モンブラン万年筆|マイスターシュテュック149・146・145・114特徴まとめ

モンブラン万年筆|マイスターシュテュック149・146・145・114特徴まとめ

人気シリーズ・マイスターシュテュック

人気シリーズ・マイスターシュテュック

万年筆好きなら一度は手にしたい筆記ブランド・モンブラン。
ボールペンが普及した現代でも、品質のよさ、気高さと厳格において全世界の筆記具の最高峰を君臨し続けています。

今回はモンブランを代表するシリーズの1つ、マイスターシュテュックの特徴・149、146、145、114それぞれの特色をご紹介します。

また、「持っている万年筆を整理したいな」と売却を検討されている方に、
ブランド万年筆の高く売るコツ
マイスターシュテュックの買取額

も合わせてご紹介します。
ぜひご参考ください。

マイスターシュテュックとは

マイスターシュテュックとは

マイスターシュテュックとは、ドイツ語で「傑作」を意味し1942年に登場以降、不動の人気を誇るモンブランの最高傑作と言える万年筆です。

マイスターシュテュックには万年筆の長さ・太さでモデル名が付けられており、

・149(スタンダードモデル)
・ル・グラン 146
・クラシック 145
・モーツァルト 114

と展開されています。

マイスターシュテュックは当初万年筆のみの販売でしたが、現在ではボールペンやシャープペンシル・ペンケースなど様々なアイテムで展開されています。

マイスターシュテュックの特徴

高級感のあるデザイン

発売以降、マイスターシュテュックの根強い人気の理由にモンブランならではのデザインが大きく3つ挙げられます。

1.ホワイトスター

1.ホワイトスター

キャップ上部にあるホワイトスター。
ブランド名の由来となっている、ヨーロッパアルプス最高峰モンブランの山頂を覆う雪をイメージされています。

2.ペン先

2.ペン先

ペン先には繊細で高級感のある装飾と、モンブラン山の標高である4810メートルの数字が刻まれています。

3.漆黒ボディ

3.漆黒ボディ

丸みを帯びた漆黒のボディは「プレシャスレジン」というモンブランオリジナル樹脂が使用されています。
耐熱性・強度が優れていて、様々なシーンで使用する万年筆でも傷がつきにくく美しい状態をキープすることができます。
また太めのペン軸なので、手に馴染み長時間の筆記にも疲れない長所もあります。

滑らかな書き心地

滑らかな書き心地

マイスターシュテュックは熟練職人が書き心地から書いた時の音までこだわって制作されており、その中でも厳しい検査をクリアした万年筆のみが世に並びます。
そのため安定感があり、万年筆初心者の方でもスラスラと滑らかに書くことが可能です。

モンブランというステータス

モンブランというステータス

ブランドとしての希少価値に加え、マイスターシュテュックは、「ステータスシンボル」としての価値も持ち合わせています。そのプレミア感は国賓の調印式など歴史的な舞台でも使用されているところからも察せれます。

またマイスターシュテュックは、ジョン・F・ケネディ大統領やエリザベス女王・ダイアナ妃など歴代の著名人をはじめ、文豪と呼ばれる三島由紀夫さん、開高健さん、北方健三さん、松本清張さんも愛用していた言われています。

そんな多くの著名人が認めた名品だからこそ「モンブランを持つ=本物を持っている人」という格式高いステータスが確立され、誰もが憧れる存在となっているのです。

マイスターシュテュックの種類と特徴

マイスターシュテュック 149

マイスターシュテュック 149
全長約166mm
キャップ外した状態:約149mm
胴軸径約15mm
重さ約32g
ペン先18金(AU750)
補充方法ピストン吸入式
参考価格120,500円
中古相場40,000円~65,000円

マイスターシュテュックのスタンダードモデルとなります。
シリーズの中でも太さ・長さ・重量すべてが絶妙なサイズ感となっており、フラットな書き味が人気を集めています。世界中の重要な調印式の際にも使われ、各国の作家たちにも愛されている逸品で1番人気を誇ります。

マイスターシュテュック ル・グラン146

 マイスターシュテュック ル・グラン146
全長約156mm
キャップ外した状態:約146mm
胴軸径約13mm
重さ約26g
ペン先14金(AU585)
補充方法ピストン吸入式
参考価格96,800円
中古相場30,000円~50,000円

重重厚感と実用性とのバランスがいい146は149に並ぶモンブラン定番の万年筆です。
149は重厚感がありどっしり座って書き続けるのに適しており、対して146は軽くコンパクトサイズなので立ち仕事やメモを取る時に適している万年筆といえます。

