可営業のため違法です。そのため、取引は控えるべきでしょう。
古物商の許可番号検索データベース一覧
ホームページ利用取引を行う古物商の許可番号は、各都道府県の公安委員会が古物商許可番号をWEBサイトで公開しています。
「〇〇県の古物商許可番号検索データベース」をタップすると、各都道府県の公安委員会のWEBサイトへ移動します。ページ内に掲載されているリストやPDFファイルから確認することが可能です。
北海道・東北地方
関東地方
中部地方
近畿地方
中国地方
四国地方
九州・沖縄地方
データベースに載っていないと信頼できない?
ホームページ利用取引を行う古物商一覧に掲載されていなくても違法ではありません。
掲載されていない理由としてまず考えられるのは、URLの届出がされていない場合です。
各都道府県の公安委員会が公開しているデータベースには、「ホームページのURL」を届出た業者のみが掲載されます。
そのため、業者がホームページを持っていない、またはURLを届出ていない場合は、データベースに掲載されていません。
また、タイムラグによって未掲載の可能性もあります。
データベースの公開時期と、業者が古物商許可を取得したタイミングが近い場合、反映に時間がかかることがあります。その場合は、しばらく待つことでデータベースに掲載されます。
データベースに載っていないからといって、必ずしも信頼できない業者とは限らないので安心してください。
まとめ
中古品の売買を行う際は、古物商許可を取得しており、古物商許可番号を提示している個人・法人と取引することが、トラブルを未然に防ぐ上で重要です。
さらに、各都道府県公安委員会のホームページ利用取引を行う古物商一覧に掲載されている業者を選ぶことで、より安心して取引を行うことができます。
より安全で快適な中古品取引のためにも、これらのことを意識して買取店を選びましょう。
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ビープライスでは出張買取をおこなっております。もちろん「古物商許可」は取得しております。古物商許可番号は「行商従業者証」に記載されており、出張買取で訪問の際は必ずご提示いたします。
安心・安全な出張買取をお求めの方は、ぜひビープライスの出張買取をご利用くださいませ。