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創業は1980年。創業者は言わずと知れた前田義子氏。「ミスリン」の愛称で親しまれ、一部のファンからは神様のように崇められる存在です。
そんな彼女が、24歳の若さで立ち上げたのが「ファーブティックフォクシー」でした。
毛皮ブランドとしてオープンしたフォクシーですが、4年後には自社の毛皮に合うエレガントなワンピースなどの洋服づくりを提案し、アパレルブランドに成長します。そして1986年にはニューヨークオフィスを開設し、1989年、社名を「株式会社フォクシー」に変更。
実に10年足らずで、フォクシーブランドは確立されます。
その後も1991年の青山店(旧本社)を皮切りに、名古屋、銀座、横浜、広島と、次々に店舗をオープンし、めまぐるしい成長を遂げたフォクシーは2001年、新たなラインを発表しました。
21世紀の幕開けとなるこの年にフォクシーから誕生したのが「ニューヨークライン」。
ブティックラインよりもややカジュアルで可愛らしいのこのラインは、雑誌「JJ」などにも掲載され、当時大流行していた神戸系ファッションの10代・20代の女性にも大ウケ。新たな客層の支持を得ます。
その後も2003年に「フォクシー・ガール」(のちの「FguRL」)、記憶に新しい2011年に、エレガントでありながらモードで芸術性の高い「ADEAM」を発表したフォクシーは、世代やジャンルの垣根を超えて多くの女性に愛される、まさに日本を代表するブランドとなったのです。
フォクシーにはたくさんの種類のラインが展開されております。そのそれぞれにターゲットが設定されており、特徴があります。
ファーストラインのため、いかにもフォクシーらしい気品溢れるアイテムが揃う。
シルクやカシミヤなどが使われ、高級ラインに位置する。
結婚式・披露宴などのセレモニー用として好まれています。
フォクシーは発売時期によってブランドタグが変わることがあります。
こちらに載せているものは公式発表されているものではありませんが、「この年代からタグが変わったな」と推測したものになります。
時期が重複している場合や、再販アイテムなどで同型なのにタグが違うといったパターンもありますので、あくまで目安としてお考えください。
初期のタグは白地にFOXEY下にBOUTIQUEの文字。
2008年頃から黒に近い濃いブラウンのタグに変わり、文字のフォントも変わります。
2014年頃から白地へ変更。
2016年頃には上下にラインが入り、タグの素材もコットンのような柔らかな素材も登場します。
■2020年現在、2014年から登場した白地タグも新作アイテムについていることを確認しております。
■右端のタグについては、大体2014年~に見られるようになったタグとなり、コートやジャケットなどのアイテムについていることが多く、別のタグと並行して存在していることを確認しております。
ブティックラインに比べ、カジュアルラインに位置づけられている。
比較的可愛らしいデザインが多くあり、色使いもピンクやライトブルーといった少し甘いラインナップが多く、まさに「お嬢様」といったアイテムを多数展開しています。
素材にもこだわりが見られ、お手入れの難しいシルク100%ではなく、伸縮性に富みハウスクリーニングも可能なポリエステル・ポリウレタンの混合素材が使われているなど、「普段使いできるフォクシー」であると言えます。
お食事やデートなどに好まれるワンピースが多いことから、20代女性の「ちょっといいお出かけ服」として人気。
フォクシーニューヨークラインは2001年の登場。2005年あたりに良く見られるタグは黒地にフォクシーニューヨークの文字。
2008年頃には文字が少し小さくなり左側にサイズ表記がされるタグが良く見られるようになりました。
2014年頃からは白地に上下ラインが入ったタグへと変更されております。
フォクシーはアイテムの型番からおおよその発売年数を推測することが可能です。
アイテム型番は服の場合、品質表示タグ・または紙タグに記載されている5ケタの数字です。数字が大きくなるほど年代が新しくなり、2019年時点で39から始まる型番のアイテムを確認しています。
次に、5ケタの型番の後ろにあるアルファベットに注目します。
-(ハイフン)以降の数字の左横のアルファベットには法則性があり、「F O X E Y G I N Z A」の順番で1年ごとに切り替わっていきます。
アルファベット1文字が西暦4桁の下1桁を表しているため、【F=1】【O=2】【X=3】・・・と続いていきます。
再販アイテムを数字の若い品番で取り扱ったりと例外にあたるものがあるため、【5ケタの型番+アルファベット】を合わせて確認することで精度の高い販売年数を調べることが可能となります。
2020年の型番前2ケタは40~41、アルファベットはAを確認しております。
なおこれらの情報は公式での発表ではなく、フォクシーを専門的に取り扱うビープライスが独自に調べたものとなるため、推測の部分もあることをご了承くださいませ。
日々多くのフォクシー製品に触れているからこそ判断できているポイントとなりますので、是非これを参考にしてお客様自身でもチェックしてみてくださいね。
最新モデルであるほど高価買取になります。
シミ・ヨレ・シワなどのダメージがないものほど高価買取!