マイマイスターシュテュック クラシック145

マイマイスターシュテュック クラシック145
全長約154mm
キャップ外した状態:140mm
胴軸径約11mm
重さ約21g
ペン先18金(AU750)
補充方法インクカートリッジ・コンバーター(両用式)
参考価格83,600円
中古相場30,000円~50,000円

145はインク補充方法がコンバーター・カートリッジタイプの両用式で実用性優れている万年筆です。
万年筆初心者の方は、インク補充が簡単なカートリッジタイプがあるのは嬉しいポイントですね。また携帯に便利なサイズ感なので持ち運びも楽です。

マイスターシュテュック モーツァルト114

マイスターシュテュック モーツァルト114
全長約119mm
キャップ外した状態:112mm
胴軸径約9mm
重さ約16g
ペン先14金(AU585)
補充方法インクカートリッジ
参考価格
中古相場30,000円~50,000円

シリーズで一番コンパクトなフォルムで女性でも扱いやすい万年筆です。
さらにモンブランの高級感をなくすことなく、購入価格帯が比較的に手に入りやすいのが特徴です。万年筆デビューやモンブランデビューに適した万年筆です。

マイスターシュテュックなら高く売れる!万年筆を売るコツ

マイスターシュテュックなら高く売れる!万年筆を売るコツ

万年筆はインターネットの普及などにより、手で書く機会が少なくなっている現代でも愛され続けているアイテムです。
今では筆記用具としてよりも嗜好品として取り扱われることも多く、希少性の高い物ならプレミア価格がついている商品もあります。

そんな万年筆ですが、ちょっとしたコツを抑えておくだけで高価買取も可能です。次項でご紹介する手軽にできる3つの高価買取のコツで高値を目指しましょう!

コツ1.キレイな状態にしておく

どんなアイテムにも共通しますが、売却時は品物のコンディション(状態)は大切なポイントです。

・くすみや汚れがあるなら
→柔らかい布などでふき取る


・しばらく使っていない万年筆なら
→インク抜きを行っておく

など、少しのお手入れを行うことで最大値で売れる確率が高まります。

万年筆のお手入れ|初心者でも出来るペン先の洗浄

コツ2.付属品でプラス査定に

コツ2.付属品でプラス査定に

買取査定では美品・新品に近い物を高く買い取る傾向にあります。
商品の状態はもちろんながら、付属品の有無でも大きな差がつくこともあるので手元にある場合は一緒に査定に出しましょう。
万年筆の付属品は下記があげられます。

【 万年筆の付属品一覧 】
・保存箱
・ギャランティカード(保証書)
・取扱い説明書
・冊子や記念品

コツ3.早め売却が◎

万年筆の高価買取目指すなら「使わない」と思ったらすぐに売ることもポイントです。
万年筆の場合、こまめなケアを行っていないと経年劣化によりペン先が錆びてしまったりインク詰まりになる可能性があります。またアイテムによってはブームが終わってしまったなどの要因で中古相場価格が下がることもあります。売るなら状態の「なるべく早く売る」を意識しましょう。

モンブランのリアル買取金額

今回はマイスターシュテュックにスポットを当て、当店で実際に買い取った実例をご紹介したいと思います。
上記でもお伝えしましたが、持っているだけでは万年筆の状態が劣化があり「いざ売ろう!」とした時には、大幅に価格が下がっていることもあります。

今後使う予定がない万年筆には現金化してしまい、今気になるアイテムの購入資金にしてみてはいかかでしょうか?

ケース1

モンブランのリアル買取金額

買取価格30,800円

種類クラシック 145
型番
ランクA
付属品インクカートリッジ、
取扱説明書、ケース

ケース2

モンブランのリアル買取金額

買取価格16,000円

種類146 
型番
ランクA
付属品保存箱、取扱説明書

ケース3

モンブランのリアル買取金額

買取価格40,000円

種類ソリテール #1468 スターリングシルバー ル・グラン
型番
ランクA
付属品

ケース4

モンブランのリアル買取金額

買取価格23,000円

種類149
型番
ランクA
付属品

ケース5

モンブランのリアル買取金額

買取価格80,000円

種類アラウンド ザ ワールド イン 80デイズ ソリテール ル・グラン
型番126352
ランクA
付属品保存箱、取扱説明書

マイスターシュテュック万年筆の買取相場を徹底比較

まとめ

今回はモンブランの王道、マイスターシュテュックについて解説しました。

マイスターシュテュックの4モデルは、それぞれ特徴があり使うシーンや書き心地など自身にあった物を選ぶといいでしょう。参考になれば幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました!

おすすめ記事