【2021年4月更新】万年筆のインクQ&A|種類と特徴・インクの変え方・おすすめインク

万年筆おすすめインク|カートリッジ・ボトルどっちがいい?インク選びのコツ
こんにちは。
万年筆は自分好みのインクを選ぶ楽しみも魅力の一つですよね。
しかし万年筆のインクの種類は多く、

インク選びはこれでいいのかな?
初心者が使うならどのインクがいい?
インクの保管ってどうすればいいの?

など疑問はたくさん出てきますよね。

今回はインク選び・使い方の分からないを解決できるようQ&A形式で解説します。
さらにインクの基礎知識やおすすめインクもご紹介。
ぜひご参考ください。

目次

インクの種類について

Q:染料インク・顔料インク・没食子インクの特徴を教えてください

A:
染料インクは万年筆で代表的なインクです。
【メリット】
・発色がよい
・カラーバリエーションが豊富
・水に溶けやすいためメンテナンスが簡単
【デメリット】
・耐水性が低くくにじみやすい
・光に影響を受け色あせしてしまう

顔料インクは公的文書にも使用できる耐性に優れているインクです。
【メリット】
・水に強い
・長期保存向き
【デメリット】
・耐水性があるために乾燥し詰まると修理が必要
・カラーバリエーションが染料に比べ少ない

没食子インクは昔の万年筆のインクで主流に使用されていたインクです。
【メリット】
・水に強い
・耐光性がある
・化学変化で色の変化を楽しめる
【デメリット】
・含まれる鉄分の影響で万年筆内部で腐食を起こす可能性がある
・小まめなケアが必要

インクの種類について詳しくはこちら

Q:万年筆用のインクは混ぜてもいいですか?

Q:万年筆用のインクは混ぜてもいいですか?
A:基本万年筆のインクは混ぜてはいけません。※混色OKのインクは除く
その理由に、インクを混ぜることにより化学変化が起こり、ペン詰まりなどのトラブルになる可能性があるからです。
そのため同じメーカーでも、インク同士は絶対に混ぜないようにしましょう。

インクの耐性について

Q:インクの耐水性は重視した方がいい?

インクの耐水性は長期保存が必要な公的文書や契約書などに使用する際は注目するべきポイントとなります。
長期保存が必要ない時は、特段気にする必要はないでしょう。

Q:耐水性に優れているおすすめインクは?

A:

セーラー万年筆・蒼墨
セーラー万年筆・蒼墨
参考価格2200円

インクの種類 顔料インク

 

セーラー万年筆・青墨
セーラー万年筆・青墨
参考価格2200円

インクの種類 顔料インク

 

Q:インクで乾くスピードが違うのは何故?

A:その理由は各メーカーそれぞれインクの配合成分が異なるためです。
その他にも紙質やペン先の線の太さ、インクの種類によっても乾きに違いが生じます。

Q:速乾性に優れているおすすめインクは?

A:

パイロット・INK-70
パイロット・INK-70
参考価格1,100円

インクの種類 一般書記用インキ

 

セーラー万年筆・極黒
セーラー万年筆・極黒
参考価格2,200円

インクの種類 顔料インク

 

インクの量について

Q:ボトルorカートリッジ|コスパがいいのはどっち?

A:容量ではボトルの方がコスパがいいです。
ですが、インクそのものの価値は使用するシチュエーションで変わります。
自宅やオフィスなど決まった場所で使用するならボトルをおすすめします。
外出先で使用するなら持ち運びが便利ですぐにインク交換ができるカートリッジ式をおすすめします。

インク形状について詳しくはこちら

Q:ボトル50ccはカートリッジで何本分?

A:カートリッジは1本約1cc(0.8~1.2cc)のため、ボトルでは約50本分となります。

インクの換え方について

Q:インクの色を換える時の注意点は?