特に脇シミがあるものは減額査定になりやすいので、普段からのお手入れが大事です。
肩パット・付属のベルト・セットアップの一部など、販売されていた際についていたものはなくさずに持ち込むべし。
フォクシーのメールマガジンやインスタグラム掲載品などは注目されているので査定額がアップしやすいモデルです。
【現在作成中】
1980年
ファーブティック フォクシー創業
1984年
毛皮の他に洋服作りをスタート
1986年
ニューヨークオフィス開設
1989年
株式会社フォクシーへ社名変更
(フォクシーブランドの確立)
1992年
FOXEY青山店(旧本社)オープン
1993年
FOXEY名古屋店オープン
1998年
FOXEY銀座本店オープン
(本社機能を銀座に移転)
1999年
FOXEY横浜元町店オープン
FOXEY広島三越店オープン
2000年
FOXEY名古屋三越店オープン
FOXEY青山店リニューアルオープン
2001年
FOXEY名古屋店リニューアルオープン
FOXEY NEW YORK ラインデビュー
2002年
FOXEY新宿伊勢丹店オープン
2004年
FOXEY福岡岩田屋店オープン
FOXEY日本橋三越店オープン
2005年
FguRLラインデビュー
2006年
FOXEY京都高島屋店オープン
FOXEY青山店リニューアルオープン
FOXEY池袋西武店オープン
2007年
FOXEY名古屋店ミッドランドスクエアに移転リニューアルオープン
2008年
FOXEY梅田店リニューアルオープン
2010年
FOXEY大阪高島屋店オープン
FOXEY玉川高島屋S・C店オープン
FOXEY神戸大丸店オープン
FOXEY広島店 福屋へ移転オープン
FOXEY横浜高島屋店オープン
2011年
ADEAMブランドデビュー
2013年
ADEAM Tokyo Midtown Flagship Storeオープン
2015年
ADEAM新宿伊勢丹店オープン
FOXEY札幌丸井今井店オープン
2016年
FOXEY仙台藤崎店オープン
2017年
ADEAM GINZASIX店オープン
2018年
神戸店リニューアルオープン
試着してサイズ感を確かめられるフォクシー実店舗での購入が一般的。
特にフォクシーはサーモボトルや日傘などといった、購入者限定のノベルティをつけてくれるなど、サービスが充実していてワンピースを1着買うだけでも幸せな気分を味わえます。
【関連記事】
フォクシーのノベルティの種類と買取価格について
ただ、実店舗のデメリットとしてシーズンによっては好みのアイテムが揃っていなかったり、欲しいサイズだけが欠品していることもありますよね。
もし、欲しい服がフォクシーの実店舗で見つからなければ、ネットショップを利用するのはいかがでしょうか。
ビープライスの運営するネットショップは取り扱いアイテムはUSED品。ですが1点1点状態を写真やテキストで細かく記載していますので、じっくり検討してから購入することができますよ。
週に2回新着商品を販売していますので、掘り出し物がみつかるかもしれません。是非定期的にチェックしてみてくださいね。
新しく購入したらクローゼット整理して、着なくなった服を売りに出してみませんか。
フォクシー好きが集まるビープライスにお持ち込みいただくことで、次にその服を欲しいと思っている方にお譲りすることができますよ!
また、昨今SDGsやサスティナブルといった言葉を耳にすることがあると思いますが、衣類のリユースが社会貢献になるという見方もあります。クローゼットに眠らせているアイテムを売りに出すことで、人・モノ・環境すべてにとってよい循環が生まれることでしょう。
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