2024年最新 | ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート歴代一覧
ロイヤルコペンハーゲン(略称名:ロイコペ)は、デンマークの王室御用達だった歴史ある高級陶磁器メーカーです。ロイヤルコペンハーゲンの特徴である青の濃淡を美しく表現された「ブルーフルーテッド」を筆頭に各国の貴族から長年愛され、現在もなお世界的に注目されています。
今回はその中でも人気を集めている歴代イヤープレートを年代別にご紹介します。
さらに、「イヤープレートの販売年で価格が違う理由」や「イヤープレートの飾り方・楽しみ方」も合わせてご紹介します。
- イヤープレートとは
- ロイコペのイヤープレートとは
- ロイコペのイヤープレートの使い方
- ロイコペのイヤープレート最新作
- ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート歴代一覧
イヤープレートとは
イヤープレートとは、陶器や磁器に販売年の年号が描かれている絵皿のことを指します。
コレクションとして集める以外にも、お誕生日や結婚記念など特別な年を形にする物として、またお祝い時のプレゼントとしてなどさまざまな用途があるアイテムです。
イヤープレートの由来
日本ではイヤープレートとして親しまれていますが、デンマークでは「クリスマスプレート」として愛用されています。
これはヨーロッパの昔の習慣で、
一年に一度のクリスマス、家の主が使用人達へねぎらいの想いを込めてご馳走を盛りつけた料理をプレート(お皿)と共に使用人へ贈り、使用人はそのプレートを壁に大切に飾ったこと。
から始まりとされています。
この習慣からクリスマスのための特別なプレートとして製造されるようになり、現在のイヤープレートとなりました。そのためクリスマスモチーフが描かれていることが多い傾向にあります。
ロイコペのイヤープレートとは
ロイコペのイヤープレートの特徴
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは1908年から始まり、毎年欠かさず発売されている100年以上の歴史あるアイテムです。
毎年絵皿のデザインが変わり、また再販はされないため特別感のあるアイテムと言えます。
さらにロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは職人の手で1点1点作られており、職人によって青の濃淡や陰影の付け方が異なるため、全く同じ物は存在せず世界で一つだけのイヤープレートとなります。この特別感のあるアイテム性は世界ではもちろん、日本でも人気を集めています。
イヤープレートの販売時期
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは毎年11月初旬より販売が開始されます。直営店、オンラインショップから購入可能です。また特別版を販売されることもあり、その際は事前予約が必要です。
販売年によって値段が違う理由
イヤープレートの公式販売価格は一律ではなく、発売年によって異なりますが、基本1~2万円前後となっています。
ですが、過去に販売されたイヤープレートの中には中古市場で価格が高騰しているアイテムが存在します。
高値になった理由としては、主に2つ。
①ロイヤルコペンハーゲンでは該当年の生産を終了すると原版の石膏型を破棄してしまうため、再販などはなく「現品限り」というプレミア感。
②生産数が少なかった年式の物やニーズが高い物への希少価値の高まり。
から価格が高騰するケースがあります。
実際に価格高騰したイヤープレートを次項でご紹介します。
価格が高騰したイヤープレート紹介
上記でご紹介したように、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートにはプレミア価格がついている物があります。
押し入れで眠っている物、譲り受けた物がもしかしたらプレミア価格がついている物かもしれません。一度チェックしてみましょう!
Madonna and Child
販売年:1908年
価格:約1,540,000円
1908年の初年度生産のイヤープレートは、 世界大戦を乗り越え、以降100年以上愛され続けると予想されていなかったため、大変少ない数しか制作されませんでした。そのため希少価値が高く、現在ではプレミア価格で取引されています。状態の良い物では200万を超える価格がついています。
マナーハウスでのクリスマス
販売年:1995年
価格:約77,000円
1995年に大規模なストライキが起き、それが原因で生産が落ち、販売数が少なかったため価値が高騰したといわれています。他にも阪神・淡路大震災が起きたことや、競馬騎手の武豊さんが結婚式の引き出物に大量購入したからなどの諸説があります。
Christmas in Greenland
販売年:2010年
価格:約126,500円
2010年に販売されたWWF(世界自然保護基金)とのコラボアイテムで、今も進む温暖化による自然破壊を警鐘を鳴らす意味を込めて作成されました。また色違いのイヤープレートが販売されていることや、プレートの裏面にWWFのメッセージが描かれているなど他のイヤープレートにはない特別感が人気の理由です。
ロイコペのイヤープレートの使い方
過去には普段使いされていたイヤープレートですが、現在ではインテリアとして飾る傾向があります。
ですが必ず飾るということではなく、実際に使用する物として販売しているメーカーもあります。ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートも普段使いもできるので特別な機会やクリスマスの時に使うのもいいですね。
イヤープレートの飾り方
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレーの裏面には穴が2か所あいているのでそこに紐を通したり、壁掛け皿(プレート)用フックを差し込み飾ることができます。
お気に入りのイヤープレートをワンポイントとして飾るもよし、コレクションとして並べて飾るのも素敵でしょう。
イヤープレートを使用するなら
イヤープレートはのちのち価値が高まる可能性もあるので、使用するなら普段使いではなく特別な機会に使う方法をおすすめです。
お誕生日や結婚記念日、クリスマスなど特別な時に特別なお皿を使う、なんてワンランク上の一時を過ごすのも素敵ですね。
ロイコペのイヤープレート最新作
2024年|CHRISTMAS ANTICIPATION
CHRISTMAS ANTICIPATION (楽しみなクリスマス)
ロイヤルコペンハーゲン公式ページより
両親がツリーの飾りつけをしている間、眠っているはずだった小さな男の子は、興奮してベッドを抜け出してしまいました。犬だけが彼に気づきましたが、犬は彼の親友なので大人に気づかれないよう、音を立てずに静かにしています。2024年のモチーフもアラン ターキルセンによってデザインされました。