【第8話】YouTube始動:すべては集客の為
- 見る側から発信する側への大きな意識転換
- 運命的な出会いが背中を押した瞬間
- コンテンツ制作の現実と新たな発見
- マーケティングミックスの真価を実感
- 次回予告
見る側から発信する側への大きな意識転換
やる側と見る側。
何でもそうですが、ずっと見る側だった私が、まさか自分がYouTubeで情報発信をするなんて一切思っていませんでした。
リユース相談本舗の事業を進める中で、様々な情報発信の必要性は感じていたものの、動画という媒体については完全に他人事でした。SNSの運用についても完全に他人事でした。
これまでの人生を振り返ってみると、常に「コンテンツを消費する側」にいました。YouTubeを見る、本を読む。SNSを見る。
情報を受け取ることには慣れていても、自分から発信することには大きなハードルを感じていたのです。
なぜ動画発信を避けていたのか
振り返ってみると、動画発信を避けていた理由は明確でした。
単に顔出しして話すことを避けていたのです。また、優先順位が低かったということもあります。
これまでウェブサイトの集客だけで事足りていたため、わざわざ新しいチャレンジをする必要性を感じていませんでした。
既存のビープライスの買取事業では、ウェブサイトからの集客が安定していました。SEO対策やリスティング広告で十分な成果が出ていたため、「今更動画なんて」という気持ちが強かったのです。
新しいことを始めるリスクや手間を考えると、現状維持の方が楽だったのも事実です。
メンタルブロックを取り除く勇気
しかし、フランチャイズ展開をやるという意思決定が、私のメンタルブロックを徐々に取り除いていきました。
本部の集客が強くなれば、加盟店さんへの集客の後方支援ができます。
特に、オンラインに疎い加盟オーナーの方には非常に強い武器になると考えました。
私には強い思いがありました。
加盟オーナーにはローカル集客に特化してほしいという思いです。地域密着の営業活動や口コミの獲得に集中していただき、オンラインでの集客は本部がしっかりとサポートする。
この役割分担が、フランチャイズビジネス成功の鍵だと考えたのです。
こうして少しずつメンタルブロックが外れていきました。
「自分が苦手だから」「面倒だから」という個人的な理由ではなく、事業全体の成功のために必要なことだと認識できたのです。
どんなに良いサービスや仕組みがあっても、それが正しく伝わらなければ意味がありません。
動画という媒体は、その「伝える力」を飛躍的に向上させる可能性を秘めていると感じたのです。
運命的な出会いが背中を押した瞬間
そんな時、本当にたまたまYouTube撮影をやっている人と知り合いました。しかも、その方はリユース業界にも理解がある方でした。
話を聞いてみると、私が抱えていた技術的な不安の多くは、実は思っているほど大きな問題ではないことが分かりました。
「最初は誰でも初心者ですよ。
大切なのは、継続すること。技術は後からついてきます」。そう言葉をかけていただいた時、何かが心の中で変わりました。
これは何かの縁なんだろうなと思いました。
翌日、私はYouTubeをやるということを意思決定し、その方にサポートに入ってもらうことになりました。
この決断の速さは、我ながら驚きでした。
通常、新しいことを始める時はもっと慎重に検討するタイプなのですが、この時は直感的に「今がタイミングだ」と感じたのです。
撮影当日の温かいサポート
実際の撮影当日も、色々とサポートしていただきました。
最初は全然喋れませんでした。
何回も取り直ししてもらったにも関わらず、いい雰囲気で撮影できたのはこのメンバーのおかげです。
緊張して言葉が詰まったり、同じことを何度も繰り返したり、カメラを意識しすぎて不自然な話し方になったり。
初回の撮影は本当に散々でした。
しかし、サポートしてくださる方が「大丈夫、大丈夫。みんな最初はそうですから」と励ましてくれたおかげで、リラックスして撮影に臨むことができました。
何のためにYouTubeをやるのか
YouTube を始めるにあたって、最も重要だったのは目的の明確化でした。
加盟店を集めるため?お客様を集めるため?この問いに対する答えは、明確でした。
まずはお客様を集めて、本部の集客を強固なものにしていきたい。
そうすることで、リユース相談本舗の認知度が上がり、結果的に加盟店の集客サポートにもつながると考えたのです。
これは戦略的な判断でもありました。
フランチャイズビジネスにおいて、本部の集客力は加盟店の成功に直結します。「本部がしっかりと集客できているから、加盟店も安心して事業を展開できる」という信頼関係を築くことが重要なのです。
※とはいえまだまだ本部の集客力だけで成立するまでは至っていないのが実情です。引き続き集客力上げていきます!
