サハラクロコのカプシーヌは資産になるバッグ!レアヴィトン紹介
今回はかなりレアなバッグ、ルイヴィトンカプシーヌBB クロコダイル サハラを買取いたしましたので、ご紹介します。
高い人気を誇るカプシーヌシリーズの中でもクロコダイル素材かつ、カラーが「サハラ」のモデルは限定的な販売であったため非常に価値が高く、日本国内でもなかなかお目にかかれない逸品です。
- カプシーヌBBクロコダイル サハラの希少性
- 特徴あるカラー「サハラ」は太陽が照り付ける砂漠の情景
- カプシーヌ×クロコの資産性
- カプシーヌについて
- カプシーヌの使い勝手
- カプシーヌのシリアルの場所
- まとめ
カプシーヌBBクロコダイル サハラの希少性
カプシーヌといえば、現在ルイヴィトンが推しているバッグの一つ。素材やカラー違いが多数展開されており、自分好みアイテムを見つける楽しみがあるハイクラスバッグです。中でも素材にクロコダイルが使われたモデルは他の製品と一線を画した存在で、100万円を超えるような価格設定となっています。
通常のカプシーヌBBは87万円~98万円、クサマヤヨイ氏とのコラボであるLV × YK カプシーヌ BBで約100万円というお値段設定となりますが、クロコダイルやアリゲーターといったエキゾチックレザーが使われたカプシーヌBBとなれば、なんと300万円を超える価格となり、2023年4月時点で約371万円のモデルが販売されています。
現在オンラインショップで確認できる販売中のカラーはローズフューシャ・ブルーサントリーニ・アメジスト・ブロン・ローズトリマリン・ジョーヌゴールド・エムロード・ノワールの8色であり、販売終了カラーや新カラー発表など今後の動きが気になるところです。
そんな中、異彩を放つのが非常に限定的に生産されていたカラー「サハラ」の存在。カプシーヌBBやカプシーヌMINI、カプシーヌMMといった各種サイズに対応しており、ルイヴィトン正規店でオーダーしてから約1年後に手元に届くとされています。
それでは幻のカラー「サハラ」について、詳しく紹介していきます。
特徴あるカラー「サハラ」は太陽が照り付ける砂漠の情景
サハラとは、ルイヴィトンがクロコ製品に名付けたカラー名であり、その特徴は外側に向かって濃くなるグラデーションです。これはクロコダイルの風合いを生かし自然な状態の仕上げを行っているためこのような美しいグラデーションが生まれているとされています。
サハラの名前の由来は、アメリカ合衆国とほぼ同等の面積を持つ世界最大の砂漠であるサハラ砂漠からきており、太陽に照らされた砂漠という、力強くも美しい情景を感じることのできるカラーです。
エルメス「ヒマラヤ」との因果関係は?
クロコダイル素材にグラデーションカラーを施したバッグといえば、エルメスの激レア品「ヒマラヤ」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。エルメスの代表的なバッグであるバーキンやケリーは入手困難なバッグとして知られていますが、その特別な逸品の中に山脈の雪解けをイメージしたヒマラヤと呼ばれるカラーが存在していることが知られています。
この2つ、見比べるまでもなく非常によく似ています。
クロコ素材は一般的なブランドでもグラデーションカラーが展開されているとはいえ、ブラウンからホワイトへのグラデーションといい、過酷な大自然をイメージしたネーミングといい、このエルメスとルイヴィトンは特によく似ていると感じますね。
ちなみにエルメスのヒマラヤの方が先に誕生したカラーで、ルイヴィトンのサハラはそのあとを追う形で登場しました。
カプシーヌ×クロコの資産性
先に述べたエルメスのヒマラヤは中古市場で2000万を超える価格で売買されることが一般的なバッグであり、すでにその希少性が周知されており、流通量と需要のバランスが偏っているために価値が高騰しているアイテムです。ルイヴィトンのサハラもこうした地位を狙っているように伺えます。
サハラに限らずクロコダイル製品はハイクラスマテリアルであることから、購入から数年後に売却を考えた際にリセールバリューが高いアイテムとなります。
資産性のあるアイテムといえばロレックスの時計が挙げられますが、それに近い運用を考えることができるでしょう。
といっても買った時の価格から数年後の売却時に価格が上回るとは言い切れず、むしろ価値が上がる方がレアケースと考える方が妥当といえるでしょう。ただし、購入時の綺麗な状態を保つことで価格の低下を抑えることができます。
カプシーヌについて
カプシーヌとはフランスにある通りの名前で、1854年にルイヴィトンが最初に店を構えた歴史と伝統のある場所に由来します。そんな深い意味を持つカプシーヌは2013年に登場して以来、ルイヴィトンを代表するバッグとして積極的にプロモーションされているアイテムでもあります。
これまでルイヴィトンの代表的なバッグといえば、スピーディ・キーポル・アルマ・ネヴァーフルと時代を重ねてきましたが、ハイクラスバッグの位置付けでカプシーヌが加わることになりそうな勢いだと感じています。
カプシーヌの特徴と魅力
カプシーヌの特徴は何といってもそのバリエーションの多さ。公式サイトを見てみると、様々なカラー・素材で彩られたカプシーヌがズラッと並び、ハンドル部分がパイソンレザーで仕立てられたものやゴールドチェーンを纏わせたものなど多種多様なモデルが揃っています。
カプシーヌの使い勝手
カプシーヌの特徴は、しっかりと自立するマチやかっちりとした台形フォルム。ハンドルをひとつにすることでシンプルさが保たれ、置いた際にハンドルがダレない設計です。
