【検証】メルカリで6800円の「金塊」を買ってみた結果|プロ鑑定で判明した衝撃の正体
「え、これ本物だったらヤバくない?」
メルカリを見ていて、そんな商品に出会ったことはありませんか。
今回検証したのは、6800円で販売されていた「金塊」。
もしこれが本物の金インゴットなら、
価値は数百万円レベルになる可能性もあります。
あまりにも怪しい!
でも、だからこそ――
本当に金なのか?偽物なのか?
買取のプロの視点で、徹底的に検証してみました。
- メルカリで「金塊」が6800円?思わず購入した理由
- 届いた金塊を開封|見た目と重さはインゴットそのもの
- もし本物ならいくら?金相場で計算してみた
- プロの買取店へ持ち込み鑑定してもらう
- 削り検査で即判明|金ではありえない反応
- 匂い・質感でも分かる?プロならではの鑑定ポイント
- X線検査の結果|正体は「金ではない金属」
- 結論|メルカリの金塊は本物ではなかった
- メルカリ・フリマで金製品を買う際の注意点
- 実際の検証動画はこちら
- 商品名:金塊・金貨
- 価格:6800円
- 見た目:完全に金インゴット風
- 軽すぎる感じはしない
- おもちゃのような軽さでもない
- 試金石に残った傷に硝酸をかけても変化しない
- 削っても中まで同じ金色
- メッキのように色が変わらない
- 金特有の質感
- 金属を削った時の匂い
- メルカリで6800円の金塊は安すぎる!怪しいと疑え!
- 見た目・重さはそれっぽい
- 金としての価値はゼロ
- 相場より安すぎる商品は疑う
- 「金塊」「インゴット」と書かれていても信用しない
- 刻印や証明書があっても安心しない
- 不安な場合は必ず専門店で鑑定する
本記事はリユース相談本舗のYouTubeチャンネルで公開している動画を記事にしたものです。動画本編はコチラ↓
メルカリで「金塊」が6800円?思わず購入した理由

メルカリには日々さまざまな商品が出品されていますが、
今回見つけたのは、明らかに異質な出品。
金相場を知っている人なら、
「そんな価格で金が買えるわけがない」
と分かるはず。

それでも今回はあえて購入。
理由はシンプルで、
「万が一、本物だったらどうなるのか?」
という検証をしてみたかったからです。
届いた金塊を開封|見た目と重さはインゴットそのもの

さっそく届いた金塊(?)を開封。出てきたのはジップロックに入った生活感あふれる金塊と思わしき品物。

実際に届いた商品を手に取ってみる。
怪しいな~と思いつつも、意外とそれっぽい。
表面は金色で、形状もインゴット風。
安っぽさはそこまでありません。
プロの観点から見るとにおいや質感で不穏な空気を感じますが、金の塊を触ったことのない方にとってはそれっぽく感じるかもしれません。

重量を測ってみると、約121g。
持った感覚もズッシリしており、
この時点では
「ワンチャンあるのでは?」
という期待が生まれます。
もし本物ならいくら?金相場で計算してみた

ここで、仮の話をしてみます。
当日の金相場は、
1gあたり約17,438円。
121g × 17,438円
=2,109,998円
なんと200万円以上の金額!
つまり、この金塊が本物であれば、
6800円で仕入れて数百万円の価値という計算になります。
もちろん、そんなうまい話がある可能性は極めて低い。
ですが、だからこそ検証する価値があります。
プロの買取店へ持ち込み鑑定してもらう

実際の買取現場ではどのような査定対応をするのか。
現場の抜き打ちチェックも含めて、神戸六甲道店の田内オーナーにも、この怪しい金塊を見てもらうことに。
田内オーナーがいるリユース相談本舗神戸六甲道店は、六甲道駅降りてすぐの商業施設フォレスタ2F。

田内オーナーには今回の企画は伝えていません。完全にドッキリ感覚です。

突然のカメラ訪問に驚きを隠せない田内オーナー。

あえて、「これは金として買取できますか?」
と、普通のお客様と同じような形で査定を依頼。それでは査定スタートです。

「結構重量はありますね」
「見た目はインゴットっぽいですね」
と、社長のプレッシャーを感じつつも表面上は冷静な反応。
しかし、ここからが本番です。
削り検査で即判明|金ではありえない反応

金の鑑定では、
削り検査が非常に重要な判断材料になります。
なぜなら、本物の金は――
という特徴があるから。

試金石を使って実際に表面を削り、硝酸をかけてみると金色の線が消えた!
もうこの時点で結果は見えていますが、せっかくなので出来る範囲の事はやってみようということで、次は金を削ってみて中をチェック。

本物の金であれば、傷をつけても中まで金色であるはずが、これは銀色のような違う色の素材が出てきました。
この時点で、結論はほぼ確定です。
匂い・質感でも分かる?プロならではの鑑定ポイント

「鉄棒のにおいするよな」
「匂いが、もう金じゃないですね」
と、昭和感のあるコメントを残しつつも、まじめな話実際ににおいを嗅ぐというのは真贋を確かめるために必要です。
一般の方にはあまり知られていませんが、
プロの現場では、
も重要な判断材料になります。実際にお客様の前でも、顔に近づけてにおいを嗅ぎます。
とはいえ、あからさまに鼻に近づけてにおいを嗅ぐというのは嫌がられることもあるので…

このように実際にはルーペで見るフリをしてこっそりにおいを嗅ぐ…こともあります。裏技です。
ともあれ今回の商品は、
鉄や亜鉛系の金属に近い匂いがあり、
この段階で完全に金ではないと断定!
X線検査の結果|正体は「金ではない金属」
こうなったらトコトンやってやろうじゃないか!ということで、X線による成分分析も実施。
その結果――

金は一切含まれていないことが判明。
主成分は、
亜鉛などの別金属。
見た目が金色なだけで、
金としての価値はありません。
結論|メルカリの金塊は本物ではなかった
今回の検証結果をまとめると、
という結論になりました。
「やっぱりか」と思う一方で、
フリマアプリの怖さを改めて感じる結果でもあります。
メルカリ・フリマで金製品を買う際の注意点
最後に、フリマアプリで金製品を検討している方へ。
特に注意したいポイントは以下です。
「掘り出し物」を狙う気持ちは分かりますが、
金に関しては“うまい話はほぼ存在しない”
というのが現実です。
実際の検証動画はこちら
今回の検証の様子は、動画でも詳しく公開しています。
実際の削り検査や鑑定時のリアルな反応は、文章以上に分かりやすいはずです。
リユース相談本舗では金・プラチナといった貴金属製品のお買取を行っております。初めてのお客様にも安心してご来店いただけるよう、明るく丁寧な接客を心掛けております。今回の記事・動画で登場した田内オーナーが在籍しているのは神戸六甲道店ですので、お近くの方は是非ご来店ください!
リユース相談本舗六甲道店