一本目の動画がコチラ
サムネイル写真からしてもうメンタルブロック外れてるよね
コンテンツ制作の現実と新たな発見
実際にYouTube運営を始めてみると、想像以上に時間を使うことが分かりました。
特に企画と動画のチェックは本当に大変でした。
撮影の当日はそこまで大変ではありませんが、その前後の作業に膨大な時間がかかるのです。
企画段階では、
「どんな内容にすれば視聴者に価値を提供できるのか」
「専門的な内容を分かりやすく説明するにはどうすればいいか」といった問いと向き合い続けました。
一本の動画のために、何時間も企画を練ることも珍しくありませんでした。
動画のチェック作業も想像以上に時間がかかりました。
撮影した動画を何度も見返し、「ここの説明は分かりにくいかな」「この部分はカットした方がいいかな」と細かく検討していました。
最初は分からないことだらけなので、YouTube運営のお作法を学ぶ必要もありました。関連する本やYouTube動画を一気に読んだり見たりしました。
撮影を通じて発見した自分の特性
興味深いことに、YouTube撮影を通じて、私は自分の思いを伝えることが好きなんだなあということを実感しました。
普段の仕事では、どちらかというと聞き役に回ることが多かったのですが、カメラの前で話していると、どんどん話したいことが湧いてきました。
リユース事業への思い、お客様との出会い、加盟店さんへの想い。話せば話すほど、伝えたいことが増えていくのです。
数字との向き合い方
再生回数は意識せず、まず50本上げるということを目標にしました。
これは、サポートしてくれるメンバーのアドバイスでもありました。
「最初は数字ではなく、継続することに集中した方がいい」という言葉に従ったのです。
とはいえ、人間ですから数字というものは気になります。
視聴者の時は「3桁再生なんて全然回ってないな〜」と思っていました。
しかし、実際に動画を投稿してみると、2桁再生なんてザラにあることを知りました。3桁再生いけば、それだけで嬉しいものです。
この経験を通じて、「見る側と作る側の感覚の違い」を痛感しました。
視聴者として見ている時は、再生回数の多い動画ばかりが目に入ります。
しかし、実際に作る側になってみると、多くのクリエイターが地道に継続している現実が見えてきたのです。
仮説検証の面白さ
私は性格的に仮説検証が好きなので、動画を10本ほど上げた段階でも、いろんな仮説が出てきていました。
「この時間帯にアップすると再生回数が多い」
「この長さの動画が視聴完了率が高い」
「このタイトルのつけ方が効果的」
など、データを見ながら様々な気づきを得ていました。
特に興味深かったのは、ショート動画の「1時間ボーナスタイム説」でした。アップしてから最初の1時間程度で、どれだけ視聴され、エンゲージメントを得られるかが、その後の拡散に大きく影響するという仮説です。
実際にデータを見ると、この仮説を裏付けるような傾向が見えてきました。
また、弊社のコラム記事に動画を埋め込む施策もトライしました。
少しずつではありますが、再生回数を増やすことができ、着実に再生回数が伸びていくということも理解しました。
これは、単独の媒体で考えるのではなく、複数の媒体を連携させることの効果を実証する結果でもありました。
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マーケティングミックスの真価を実感
YouTube運営を通じて最も大きな学びだったのは、マーケティングミックスの重要性でした。
YouTube、X(旧Twitter)、Note、自社サイトを個別で考えるのではなく、あらゆる経路からあらゆるコンテンツをミックスさせて情報発信していくという流れが理解できたのです。
この概念自体は新しいものではありません。「マーケティングミックス」という言葉を10年前から知っていました。
しかし、今になってやっと実行できるようになってきました。やはり「知る」と「やる」とでは大きな差が生まれるということを実感しました。
各媒体の特性を活かした戦略
それぞれの媒体には、異なる特性があることが分かりました。
YouTubeは詳細な情報を動画で伝えるのに適しています。
Xは速報性とリアルタイム性に優れています。
Noteは深い内容をストーリー仕立てで伝えるのに向いています。
自社サイトは、統合的な情報提供と信頼性の担保に重要な役割を果たしています。
これらの媒体を連携させることで、相乗効果が生まれることも実感しました。
例えば、YouTubeで詳しく説明した内容のダイジェストをXで投稿し、より深い背景情報をNoteで発信する。
そして、全ての情報を自社サイトで整理して提供する。このような連携により、様々なタイプの見込み客にアプローチできるようになったのです。
コンテンツの再利用と効率化
マーケティングミックスのもう一つの利点は、コンテンツの効率的な再利用です。
一つの動画から、複数のショート動画を作成し、記事のネタにもなり、SNSの投稿素材にもなる。
このように、一つのコンテンツを様々な形で活用することで、制作効率を大幅に向上させることができました。
ただし、単純にコピー&ペーストするのではなく、それぞれの媒体の特性に合わせて内容を調整することが重要だと学びました。
同じメッセージでも、伝え方を媒体に合わせて最適化することで、より効果的に情報を届けることができるのです。
継続することの価値
50本という目標を設定したことで、継続することの価値も実感できました。最初の頃は、一本一本の動画の完成度にこだわりすぎて、なかなかアップできませんでした。
現実的な成果と今後の展望
正直に申し上げると、まだまだ期待する成果にはつながっていないのが実情です。YouTube運営を始めたからといって、すぐに劇的な集客効果が現れるわけではありません。現状と理想のギャップはまだあります。
しかし、重要なのは、どうやってそのギャップを埋めるかの道筋は見えているということです。
マーケティングミックスの効果を実感できているからこそ、継続することの価値を確信しています。
このまま継続してマーケティングミックスを実践し、そして最終的な目的である集客につなげるということを果たしていきたいと思います。全ては「不用品でお困りの方をゼロにする」という使命を達成するためです。
YouTube運営は、その大きな目標に向けた重要な一歩だったと確信しています。これからも、この経験を活かして、リユース相談本舗のさらなる発展につなげていきたいと思います。
しかし、「まずは50本」という目標があることで、「完璧でなくても、まずは出す」ことができるようになりました。
結果的に、継続することで撮影技術も向上し、話し方も自然になり、企画力も身についてきました。「量は質を生む」という言葉を実体験として理解できたのです。
次回予告
次回は、ウェブサイトの限界と刷新の意思決定について詳しくお話しします。
これまでウェブサイトの集客に頼ってきましたが、フランチャイズ展開を進める中で見えてきた課題とは何だったのか。そして、なぜサイトリニューアルが必要だったのか。
デジタルマーケティングの進化に合わせた戦略的な意思決定の背景について、ぜひお楽しみにしてください。
リユース相談本舗
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