マックスマーラ|もこもこシルエットのテディベアコート解説

目次 [非表示]
テディベア アイコンコートとは
• マックスマーラ「テディベアコート」を好む年齢層
テディベアコート一覧＜2023年新作含む＞
テディベアコートを長く着るためのお手入れ方法
• 毛玉や絡まりを防ぐためにブラッシングをする
• カビはニオイの元！保管時はクローゼットの湿気に気を付ける
• クリーニングに出して虫食い防止＆皮脂汚れ除去！
• 長期間保管する時はカバーやレンタル倉庫
洗濯表示チェック
テディベアコートの着こなしコーディネート
相場高騰中！着なくなったテディベアコートは売却できる
テディベア アイコンコートは幸福感に包まれる名品

テディベア アイコンコートとは

テディベアコートとは2013年に登場した、マックスマーラのコートの中でも比較的新しいモデル。登場してすぐに爆発的に人気が出て、現在に至るまで愛され続けるコートの一つです。

キャメル ・アルパカ・ヴァージンウールといった高品質の素材を毛羽立たせ、ボリューム感を持たせることで、その名の通り「テディベア」のようなビッグシルエットが特徴的で、見た目のボリュームに反して軽い着心地であり、丸みを帯び低く取られたショルダーラインの効果でリラックスした印象となるのも魅力。

ふわもこシルエットは近年非常に注目されているスタイルではありますが、その先駆けともいえるテディベアアイコンコートは、トラディショナルなマックスマーラが新しく生み出した、現代を生きる女性にピッタリなコートです。

マックスマーラ「テディベアコート」を好む年齢層

マックスマーラのテディベアアイコンコートは、多くの30代後半から40代の女性に支持されています。 これは30代〜40代の主婦層をメインターゲットとした雑誌「VERY」にも多く取り上げられることを考えると頷けます。

もこもことした見た目は愛らしさと女性ならではの美しさを感じさせ、着こなしによってはラフにもカジュアルにも、凛としたスタイリッシュなスタイルにもなれるテディベアコート。働く女性の通勤スタイル・特別な日のお出かけスタイル・休日の公園お散歩スタイルと、様々なシーンで着用できます。

テディベアコートは丈の長さやシルエットが違うモデルがありますが、ショート丈のケープコートタイプはカジュアルさが増すので20代の若い世代にも人気。気軽に購入できる価格ではないハイクラスブランドですので20代で憧れて、30代で購入に至る…といった方もいらっしゃいます。
「驚くほど軽く、手放せないほど暖かい」と口コミが広がり、多くの女性から「もっと早くに出会いたかった」との声も。

テディベアアイコンコートは長く着られるアイテムであるため、50代・60代の女性も大切に着用されている方もいらっしゃいますが、カジュアルさが気になるなどして「101801 アイコンコート」や「マニュエラ アイコンコート」「リュドミラ アイコンコート」といった、マックスマーラの別モデルのコートへ乗り換える方も見受けられます。

マックスマーラのコートはグレイヘアになっても似合うトラディショナルな名品ですので、気になる方は一度試着してみると虜になること間違いなしです。

テディベアコート一覧＜2023年新作含む＞

テディベアコートを長く着るためのお手入れ方法

マックスマーラのコートは高品質で繊細な素材が使われているため、丁寧な取り扱いと日頃のお手入れが必要となります。けして安くはないマックスマーラのテディベアコートを末永く愛用していくために是非実践してみてください。

毛玉や絡まりを防ぐためにブラッシングをする

テディベアコートは毛足が長く毛玉や毛切れがおこりやすいので、腕回りや脇、襟ぐり、バッグが当たってしまう箇所等毛並みが乱れたままにならないよう気を付けるのが基本です。 着用後は衣類専用ブラシで毛流れに沿って優しくなでるようにブラッシングをしてください。

マックスマーラのコートは手触りの良さも魅力の一つであるため、ピュアキャメルやウールといった微細な繊維が絡まってしまうとゴワゴワとした手触りとなってしまい、テディベアコートの魅力でもあるもこもこ感が損なわれてしまいます。

ブラッシングをすることにより繊維の絡まりをほどくことはもちろんのこと、花粉やほこりを落としたり、虫食いの元になる食べこぼしや皮脂汚れ、化粧品のパウダーなどを落とす目的もあります。

カビはニオイの元！保管時はクローゼットの湿気に気を付ける

湿気を含んだままコートを保管してしまうと、シーズン明けにコートを取り出した際に嫌なニオイがついてしまっていた…なんてこともあります。この嫌なニオイはカビが原因の一つでもあります。
カビ・ニオイの発生を防ぐには、コートを乾燥させてから保管することをお勧めします。