A:必ず万年筆の中にあるインクを使い切る又は破棄し、綺麗に洗浄しましょう。
その理由は異なるインクが混ざってしまうと化学変化が起こり、ペン詰まりなどの原因になるためです。さらに色や品質にも影響がでる場合もあります。
必ず綺麗に洗い乾燥させた後に新しいインクを補充しましょう。

Q:他社インクでも似た色なら洗浄しなくてもいいですか?

A:必ず洗浄してください。
上記でも解説したように化学変化により万年筆が使えなくなる可能性があります。

おすすめのインクについて

Q:公的に使えるおすすめインクは?

Q:公的に使えるおすすめインクは?
A:公的な文書で使用する場合、長期保存の観点から経年劣化しにくいブルーブラックインクがおすすめです。
ブルーブラックとはブルーとブラックの中間色と思われがちですが、本来は書いた直後はブルーで時間がたつと黒になるインクのことを指します。
水・光に耐性があり、また他の色に比べ社会的に認知されているので公的文書で使用するならブルーブラックが一押しです。

Q:おすすめブルーブラックインクを教えて!

A:

セーラー万年筆・青墨
セーラー万年筆・青墨
参考価格2200円

インクの種類 顔料インク

 

パイロット・INK-70-BB
パイロット・INK-70-BB
参考価格1,100円

インクの種類 一般書記用インキ

 

Q:初心者におすすめインクは?

A:万年筆にまだ慣れていない方は、ペン詰まりなどトラブルが起きにくくお手入れも簡単な染料インクがおすすめです。
さらに万年筆と同じメーカーのインクを使用することもおすすめします。
インクの成分は各メーカーで異なっているため、他社のインクを使用したことにより万年筆にダメージを与えてしまう可能性があります。
なので最初はトラブルが起きる可能性が低くスムーズに使用することができる同じメーカーの物を使用しましょう。
万年筆の取り扱いに慣れてきた頃に、他社のインクを試してみてもいいかもしれませんね。

万年筆とインクの使い方

Q:インクの消費期限はありますか?

A:各メーカーで多少異なりますが、約2年~3年と言われています。
期限を過ぎると、色あせや異物の混入による詰まりなどトラブルになる可能性があります。

Q:インクの保管方法を教えて下さい

A:光や熱を避け、冷暗所で保管しましょう。
インクの包装箱の中に入れ、クローゼットなど扉があるところで保管がベストです。
ただし、放置するぎるとインク内にカビが発生してしまうことがあるので、定期的にチェックしましょう。

Q:ペン先のインク量は調節はできますか?

Q:ペン先のインク量は調節はできますか?
A:調整は可能ですが、一般的にむずかしい作業となります。
万年筆の修理を専門に取り扱っている業者へ依頼することがベストでしょう。
予算としては3000円~8000円ほど必要となるケースが多いようです。

Q:万年筆のインク残量を調べる方法は?

A:インクビューがついている万年筆ならば目視で確認ができます。
インクビューとは基本的に吸入式の万年筆にあるインクの残量を確認できる透明な窓をのことを指します。
インクビューのない吸入式万年筆の場合は「書けなくなったら又はかすれてきた」でインク残量を知ることができます。

Q:使ってない万年筆のインクの量が減っていました。なぜ?

A:実は万年筆のインクは自然蒸発します。
万年筆の構造により蒸発量の異なりますが、使っていなかった万年筆のインクが蒸発して気が付けば空なんてことも実際にあります。

Q:万年筆を複数もっています。ペン先が乾かないようにする方法を教えて下さい

A:万年筆にとって「ドライアップ」というペン先でインクが乾いている状態は非常によくありません。
複数持っている場合は、1つの万年筆だけを使うのではなくローテーションで使用する、使用頻度が低い万年筆は洗浄しインクを抜いておくなどの対策をしておきましょう。

Q:書く時に手にインクがつかない対処法は?

