毛皮コートの処分に困ったら|捨てる方法6つと売却のコツ
自宅の整理で出てきた毛皮のコートを処分したいけど、どうやって処分したらいいのかわからない、とお困りではありませんか。
各自治体にもよりますが、基本的に毛皮製品は燃えるごみとして処分が可能です。ごみ袋に入れて出すだけなので簡単ですが、毛皮は売却して現金化することも可能。もし毛皮に思い入れがあるならばリメイクやリフォームして再利用することも選択肢に挙げられます。
今回の記事では毛皮製品の処分方法6つをご紹介しますので、是非ご自身に合った処分の方法をお試しください。
- 毛皮コートの処分方法6つ
- 処分したい毛皮コートが買取対象かどうか知りたい
- 高価買取になる毛皮の特徴と、高く売るコツ
- 毛皮はごみとして処分ではなく買取がオススメ!
- ミンク
- フォックス
- チンチラ
- セーブル
- ラビット/ラパン
- ウィーゼル
- ラム
- リス
- ヌートリア
- ビーバー
- ラクーン
- タヌキ
- 破れ
- におい付着
- 毛抜けやハゲている箇所の有無
- 変色
- 毛のもつれ
- 革部分の硬化やひび割れ
- 虫食いなどの虫害
毛皮コートの処分方法6つ
燃えるゴミとして処分
毛皮のコートや毛皮の襟巻といった毛皮製品は、基本的に燃えるごみ(可燃ごみ)として処分することが可能です。お住まいの地域によっては「一般ごみ」「燃やすごみ」と呼ばれるような区分です。
ただし地域によって、毛皮のロングコートなど大きいサイズのものはハサミで切るなどして小さくしてから出すように指定されていることがありますので、事前に市や区のWEBサイトなどで確認しておくと良いでしょう。
燃えるごみとしての処分は「とにかく手間なく毛皮のコートを手放したい方」にオススメの処分方法ですが、もしかしてそれは「売れる毛皮」であるかもしれません。
燃えるごみとして処分するのは最終手段として考えるのがよいかもしれませんね。
燃えるゴミとして処分はこんな人にオススメ
・すぐに処分したい
・簡単に処分したい
リフォームして処分・活用
毛皮のコートを着なくなった理由として「デザインが古い」「サイズが合わない」「破れてしまった」などが挙げられます。
思い入れがあるのに泣く泣く処分するという方や、まだ毛皮のコートを着たいとお考えの方は、リフォームして再活用するのも良いかもしれません。
毛皮のリフォームとは、ロングコートをショートコートにしたり、肩パットを外すなどして全体的なシルエットを現代風に変更したり、袖を切ってショートコートをジレ(ベスト)にすることが可能です。
毛皮リフォームの基本的な流れは、メールや電話などで相談見積もり→打ち合わせ・デザイン決定→支払い→リフォーム作業→完成・受取となっていて、どういったデザインにリフォームしたいのかというイメージが固まっていなくても、専門のスタッフさんから提案をいただけることがほとんどです。
「毛皮 リフォーム」などで検索すると毛皮専門のお店が出てきますので、お住まいの地域に近いお店やオンラインで相談できるお店を探してみてはいかがでしょうか。
毛皮リフォームはこんな人にオススメ
・できればまだ毛皮が着たい
・捨てるよりも活用したい
リメイクして処分・活用
リメイクはリフォームと同じく、毛皮製品を捨てるのではなく再活用する方法のひとつです。
特にミンクやセーブルといった毛皮は耐久性に優れているため、再利用しやすい天然素材と言われています。ごみとして処分してしまう前に、一度リメイクしてみてはいかがでしょうか。
毛皮リメイクはこんな人にオススメ
・思い入れがあるから捨てたくない
・捨てるよりも活用したい
フリマアプリで処分・買取売却
毛皮を少しでも高く売りたいと考える人にオススメの方法です。
その一方で、出品手続きや購入者とのやり取り、発送の手配などはすべて自分で行わないといけませんのでフリマアプリに不慣れな方だと面倒と思うかもしれません。
また、出品してもすぐに売れるとは限らず、価格と商品が見合っていないと買い手が判断した場合、長期間売れ残ってしまうこともあります。
すぐに処分したいのに、なかなか売れずにまたクローゼットの中で眠らせているのは本末転倒ですので、ある程度の期間出品しておいて、売れなければ別の方法での処分を考えても良いでしょう。
フリマアプリで処分はこんな人にオススメ
・手間と時間がかかっても得をしたい
・少しでも高く売りたい
リサイクルショップで処分・買取売却
毛皮の処分方法のひとつとして、リサイクルショップで売ることも可能です。
リサイクルショップは駅近・郊外問わずたくさんの店舗があり、店内で中古品販売を行っていることがほとんどですので、ふらっと立ち寄りやすいのが魅力です。
リサイクルショップの中でも衣料品の取り扱いが多いお店がオススメですが、毛皮製品は買取対象外であったり、買取価格が数百円になってしまうこともあるので注意が必要です。
こういった多くのジャンルを扱う総合買取店の場合、毛皮の毛の種類を見極められるような専門家が常駐しておらず、再販時の損をしないためといった理由から安く買取価格をつけてしまうことが多々あります。
しっかりとした適正価格を見極められる毛皮の買取専門店に比べると、高い金額で売れる可能性が低い点はデメリットですが、売却したい品物が本や電化製品、ベビー用品など多岐にわたる場合はこういったリサイクルショップの方がまとめて売却できるというメリットがありますね。
リサイクルショップで処分はこんな人にオススメ
