ヴィンテージシャネルアクセサリーの人気の理由と刻印の意味

ヴィンテージシャネルアクセサリーの人気の理由と刻印の意味

今ヴィンテージシャネルが人気!

近年ヴィンテージシャネル(CHANEL)の価値が右肩上がりです。中古市場でもその影響で買取価格が高騰しており 売却を検討されている方にとって嬉しい傾向にあります。
今回はそんなヴィンテージシャネルのアクセサリーに注目!アイテムの魅力から刻印の意味、高価買取が狙えるアイテムまでご紹介します。

ヴィンテージシャネルとは

ヴィンテージシャネルとは 「シャネルが商品を製造・発売してから20年以上経過しているもの」 を指します。年代でいうと「1980年~2000年に発売されたアイテム」となり、いわゆる「バブル期」に流行ったアイテムです。

アクセサリーでは一目でシャネルと分かる大きなゴールドのCCマークや人目を引くビビットカラーなど「派手さ」が魅力のアイテムが中心でした。

アンティーク?ヴィンテージ?オールド?ハイブランド品の意味の違い

ブランド品には過去に作られたアイテムをそれぞれ違った名称で呼ばれることがあります。
主に呼ばれるのが下記3つです。

アンティーク製造から100年以上前のもので希少価値が認められている製品。

ヴィンテージ製造から30年以上100年未満のもので希少価値が認められている製品。

オールド:一般的に中古であるUSED(ユーズド)品を指す。ヴィンテージほど古くはないが希少価値が高い製品。

ブランドによってはヴィンテージアイテムを「オールド〇〇」と呼ぶこともあり、有名なのがオールドグッチです。 グッチではヴィンテージやアンティークの意味をこめて「オールドグッチ」と呼ばれています。

オールドグッチの魅力と人気の理由|一押しアイテム紹介

ヴィンテージシャネルの再ブーム理由

バブルを期に一大ブームを築いたシャネルですが、バブルがはじけると共にシャネルの勢いも失速し、2010年ごろまでは「昔に流行ったもの」として需要の低いジャンルでした。

月日がたち、バブル期で活躍していた女性たちが母親となり、「使わないから」とクローゼットにしまい込んでいたヴィンテージシャネルをその子世代がコーディネートに取り入れた姿をSNSで拡散したことをきっかけに再び人気を集めました。そこに華やかで豪奢な雰囲気を好む中国人の目に止まり、爆買いが起きたことで価格が高騰しました。
その影響は中古市場に反映され、現状ヴィンテージシャネルの価格は右肩上がりです。
この現状が続いている今ヴィンテージシャネルは売り時なのです。

ヴィンテージシャネルはなぜ安くならない?高く売れる理由

①今にはないデザイン

ヴィンテージ品は現在では手に入らないデザインや素材が魅力です。また大半が1点物ということもあり、そのアイテム自体の価値が高いケースがあります。

②希少価値の高さ

ヴィンテージアイテムということはつまり廃盤品となります。つまりニーズに対して商品数が圧倒的に少ないため価値が右肩上がり傾向にあります。

③品質の良さ

製造・販売から年式が経っても、シャネルの品質の良さに変わりはありません。
そのためヴィンテージシャネルでもダメージや劣化が少なく今後も十分活躍できる品として人気を集めています。

④手に入りやすい価格帯

ヴィンテージシャネルは現行品に比べ、お手頃価格で購入することができます。そのため現行品では予算が合わない方や若い年齢層からのニーズが高まっています。

このヴィンテージシャネルアクセサリーは本物?刻印の意味

これまでヴィンテージシャネルの人気の理由を解説しましたが、「手元にあるシャネルはヴィンテージ物?いつの年代になるの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はヴィンテージシャネルのアクセサリーには裏面などに【 刻印 】があり、そこから製造された年代や時期などを調べることが可能です。 刻印には3つのパターンがあるのでお手持ちのシャネルと照し合せてご確認ください。

①一般的な刻印

シャネルアクセの年代の読み取り方

シャネルアクセサリーの大半は裏側に刻印があります。1段目はシャネルのロゴがあり右側に(C)マーク、左側には(R) が刻印されています。

年式を見るには2段目がポイントです。
ココマークの左側には「作られた年代の数字」が刻印されています。
今回だと「99」が刻まれているので「1999年物」ということが分かります。