A:万年筆使用時に手にインクがついてしまう原因に、
・キャップ内が汚れている
・正しい持ち方が出来ていない
が挙げられます。
キャップ内を綿棒などで綺麗にし、万年筆の正しい持ち方を意識してみましょう。
他にも書く際に万年筆を持つ手の下にティッシュを引いておく、速乾性のあるインクに変えてみるなどの方法もあります。

万年筆のインク基礎知識

インクの種類 | 染料・顔料・古典

万年筆インク選びのコツ
万年筆のインクには大きく分けて「染料インク」「顔料インク」「古典(没食子/もっしょくし)インク」の3種類が存在します。
それぞれ特徴があるので使用する用途や求める機能などで選ぶといいでしょう。

染料インク

染料インク
万年筆の多くが「染料インク」が使用されています。
染料インクには水に溶けやすいという特性があり、ペン先でインクが詰まってしまった時も水につけるだけで簡単にメンテナンスすることができます。
また染料インクはカラーバリエーションが豊富で好みの色と出会えるチャンスの高いです。
その反面、耐水性が低くく書いた文字にじみやすい、光に影響を受け色あせしてしまう弱点があります。
時間の経過により文字が劣化してしまう可能性があるため、ビジネスシーンには向かず日記や手帳などに使用がおすすめです。

顔料インク

顔料インク
「顔料インク」は水や色あせに強い特性があり、またしっかりとした書き味で長期保存する書類などに最適なインクです。
ただ水に溶けにくい特性あるため、ペン先にインクが詰まってしまうとメンテナンスが難しく万年筆を痛めてしまう可能性があります。
そのためこまめなお手入れが必要となり、万年筆初心者の方よりもに慣れている方向けのインクとなります。
またカラーバリエーションが染料インクに比べて少なく、ブラック・ブルーブラックなどがメインとなります。

古典インク
(没食子インク/もっしょくし)

古典インク
古典インクは昔は万年筆インクのメインとして使用されていましたが、現在は製造数が減り一部メーカーで販売されています。
古典インクには鉄分が含まれており、それにより耐光性・耐水性がよく長期保存にも向いているインクです。
また化学変化を起こすことも特徴の一つで、時間の経過により当初書いた色味から黒色へと変化します。
この変化を好んであえて古典インクを選ぶ方もいらっしゃいます。
ただこの鉄分の影響で万年筆内部で腐食を起こしてしまう可能性があり、こまめなお手入れが必要となります。

万年筆インクの種類まとめ

染料インク 顔料インク 古典インク
長所 一般的なインク
カラーバリエーションが豊富
耐光性・耐水性がある
長期保存に最適
色味の変化が楽しめる
耐光性・耐水性がある
短所 水・光に弱い
にじみ・色あせしやすい
カラーバリエーションが少ない カラーバリエーションが少ない
メンテナンス かんたん こまめなお手入れが必要 こまめなお手入れが必要
おすすめ用途 日記・手帳・メモ 長期保存する書類におすすめ 長期保存する書類におすすめ
初心者向け

インクの形状|カートリッジ・ボトル

カートリッジ

万年筆 カートリッジ
カートリッジは簡単にインクの補充ができ万年筆初心者の方におすすめです。
持ち運びに便利なところも嬉しいポイントです。
ただ使用できるのが万年筆のメーカーが販売している専用カートリッジのみのため、カラーバリエーションはボトルタイプに比べ少なくなります。

ボトル

万年筆 ボトル
ボトルタイプの魅力は豊富なカラーバリエーションです。
また混ぜられるインク(プラチナ万年筆/ミクサブルインク)を使えば自分好みの色を作り出すことも可能です。
ガラス瓶から直接インクを入れる万年筆の醍醐味を感じらることができます。
※基本インクは同じメーカーでも混ぜると科学反応を起こしてしまう危険性があるので専用インク以外は行わないようにしましょう。

おすすめ万年筆インク・10選

厳選した評価の高いインクをカートリッジ・ボトルそれぞれ5種類ご紹介します。
この他にもカラーバリエーションが豊富なシリーズやユニーク性のあるインクなどがあるので集めてみる楽しみもあります。
あなたのお気に入りのインクとの出会えますように!