・気軽に売りたい
・いろんな不用品をまとめて売りたい
毛皮特化の買取店で処分・買取売却
街中に多く見かける買取店の中には毛皮に特化したお店があり、専門知識を有した鑑定士が適正価格を提示してくれます。
こうした専門的な買取店の多くは「ブランド買取店」と謳っていることが多いので、WEBサイトなどで取り扱い品目を確認すると良いでしょう。
リサイクルショップと同じく毛皮を含めた様々な品物を買取査定してくれ、毛皮特化の買取店は毛皮をはじめブランド品や貴金属といった価値の高いものを専門的にしているため、査定価格が高くなる傾向にあるのが特徴です。
買取方法も店頭買取(持ち込み)・宅配買取・出張買取などを用意しているお店がほとんどですので、大きくかさばる毛皮のコートを運ぶのが面倒だという人は、ダンボールに詰めて送るだけの宅配買取や、自宅まで査定に来てくれる出張買取が便利です。
また、こうした買取には本人確認書類が必要ですので用意しておくことを忘れないようにしましょう。
毛皮特化の買取店で処分はこんな人にオススメ
・手軽に売りたい
・売却金額と手軽さ、どちらも大事にしたい
処分したい毛皮コートが買取対象かどうか知りたい
やはり毛皮製品は、買取可能であればごみとして処分するよりか現金にしたいですよね。
リサイクルショップや買取店では買取対象となる毛皮にいくつか特徴がありますので紹介します。
毛皮の種類を把握しておこう
お手持ちの毛皮の種類はご存じでしょうか。
ミンクやフォックスといった定番毛皮から、チンチラやセーブルといった高級毛皮、ラクーンやビーバーといった流通の少ない毛皮まで種類は様々です。
買取店にもよりますが、買取対象となる毛皮は以下のものが挙げられます。
逆に買取が難しい種類とは、フェイクファー(合成繊維で人工的に作られた毛皮)や、ヒョウやトラといったワシントン条約で販売・取引が禁止されている種類となります。
ご自身で毛皮を購入したのであれば毛皮の種類を把握していると思いますが、もし遺品整理や生前整理などで譲り受けたものの場合、毛皮に詳しくなければ種類の判断が付かないこともあると思います。
査定時に質問すれば大体のお店では教えてくれますが、毛皮の専門的な知識が無いお店では毛皮の種類の判断が付かないためはぐらかされることもあるようです。
毛皮の種類の特徴をこちらの記事でまとめていますので、参考にしてみてください。
毛皮の状態をチェックしておこう
購入から年数が経っていても、まだ着られる状態であればほとんどの毛皮は買取可能です。
他のアパレル製品では20年・30年経った品物は流行の廃れや生地の劣化などの理由により買取価格が付かないものがほとんどである中、毛皮製品は30年前のものでも買取価格が付くという特徴があります。
毛皮買取時に査定のポイントとなっている部分は以下の通りです。
上記に挙げた例で、修復が不可能なほどひどいダメージの場合は買取価格が付かないこともあります。
高価買取になる毛皮の特徴と、高く売るコツ
毛皮製品の中には思いがけず高額買取となる品物があります。
ブランド毛皮は高く売れる
高級ブランドの毛皮は高価買取になりやすいです。
毛皮製品の取り扱いがあるブランドの例として、シャネル・フェンディ・エンバ・フォクシー・イヴサンローランなどがあり、コートや襟巻き、ストールなどであれば裏地にブランドタグが縫い付けられています。
チンチラ・セーブルは高額買取が期待できる
毛皮の中には、希少価値が高いため買取価格が高くなる種類の毛皮があります。
特に高価な毛皮はセーブル・チンチラがあり、保管状態が良いものであればかなり高価買取が期待できるでしょう。
お手入れがしっかりしている毛皮は高く売れる
毛皮買取時には毛皮の状態が重要視されるため、お手入れがしっかり行き届いたものほど高価買取となる傾向にあります。
そのため少しでも高く売りたいと考えている方は、売却前にお手入れをしてから査定に出すことをオススメいたします。
お手入れといっても難しいものではなく、保管時のにおいを取るために風通しの良い場所で陰干しをしたり、ポケットのなかのゴミを取り除いたり、優しく毛皮を振りブラッシングをしてほこりを落とすなどでOKです。
劇的に買取価格がアップするわけではないのですが、査定時の印象を多少良くしておくことで、マイナス評価となることを避けることができるでしょう。
普段からのお手入れがしっかり行き届いている毛皮ほど高く売れる傾向にありますので、可能な限り自宅ケアをしておくといざというときに役に立つかもしれませんね。
毛皮はごみとして処分ではなく買取がオススメ!
不要になった毛皮製品は燃えるごみとして簡単に処分できますが、できることなら現金化したほうがメリットがあります。
もしお手持ちの毛皮製品をどう処分するかとお迷いであれば、是非一度買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
ビープライスではミンクやフォックスなどの毛皮製品を積極的にお買取いたしております。買取サービスのご利用が初めての方でも安心していただけるよう、わかりやすいサービス内容の案内を心掛けております。買取方法は宅配買取・店頭買取・出張買取があり、ご利用しやすい買取方法をご選択いただけます。ご不安な点やご質問があればお気軽にお声がけくださいませ。
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