モンブランの万年筆の中でも特にマイスターシュテュックを高く売りたい方必読!マイスターシュテュックのコレクション別買取価格の紹介や、買取に持ち込む前にメンテナンスをするだけで買取価格が変動するチェックポイント等についてまとめてみました。思わぬ買取価格になる万年筆を安く手放してはもったいないのでしっかりコツを伝授いたします。
目次
モンブランは創業から100年以上の歴史をもつ世界有数の知名度を誇る筆記具メーカーです。コンセプトは「The Art of Writing(書く芸術)」としており、世界中のプロの作家やビジネスマンそして万年筆愛好家まで幅広く愛用されているブランドです。
創業は約100年前のドイツに遡り、クラウス・ヨハネス・フォスという起業家によりその第一歩を踏み出しました。モンブランの名前の由来は、ヨーロッパ最高峰の山「モンブラン」からといわれております。ブランドシンボルである「ホワイトスター」はモンブランの山頂を覆う万年雪をイメージしています。
ペン先に刻印されている「4810」はモンブラン山の標高で、最高品質の証明となっております。現在は、万年筆やボールペン等の高級筆記具だけでなく、時計やバッグ・小物まで幅広く取扱い高い評価を得ています。
世界中の誰もが憧れる、万年筆愛好家なら一度は手にしたい万年筆です。飽きのこないデザインが人気で、高級万年筆の最高峰と呼ばれています。マイスターシュテュックの語源はドイツ語で「傑作」という意味をもち、モンブランの熟練した職人たちによって作られた万年筆はしっくり手に馴染み、丸みを帯びたシルエットで安定感があり書き心地もなめらかです。
また各国の国賓が調印式などのシーンで使われたりするほどの逸品です。またマイスターシュテュックの中でも、サイズやペン先の素材が異なるなるため買取価格にも若干の違いがございます。ご紹介する万年筆は過去の買取実績から、買取経験豊富なバイヤーが各コレクションの買取相場をご紹介致します。
買取相場 27,000~33,000円
最高峰の万年筆で上級者用向き。誰もが憧れる逸品で世代を問わず高い人気を誇ります。高価買取が期待できます!
スペック詳細
□ペン先:ロジウム装飾18金 □機構:吸入式 □長さ:約149mm(収納時) □軸径:約15mmφ □重さ:約33g
買取相場 22,000~28,000円
149に比べるとやや小ぶりで中級者用の万年筆です。使い込むほどに書き癖がなじみ、滑らかな書き心地が得られます。中古市場ではよく出回っているので人気があり高価買取が期待できます。
スペック詳細
□ペン先:ロジウム装飾14金 □機構:吸入式 □長さ:約146mm □軸径:約13mmφ □重さ:約27g
買取相場 12,000~18,000円
通常のマイスターシュテュックに比べ細身なボディですが精魂込めて作り込んだ逸品。スクリュー式のキャップが特徴。149や146に比べるとやや人気が劣るため、若干買取価格も下がることがありますが高価買取が可能です。
スペック詳細
□ペン先:ロジウム装飾14金 □機構:両用式 □長さ:約145mm □軸径:約12mmφ □重さ:約22g
買取相場 8,000~13,000円
最小コレクションで根強い人気!コンパクトながらマイスターシュテュックのすべてが詰め込まれております。
コンパクトな万年筆は手帳と一緒に持つことができ実用的ではありますが、やはり他のマイスターシュテュックよりもやや買取価格が低くなる可能性がございます。
スペック詳細
□ペン先:ロジウム装飾14金 □機構:カートリッジ式 □長さ:約114mm □軸径:約11mmφ □重さ:約16g
いかがでしたか。それぞれに異なる特徴をもったマイスターシュテュックコレクションを一部ご紹介いたしましたが、まだ他にもさまざまコンセプトを持ったマイスターシュテュックコレクションが展開されております。モンブランの飽くなきデザインの追求、そして技術の進化がマイスターシュテュックを高価買取できる一つの答えかもしれません。
いざ、モンブランの万年筆を買取に出そうと思っても、どこに売れば高く買ってもらえるのか悩みませんか?ビープライスでは、少しでも高く買取できるコツをお伝えしたいと思います。
万年筆を売る場所としては地元近くの総合リサイクルショップや質屋さんか、または個人売買(ヤフオク・メルカリ)を検討される方が多いのではないかと思います。しかし、それぞれの特徴やメリット・デメリットがございます。
・総合リサイクルショップの場合
万年筆以外に、衣類や家電・家具といったものまで幅広いジャンルを取り扱っておりますので、さまざまな品物を一気にまとめて査定してくれます。また気軽に立ち寄れ商品も購入もできます。買取成立後は即現金ですのでトラブルの心配がございません。しかし、担当者によっては万年筆の買取経験や知識が乏しく、万年筆の適正な査定額が提示されないる場合がございます。
・ネットオークションなどの個人売買の場合
出品手続きや商品発送等が手間ではありますが、買取店等で買取してもらうよりも高値で取引が可能です。しかし、個人売買では本来の落札価格以上の金額設定にしがちなため、すぐ落札されなかったり落札後に落札者からのクレームやトラブル等が起きる可能性がございます。
・ブランド買取専門店の場合
専門店と言っても時計専門店・貴金属専門店・洋服専門店など商材によって取扱ブランドが異なりますが、万年筆を取扱っている専門店だと担当者の買取経験や知識が豊富なので思った以上の高値がつく場合があります。また買取成立後はその場で現金でお支払いしますのでトラブルの心配も無いです。
しかし、専門分野以外の商材を持ち込むと取扱不可で買取してくれないケースがあるため、持ち込む場合は事前にそれぞれの専門分野に分けておく必要があります。
それぞれのメリットとデメリットを理解して買取店を選ぶことが大事ですね。
やはりなんといっても、一番高価買取になるのは新品・未使用品状態です。理由は使用感による買取価格が低くなることがないからです。といっても買取に出す万年筆は、使っているものがほどんどだと思います。その場合は、使用した状態で買取に出すのではなく万年筆のホコリやインク汚れを落としておくだけでも買取価格が変動します。
特にペン先はデリケートな部分な為、変色や変形がないかチェックしましょう。長期保管していた万年筆の場合は、インクを補充し試し書きしておくことも大事です。ペン先が変形して書けなかったり、インクが漏れたりすると買取価格がかなり下がる可能性がございます。
付属品については箱や保証書を全て揃えて買取に出すとより高価買取に近づけられます。
・マイスターシュテュックシリーズの中では149が一番人気く高価買取が期待できる。
・買取店なら万年筆に関する知識を持った鑑定士が常駐しているお店選びが重要。
・付属品は大切に保管しておく。
モンブランの万年筆は長年愛用できるものが多いので、もし万年筆を使用しなくなったら買取に出してみましょう。ご自身でネットオークションに出してみたり、近くのリサイクルショップに持っていくのもいいかと思います。実際にどんなお店なのか行ってみないと知らないことやわからない事が多いと思います。
買取店によっても接客対応やサービス内容が様々ですので、お問い合わせする事も大切です。モンブランの万年筆を買取してもらうとき不安があるかと思いますが、是非、長く付き合い安心・信頼できるお店を見つけてください。