カートリッジインク・5選

プラチナ万年筆・カートリッジ10本入
プラチナ万年筆・カートリッジ10本入
インクの種類 染料インク
カラーの種類 3種
参考価格 300円
一言 発色の良さと滑らかな書き味が人気のアイテムです。
染料インクではありますが耐水性・耐光性に優れており、裏抜け・にじみにも強いインクです。

 

ラミー・インクカートリッジ5本入
ラミー・インクカートリッジ5本入
インクの種類
カラーの種類 7種
参考価格 550円
一言 リーズナブルな価格、カラーバリエーション豊富さ、発色の良さなどから人気を集めているラミーのカートリッジインクです。
Lamy2000以外の全てのラミーの万年筆に対応しているので、ラミー持ちの方におすすめの一品です。

 

パーカー・カートリッジインク5本入
パーカー・カートリッジインク5本入
インクの種類 染料インク
カラーの種類 3種
参考価格 600円
一言 滑らかな書き心地が気持ちいいパーカーのインクです。
速乾性もあり、ブラックの中でも鮮やかな黒を演出してくれます。

 

エルバン・カートリッジインク6本入
エルバン・カートリッジインク6本入
インクの種類
カラーの種類 20種
参考価格 550円
一言 エルバン・カートリッジインクは豊富なカラーバリエーションと可愛いアルミ缶に入っており飾る楽しみもあるインクです。
欧州共通規格のためお手持ちの欧州タイプ万年筆なら使用することもできます。

 

ペリカン・インクカートリッジ6本入
ペリカン・インクカートリッジ6本入
インクの種類
カラーの種類 9種
参考価格 550円
一言 滑らかで癖がない書きやすいと評価を得ているインクです。
持ち運びにも便利なサイズで普段使いに活躍する一品です。

 

ボトルインク・5選

セーラー・ 極黒(きわぐろ)
セーラー・ 極黒(きわぐろ)
インクの種類 顔料インク
カラーの種類 1種
参考価格 2200円
一言 セーラーが独自開発した超微粒子顔料インクにより、水に強くにじみにくい特徴があります。
速乾性にも優れており普段使いにぴったりなお品です。

 

パイロット・iroshizuku(いろしずく)
パイロット・iroshizuku(いろしずく)
インクの種類
カラーの種類 24種
参考価格 1650円
一言 日本の美しい情景からインスピレーションを受けたiroshizukuは全24色あり、豊富なカラーバリエーションが楽しめます。

 

モンブラン・ボトルインク
モンブラン・ボトルインク
インクの種類 染料インク
カラーの種類 12種
参考価格 2600円
一言 モンブランのロイヤルブルーは「最も美しいブルーインク」と評価されているインクです。
またオブジェのような靴型デザイン性に人気が集まっており、さらに安定性・詰替しやすいと利便性の高いアイテムでもあります。

 

ペリカン・ボトルインク
ペリカン・ボトルインク
インクの種類
カラーの種類 8種
参考価格 1100円
一言 ペリカンの代表的なインク「4001」シリーズです。
販売から100年以上愛され続けているロングセラー商品で、高級感のあるボトルデザインと全11色のカラーバリエーション豊富さが人気の理由です。

 

プラチナ万年筆・ミクサブルインク
プラチナ万年筆・ミクサブルインク
インクの種類 染料インク
カラーの種類 9種
参考価格 1200円
一言 ミクサブルインクの最大の魅力は自分で色を作ることができるインクです。
基本インク同士を混ぜることはトラブルが発生する可能性があるため推奨されていませんが、ミクサブルインク同士なら問題ありません。
60mlと20mlの用容量の違うボトルも販売されており、他のアイテムと比較して自由度の高いインクとなります。

 

万年筆のインクQ&Aまとめ

今回はインク選びやインクの使い方について疑問点をまとめ解説してきました。
この記事は今後も随時更新していくので、定期的にチェックしてもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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