ルイヴィトンのリュック モンスリを徹底解説・新旧の違い

ルイヴィトンのリュック モンスリを徹底解説・新旧の違い

1994年に登場した、ルイヴィトンのリュックであるモンスリ(Montsouris)が最近アップデートされ、新作として登場し注目が集まっています。
過去に販売されていた旧型モンスリと、近年登場した新型モンスリの違いを解説するとともに、

「モンスリが気になる!」
「モンスリの種類やサイズが知りたい」
「モンスリの新作ってどんなもの?」

このような疑問にお答えする内容となっています。
ルイ・ヴィトンのモンスリについて知りたい方のご参考になれば幸いです。

ルイ・ヴィトンのリュック モンスリとは

ルイヴィトンリュック モンスリとは

「モンスリ」とは、ルイ・ヴィトン定番のリュック(バックパック)のことです。
モンスリという名前は、ルイ・ヴィトンが誕生したフランスの「モンスリ公園」に由来しているとされています。

モンスリは高い収納力と両手が空くスタイルが使いやすいと人気になり、登場時から長く愛されるアイテムになりました。
モンスリはベルト開閉式のフラップと、巾着タイプの口が特徴的なリュックです。しっかりとしたマチは幅が広く、収納力を求める方にピッタリのアイテムです。外側と内側にポケットがあるので、小物や貴重品を収納するのに役立ちます。ショルダーストラップは長さの調整が可能なので、コーディネートに合わせてリュックの位置を変えることができます。

モンスリは種類やサイズが複数あるので、用途や使う人の体格に合わせてアイテムを選ぶことが可能です。レトロなデザインが可愛らしいモンスリは、耐久性のある上質なレザーを使用しているので雨の日でも安心してお使いいただけます。

最初に発売したのは1994年

モンスリが誕生したのは1994年頃のことです。発売当時は、ルイ・ヴィトンでは珍しいリュックタイプのバッグが話題となり一大ブームを巻き起こしました。それから約30年にわたり愛され続けるラインとなりました。

廃盤になったモンスリ

長く愛され続けてきたモンスリですが、実は一度廃盤になっています。その後、旧型の魅力はそのままにルイ・ヴィトンのアーカイブデザインの再解釈を加え、2017年にモデルチェンジした新作のモンスリが発表された際は大変話題になりました。またたく間に大人気となった新型モンスリですが、旧型のモンスリも根強い人気があり、中古市場では高価格帯で取引きされることがあります。

モンスリの素材・ラインの種類は4種類

モンスリの種類をご紹介します。

モノグラム・キャンバス

ルイ・ヴィトンの定番であるモノグラム・キャンパスを使用したモンスリは新旧どちらにもラインナップされています。カジュアルからシックまで、幅広いスタイルに合わせやすいデザインです。

エピ

エピは麦の穂のような型押しレザーが美しい高級感のある素材です。旧型のモンスリに使用されています。エピはグレインレザーという上質な素材が用いられており、耐久性の高さと傷などが目立ちにくい特徴があります。

ルイヴィトン|エピのカラーバリエーションと種類

ダミエ

市松模様が特徴的なダミエは、旧型のモンスリに使用されています。カジュアルすぎないダミエのモンスリは、クラシカルなコーディネートにも合わせやすいと人気があります。

モノグラム・アンプラント

モノグラム・アンプラントはルイ・ヴィトンが2010年に発表したラインで、ブランドロゴがレザーに型押しされています。新型のモンスリに採用されており、上品でありながらデイリーに使いやすいデザインとなっています。

モノグラム エクリプス

2016年発表のモノグラムエクリプスはシックなメンズライン。旧型モンスリにエクリプスラインは採用されておらず、近年リニューアルした新型モンスリに採用されています。

モノグラムマカサー

モノグラムマカサーは、モノグラムキャンバスにヌメ革ではなくブラックレザーを使用しより男性らしい雰囲気を印象づけるメンズラインです。こちらも旧型モンスリにはなく、新型モンスリに採用され、モンスリメッセンジャーPM(M47060)など派生アイテムも存在します。