さらにココマークを挟んで右側のアルファベットはシーズンを判別できる「コレクションナンバー」を表しています。
下記表と照らし合わせると、上記の画像は「A」が刻まれているので「秋冬コレクション」ということが分かります。

記号コレクション名
V定番モデル
Pスプリングコレクション
T春夏コレクション
Sハイサマーコレクション
A秋冬コレクション
Cクルーズコレクション

②ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌの刻印

シャネルアクセの年代の読み取り方

シャネル創立者・ココ・シャネル亡き後、ヘッドデザイナーとして1983年からカール・ラガーフェルドが、また1986年~1994年間にジュエリー部門にヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが就任しました。つまり2つのチームが同時期にシャネルアクセサリーを製造していたのです。

その期間に販売されたアクセサリーは「シャネルのデザインチーム」と「ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌがデザイン品」を区別するために、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ製には下記【 21~29 】の2桁の数が刻印がされるようになりました。
ココマークの左右の数字を合わせると年代がわかるようになっていて、上記画像の場合「2」と「9」ですので「1994年」製となります。

数字年代
211986年
221987年
231988年
241989年
251990年
261991年
271992年
281993年
291994年

③シャネルデザインチームの刻印(記号なし)

シャネルアクセの年代の読み取り方

上記でご紹介したように1986年~1994年の期間はシャネルのアクセサリーをデザインするグループが2つありました。
区別するために、シャネルデザインチーム製にはココマークの左右に特別な刻印はなく、シャネルロゴとココマークのみとなりました。

調べてみると記号の刻印がなかった!という方もおられるかもしれませんが、
「刻印がない=偽物」ということではありませんのでご安心ください。
ただ年式を表すものがないため、正しい年式は残念ながら分かりません。
ですが、シャネル製品である価値はそのままなので売却時に安くなるということはなく、適正価格でお買取が可能です。

高価買取が期待できるヴィンテージシャネルのアクセサリー

上記にてヴィンテージシャネルの魅力や人気の理由を解説してきましたが、残念ながらヴィンテージシャネルだからといって全ての商品が高値で売却できるというわけではありません。
ヴィンテージ品でも人気商品があり、その人気アイテムであればあるほど高値で売れる可能性があります。

どんなヴィンテージシャネルのアクセサリーが高く売れるのか下記にまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

大ぶりのココマークアイテム

大ぶりのココマークアイテム
シャネルと一目でわかる大ぶりなデザインは安定した人気があります。

他にも「ゴールドカラー」や「ゴージャス」「ココマークが目立つもの」などバブル期を彷彿とさせるアクセサリーは高値になる可能性があります。

カラーストーン(グリポア)

カラーストーン(グリポア)

一般的にカラーストーンと呼ばれており、石を加工した物と思われがちですが実はストーンに見える部分は特殊なガラスを流し込んで作られています。

別名「グリポア」とも呼ばれており、グリポアとは老舗のジュエリー工房のことを指し、2000年頃までシャネルと共同でアクセサリーを作成していました。
グリポアは販売当時シャネルの本店でしか購入できなかったことや、現在は共同で製造していないこともあり、非常に希少価格が高いアイテムとなっています。
さらに市場に出回っている数も少ないため、ヴィンテージシャネルの中でも群を抜く売買が見込まれます。

チェーンベルト

チェーンベルト

バブル時代に人気を博したシャネルのチェーンベルトはコーデのアクセントになると人気のアイテムです。カジュアルからドレッシーなシーンまで幅広い着こなしが可能です。またこのチェーンベルトには定番の形というものがなく、販売時期により数多くのデザインがあるため「人と被らない」ことが人気を呼び、デザインも含めた総合的な観点で売却することができます。

サスペンダー

サスペンダー

近年爆発的人気となったシャネルのロゴ入りサスペンダー。海外セレブや芸能人、インスタグラマーなど多くのファッショニスタが着用し人気の高いアイテムです。
中古市場でも出回っている数が少なく、また再販しても即完売するほどの人気のため、買取価格に期待できるアイテムです。

ヴィンテージシャネルまとめ

今回は今が売り時!のヴィンテージシャネルのアクセサリーにスポットを当て、その魅力や刻印の意味、人気アイテムなどご紹介しました。

ヴィンテージアイテムは使わなくなってクローゼットに入れっぱなしだったなんてお話もよく聞くエピソードです。シャネル好きで昔コレクションしていた方はぜひこの機会に探しみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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