雨に濡れてしまった際はもちろんのこと、コートは普段着ている際にも汗や空気中の湿気を吸ってしまっているため、着用後はほこりを落とし風通しの良い場所で湿気を取り除きます。なお、日光や蛍光灯にさらし続けてしまうと変色や色褪せがおこる可能性があるため、必ず風が通る室内での陰干しが良いでしょう。

テディベアコートは厚みがあるため表面を触っただけでは湿気を感じず油断しがちですが、しっかり乾燥させてからクローゼットにしまいましょう。

クリーニングに出して虫食い防止＆皮脂汚れ除去！

テディベアコートは、シーズンが終わるたびにクリーニングに出すことをお勧めします。花粉やほこり、皮脂汚れ、食べこぼし、化粧品のパウダーや整髪料など、目に見えない汚れを落としておかないと虫食いやニオイ付着といったリカバリーが難しいダメージがついてしまいます。

特にテディベアコートは毛足が長いため、気が付かないうちに奥の方に付着してしまったほこりや食べこぼし、皮脂汚れを餌として虫食いがひどくなってしまう可能性があります。

また、取り扱いが難しいとされている高級なマックスマーラのコートは、丁寧に取り扱ってくれる高い技術を持ったクリーニング店でないと生地を傷めるなどのトラブルが起こってしまう可能性がありますので、お店選びは慎重に。

長期間保管する時はカバーやレンタル倉庫

クリーニングに出すなどしてシーズン後長期保管をする際には、日焼けやほこり付着を防ぐためにもカバーを掛けて保管しましょう。このとき、面倒だからと言ってクリーニングのビニールのままでは湿気がこもってしまうので、必ず一度外し、不織布などの通気性の良いカバーに掛け替えましょう。

また、夏場は知らず知らずのうちに室温が上がるなどしてクローゼット内の気温や湿度が一定に保たれないことによる湿気が発生することも。そういった場合には、24時間空調管理付きのレンタル倉庫(トランクルーム)や、クリーニング屋さんの保管サービスを利用するのも手です。

洗濯表示チェック

洗濯表示タグはコートの左わき腹あたりの裏地についているもので、コートに使われている素材や生産国の表記とともに、日頃のお手入れについて国際規格(ISO)に基づいたアイコンで表記されているものです。

先述のとおり、マックスマーラのテディベアコートは上質な素材を使っていることなどから取り扱いの難しいコートです。これはコートの裏地についている「品質表示タグ」にある洗濯表示から伺えます。こうした洗濯表示の意味を理解しておくと、正しいお手入れ方法を施すことができ、大事なテディベアコートを綺麗な状態で保つことができるでしょう。
それでは実際のテディベアコートについていた洗濯表示タグを例に挙げて解説します。

これはテディベアアイコンコート型番1101613196です。洗濯表示タグには合計6つのアイコン表記がありますので、これがどういった意味を持つのか順番に説明します。

以上のことをまとめると、「水洗い禁止なのでドライクリーニングに出して、クリーニング店で優しく処置してもらってね」ということになります。
製品によって洗濯表示は違いますので、購入前または購入後のお手入れ前には必ずチェックし、正しいお手入れ方法を行うようにしましょう。

2016年12月以降に製造された製品に今回紹介している洗濯表示アイコン(イラスト)が適用されています。
それ以前は日本独自のアイコンで運用されており、古い製品をお持ちの場合記載のアイコンが違うため、詳しく知りたい方は政府広報オンラインでご確認ください。

テディベアコートの着こなしコーディネート

相場高騰中！着なくなったテディベアコートは売却できる

マックスマーラのコートはテディベアコートに限らず、どのモデルも二次流通が盛んなブランドです。世界中の女性が欲しがるコートですので当然と言えば当然。欲しがる人が多いアイテムほど売却時の買取価格も比例して高くなるため市場では常に品不足が続き、アパレル製品では珍しい「高く売れるアパレルブランド」の一つとして知られています。

もし買い替えや生活環境が変わったことで着なくなったテディベアコートをお持ちでしたら、売却することを検討してみてはいかがでしょうか。

アパレル製品は、時計やブランドバッグとは違い「いつか着るかも」とクローゼットで眠らせていると、虫食いや素材の劣化が進んだり流行の移り変わりなどで品物の価値がガクンと下がってしまいます。

1年以上着ていないコートをもしお持ちなら一度売却し、必要なタイミングで新作コートや別モデルのコートなどの購入の資金として運用するのも一つの手です。

テディベア アイコンコートは幸福感に包まれる名品

出典：マックスマーラ公式

包み込むようなシルエットで、リラックスしたスタイルにもビジネススタイルにも対応できる柔軟なテディベアコート。ハイクラスならではの品質のよい素材と丁寧な縫製、そして飽きのこないデザインで、一着あれば一生着られるとまで言われ、贅沢に包まれるテディベアコートは一度袖を通すと手放せなくなる名品です。