ダミエ・デニム 3D コットンキャンバス

2024年プレフォール メンズ・コレクションにて登場した、爽やかなライトデニムブルーのコットンキャンバス地の素材です。

モノグラム・ダスト キャンバス

2024秋冬コレクションで登場したライン。定番のモノグラムラインをあえて色褪せたように加工し、アンティークの雰囲気を纏わせた大人のラインです。

ルイヴィトンのライン&素材一覧早見表

旧型モンスリ(廃盤)のサイズ

現在は廃盤になっている旧型モンスリのサイズについてご紹介します。

ミニモンスリ

モンスリのなかで一番小さい「ミニモンスリ」のサイズは、幅21cm×高さ22cm×マチ10cmです。女性の背中にすっぽり隠れてしまうサイズのリュックが可愛らしく、コーディネートのアクセントにもおすすめのアイテムです。小ぶりながらも財布やスマートフォンなどの必需品を収納することができ、デイリーユースに活躍すること間違いなしのリュックです。

モンスリMM

モンスリMMは、幅25cm×高さ28cm×マチ11.5cmの使いやすいサイズが魅力のリュックです。B5サイズの書類や化粧ポーチ、500mlペットボトルなどが収納できるので、休日のお出かけやレジャーにもおすすめです。フェミニンスタイルにもカジュアルスタイルにも違和感なく合うと人気があります。

モンスリGM

モンスリGMは、幅31cm×高さ37cm×マチ13cmの大ぶりなサイズが魅力のリュックです。A4サイズの書類やポーチ、ランチボックス、水筒などが収納できるので、通勤通学や日帰り旅行にも使えます。「つい、荷物が多くなってしまう」という方には、GMサイズがおすすめです。

新型モンスリのサイズや特徴

新型モンスリのサイズや特徴をご紹介します。

モンスリPM

ルイヴィトンリュックモンスリPM M11198

モンスリの再解釈を経て2017年に登場したのは、エンボス加工を施したモノグラム・アンプラントレザーが美しい「モンスリPM」です。サイズは幅27.5cm× 高さ33cm×マチ14cmとなっています。旧作のモンスリMMとモンスリGMの中間の大きさですが、マチ幅は大ぶりのGMより1cm広く作られています。

ヴィンテージ感のあるゴールドのバックルとLVチャームが印象的で、すっきりしたシルエットに遊び心を加えています。2本のレザーストラップは77〜83cm間で調節できるので、体格やコーディネートに合わせて変えることも可能です。ショルダーバッグとして楽しめるのもうれしいですね。外ポケットはファスナー付きなので必需品の収納に便利です。

素材はエンボス加工を施したカウレザーで、ライニングにも同じくカウレザーが用いられています。フラップはマグネット開閉式で開け閉めがしやすく、口は巾着タイプで出し入れがしやすい形です。
素材のレザーはLWG(レザー・ワーキング・グループ)の認証を受けており、サステナビリティに配慮しています。修理して長く使うことも可能なので、世代を超えて使える点も魅力的です。

モンスリNM BB(新型)

2020冬コレクションに登場した「モンスリNM BB」は、コンパクトな見た目が可愛らしいリュックです。サイズは幅17cm×高さ20cm×マチ10.5cmで、ミニモンスリよりひと回り小さいサイズですが、マチ幅はミニモンスリより少し広くとってあります。
モンスリNM BBには2種類のデザインがあり、モノグラム・キャンバスにカラーレザーを合わせたものと、モノグラム・キャンバスにナチュラルレザーを合わせたものがあります。
旧型のモンスリから着想を得て仕上げられたモンスリNM BBは、ゴールドカラーのバックルやレザーのドローストリングがモダンなシルエットを実現しています。トップハンドルと調節・取り外し可能なレザーストラップでリュック、クロスボディ、ショルダーの3つの持ち方を楽しむことができます。

素材はモノグラム・キャンバスとカウレザーが用いられ、トリミングは同じくカウレザー、ライニングはテキスタイルで仕上げられています。フラップはマグネットバックルで、口は紐で開閉することができます。内ポケットは小物の収納にも役立ちますよ。
本アイテムもサステナビリティに配慮されており、修理可能なのでモンスリPMと同じく長く使うことができます。

モンスリNM PM(新型)