内部が見えないようフラップがついており、先端は内側に差し込むことでピッタリと閉じ、パカパカ開いてしまうことはありません。
全体的に金具に特徴があり、ハンドルと本体をつなぐリング状のパーツや正面にあるLVロゴ、モデルによってはショルダーにメタリックなモノグラムフラワーが使われるなど遊び心と上品さがあります。
また、本体とのバランスがとれるよう金具にレザーを張り統一性を出すなどのコーディネートがされ、パーツ一つ一つにこだわりを感じるバッグです。
カプシーヌBBのサイズ感や内部詳細を紹介
ビープライスでお買取させていただいたのはこちらのカプシーヌBB(N99378)。
カプシーヌが持つ気品とクロコの風合いが相まって、いっそ神々しいほどの美しさです。
使用感はほぼ見られず、傷や変形といったダメージはなく大切に扱われていたのが伺えるお品物でした。
正面のLVパーツにはクロコダイルが張られており、一部メタルの露出部分を残すことで光沢感とのメリハリを感じることができます。
ハンドル付け根のパーツの細かい部分にもクロコが張られており、スタッズのメタル感とのバランスがたまりません。
内部は中央に仕切り、背面側にファスナー収納があります。カプシーヌBBのサイズ感ですと、長財布と化粧ポーチでいっぱいになってしまう印象です。できるだけ手荷物はコンパクトにまとめて持ち歩く必要がありますね。
また、ショルダーストラップをつけるための金具も備わっています。
ファスナープルにもしっかりとルイヴィトンロゴの刻印があります。余談ですが、状態の良いお品物のお買取はこういったメタルパーツに細かい傷がないことも高額査定につながります。
内部にフックがついておりバッグが膨らみすぎてしまわないように固定することも可能。 正面側(画面手前)に見えるのがフラップ先端を収納するためのポケット です。
フラップを収納するポケットを横からみるとこのようになっています。ここにフラップを差し込むことでパカパカ開いてしまうことがない設計です。
普段は見えないのですが、フラップの先端にはモノグラムフラワーのパーツが。
好みにもよりますが、フラップを内側に収納せずモノグラムフラワーを出したまま持ち歩くことも可能です。
その場合、若干パカパカ開いてしまうのが気になってしまうかもしれませんね。
せっかくかわいいモノグラムフラワーが隠れているので、個人的にはマグネットなどで外側部分にフラップ先端を固定出来たらな、と思ってしまいました。
背面と正面はこのようになっています。丸みのある台形をしていて、横から見ると薄さを感じるフォルムです。
底部にはルイヴィトンと刻印された鋲があり、直接レザー部分が地面に触れないよう配慮があります。
付属品は箱や保存袋、といった通常のヴィトンバッグ製品についているものに加え、型崩れ防止用のクッション、クロコダイルレザーのお手入れ方法を記した説明書、素材の原産地証明などがあります。
よく見ると、保存袋のルイヴィトンの文字も刺繍で書かれているんです。細かい箇所ですが、特別感があって良いですね。
カプシーヌのシリアルの場所
ルイヴィトン製品は2021年頃を境に、バッグ本体にシリアル打刻があるものと、ICチップが内蔵され外見上シリアルの位置が特定できないものの2種類に分かれます。新しく登場したICチップ内蔵型のモデルはスマホアプリなどで位置を特定することが可能です。
2021年より前に製造されたカプシーヌのシリアルの場所は、バッグ側面についているファスナー収納の内側隅で見かけることが多くあります。
デザイン上バッグ自体が硬く、広げて確認しにくくなっておりますが、画像を参考にして探してみてください。
2020年以降製造のカプシーヌBBはシリアル打刻ではなく、ICチップ埋め込み型となっており、背面にあるフラップ部分の付け根部分にICチップを見つけることができました。
ICチップになったシリアルについて
2021年頃より、これまでルイヴィトン製品のシリアルは本体に打刻されていたところ、ICチップ埋め込み型に変更されており、肉眼では確認できない製品が流通し始めています。
残念ながらICチップの場所はどこにあるといった情報は現時点で不明確ではありますが、ビープライスでは確認が取れ次第ブログで公開していきますので、お探しの方は参考にしてみてくださいね。
ICチップのシリアルについては以下の記事で読み取り方などを詳しく解説しています。
最新ヴィトンにはシリアルナンバーがない!RFID導入で買取に影響はあるのか?
ルイヴィトンのその他モデルのシリアルの場所が知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
まとめ
カプシーヌシリーズは素材やカラー、サイズの組み合わせが豊富でお気に入りを選ぶ楽しみがあるバッグです。特にクロコダイルのカプシーヌはパーソナライゼーションサービスを行っており、マット加工・シャイニー加工、金属のカラー、ライニングの素材など豊富なバリエーションからオーダーすることが可能。今回ご紹介したサハラを筆頭に現在では入手が困難なモデルもあるため、非常に価値のあるバッグであるといえますね。
カプシーヌは現在市場で注目されているバッグのため、買取価格が高騰しています。ビープライスでは1件1件のお買取お申込みにしっかりと向き合い、買取価格に満足していただくことはもちろんのこと、査定上のメッセージ一つにも心を込めて対応いたしております。じっくり検討したルイヴィトンの売却先を選ぶなら、是非ビープライスをお試しください。