「モンスリNM PM」は、モンスリNM BBをひと回り大きくしたリュックです。サイズは幅27.5cm×高さ33cm×マチ14cmで、モンスリPMと同じサイズになります。デザインは2種類あり、モノグラム・キャンバスにカラーレザーを合わせたものと、モノグラム・キャンバスにナチュラルレザーを合わせたものがあります。モンスリNM BBと大きく違うのは、取り外し可能なLVチャームが付いている点です。それ以外は基本的に同じ仕様になっています。
モンスリNM PMはエレガントでありながらも実用性が高い点が魅力です。広々とした内装をしており、外側のファスナー付きポケットや、内側のポケットに必需品をしっかり収納することができます。ショルダーバッグのような使い方もできるので、その日の気分やコーディネートに合わせてスタイルを変えられるのがうれしいアイテムです。

モンスリ・バックパック

ルイヴィトンリュックモンスリバックパックM46683

モンスリ・バックパックは一見するとモンスリPMと同じように見えますが、リュック部分の付け根や収納口部分等細かい箇所が従来のモデルとは違っています。サイズは横32 x 縦40 x 幅19 cmと少し大きめで、抜群の収納力です。

モンスリMINI

ルイヴィトンリュックモンスリMINIM11199

廃盤になったミニモンスリを、現代にマッチするように再解釈されたモンスリMINI。旧型はショルダー部分がヌメ革であったのに対し、新型は耐久性の高いモノグラムレザーを採用。カジュアルに使えるサイズ感で女性に人気のモデルです。

派生モンスリシリーズ

モンスリ・ウェアラブル ウォレットM83567
モンスリ・ウェアラブル ウォレット
M83567
モンスリ・メッセンジャー PMM47060
モンスリ・メッセンジャー PM
M47060
モンスリ・メッセンジャー MM N40743
モンスリ・メッセンジャー MM
N40743

モンスリの新型・旧型との違い6選

モンスリの新型と旧型の違いをご紹介します。

サイズ展開

旧型のモンスリは、ミニ・MM・GMの3サイズ展開ですが、新型はPMとBBの2サイズ展開となっています。

ショルダーストラップ

旧型のモンスリは、ショルダーストラップが太めで直接バッグに縫い付けられています。それに対して新型のモンスリは、ショルダーストラップの幅が細く、取り外し可能なモデルもあり自由度が高い仕様となっています。

ハンドル

旧型のミニモンスリ、モンスリMMのハンドルはレザーのハンドルが背面に縫い付けられており、モンスリGMは金属製のリングがハンドルとして取り付けられています。
新型のモンスリは、金具を通してハンドルが取り付けられたデザインです。

フロントポケット

旧型のモンスリは、フロントポケットにマチがあり厚みのある形になっています。新型のモンスリのフロントポケットは厚みがなく、すっきりとしたデザインです。また、小型のモンスリNM BBにはフロントポケットはありません。

バッグの底面

旧型のモンスリは、バッグ底面がヌメ革になっており切り替えたデザインを採用しています。新型のモンスリはライニング(裏地)と同素材が底面に使われており、一体感のあるデザインになっています。

ルイ・ヴィトン モンスリの気になる評価

モンスリがどのような評価を受けているか、その一部をご紹介します。

「エイジレス・タイムレスで使えるので愛着をもって使えるのがうれしい」
「昔からあるアイテムだけど古さを感じない。体型に合ったサイズを選ぶのがポイント!」
「両手が空くのがいい。自分の使いやすいように調整して愛用しています」

このように、モンスリは長く愛用できる点が評価されています。
巾着タイプの口も少し緩めにしておくなど、ご自身の使いやすいようにカスタマイズされる方もいらっしゃいますよ。

まとめ

以上、ルイ・ヴィトンの人気リュック「モンスリ」についてご紹介しました。
モンスリには旧型と新型があり、種類やサイズ、仕様が異なりますが、あなたはどのモンスリを使ってみたいと思いますか?リュックタイプのバッグは両手が空くので大変便利ですし、ルイ・ヴィトンのモンスリならカジュアルになりすぎずオシャレを楽しめますね。機能性が高いルイ・ヴィトンのバッグをお探しの方におすすめのアイテムです。

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