グリーンダイヤモンド驚きの値段!石の持つ意味とその効果とは?
- 色のついたダイヤ?グリーンダイヤモンドとは
- 希少な天然グリーンダイヤモンドとは?
- 天然グリーンダイヤモンドの値段|目安価格
- グリーンダイヤモンドが持つ意味や効果・石言葉
- リーズナブルなグリーンダイヤモンドとは?
- まとめ
- 世界最大の「ドレスデン・グリーン」
- 5.03カラットのオーロラグリーンダイヤモンド
- 11.27カラットのオーシャンドリームダイヤモンド
とても貴重なグリーンダイヤモンドをご存じでしょうか?
「グリーンダイヤモンドについて詳しく知りたい」
「天然のグリーンダイヤモンドはどうやってできるのかを知りたい」
「グリーンダイヤモンドの意味を知りたい」
など、今回はグリーンダイヤモンドについて気になっている方向けの記事となっています。
色のついたダイヤ?グリーンダイヤモンドとは
通常、ダイヤモンドといえば無色透明の白いダイヤモンドを想像する方が多いでしょう。
ですが、ダイヤモンドのなかには、レアな色がついたファンシーダイヤモンドと呼ばれるものがあります。緑色のグリーンダイヤモンドは、ファンシーダイヤモンドのなかでも非常に珍しく、希少価値が高いダイヤモンドです。
グリーンダイヤモンドには、天然のものと人工のものがありますが、どちらもダイヤモンドが放射線を浴びることによって緑色になります。
天然のグリーンダイヤモンドはとても貴重で私たちが普段目にする機会は少なく、美術館などに飾られているほどです。
また、グリーンダイヤモンドが天然であるか人工であるかの判別はとても難しく、鑑定技術の研究も続けられているのです。
希少な天然グリーンダイヤモンドとは?
グリーンダイヤモンドが形成されるのに放射線が必要ですが、一般的にはダイヤモンド鉱床の近くに放射性岩があることで形成されるとされています。長い年月を経てダイヤモンドが生まれる過程で、偶然近くに放射性岩があることが条件。これはかなり稀であることからかなり希少なダイヤモンドというわけです。
また天然のダイヤモンドには、放射線の痕である緑や褐色の点ができることがあります。この点は人工ではなく天然のグリーンダイヤモンドである証ですが、加工の過程で除去されることが多いです。
天然のグリーンダイヤモンドはなぜ価値が高い?
グリーンダイヤモンドが生成される原因となる放射線を発する物質が、ダイヤモンドの鉱脈の近くにあることはとても稀です。
そのため、天然のグリーンダイヤモンドはとても貴重な存在であることから価値が高くなっています。
また、天然のグリーンダイヤモンドの産地は、コートジボワールとベネズエラのみ。そしてグリーンダイヤモンドは、色合いや品質によってその価値が大きく変わります。
多くの天然のグリーンダイヤモンドは、微妙な淡い緑色やその他の色が混ざった色になっています。
そのため、「ファンシーインテンスグリーン」や「ファンシービビッドグリーン」のような彩度の高いグリーンダイヤモンドは、プレミアム価格となります。
市場価値は220億円以上!?有名なグリーンダイヤ
希少価値の高い天然のグリーンダイヤモンドは、投資対象として、オークションなどで高額で取引されています。
世界的にも有名な、この3つのグリーンダイヤモンドをここではご紹介します。
世界最大の「ドレスデン・グリーン」
世界最大のグリーンダイヤモンドは、「ドレスデン・グリーン」と呼ばれ、41カラットもあります。「ドレスデン・グリーン」の市場価値はなんと220億以上と言われています。
高価なダイヤモンドは所有者が何度も変わりますが、「ドレスデン・グリーン」は所有者があまり変わりませんでした。
ドイツのドレステンに200年も展示されていたのは、所有者が手放したくなかったからでしょうか。所有者が比較的変わらなかったことも、「ドレスデン・グリーン」の価値を高めた理由と考えられています。
5.03カラットのオーロラグリーン
2016年に開催されたクリスティーズのオークションにて、日本円にて約17億8千万円で取引されたグリーンダイヤモンドがあります。
その宝石とは、ピンクダイヤモンドのなかに5.03カラットのオーロラグリーンダイヤモンドが入ったリングです。この価格は、グリーンダイヤモンドのオークションのなかで最高価格です。
11.27カラットのオーシャンドリーム
オーシャンドリームとは、中央アフリカ共和国で発掘された原石11.27カラットのグリーンダイヤモンドです。しかし、実際には、正しい発掘場所や研磨・カット、その後の所有者などはわかっていません。
色はファンシー・ディープ・ブルー・グリーンで、現在の大きさは5.51カラットです。2014年に開催されたスイスの競売では、日本円にて約9億8千万円で取引されました。
天然グリーンダイヤモンドの値段|目安価格
天然のグリーンダイヤモンドは放射線を浴びることでグリーンカラーが生成されるため、ダイヤモンドの鉱床が放射性岩の近くにある場合という環境が稀だということもあり、天然のグリーンダイヤモンドは非常に希少です。
カラット数の違いで大きな価格差がありますが、イエローダイヤやブラウンダイヤに比べて高額となります。
また、多くのグリーンダイヤモンドはイエローグリーンの色相を持ったものがほとんどで、濃いグリーンを持った石ほど希少となります。
価格目安 | 3,938,000円 |
カラット数 | 1.008ct |
カラー | FANCY GREEN |
クラリティ | SI1 |
色の起源 | 天然(NATURAL) |
価格目安 | 767,800円 |
カラット数 | 0.24ct |
カラー | FANCY GREEN |
クラリティ | – |
色の起源 | 天然(NATURAL) |
価格目安 | 139,700円 |
カラット数 | 0.273ct |
カラー | FANCY LIGHT YELLOW GREEN |
クラリティ | SI2 |
色の起源 | 天然(NATURAL) |
価格目安 | 146,560円 |
カラット数 | 0.127ct |
カラー | Very Strong Yellowish Green |
クラリティ | VS1 |
色の起源 | 天然(NATURAL) |
グリーンダイヤモンドが持つ意味や効果・石言葉
グリーンダイヤモンドには、「回復」や「再生」という意味があります。パワーストーンとしての緑色の石には、「健康運アップ」の意味や、「成功や豊かさ」の効果も持っています。
また、ダイヤモンドには「永遠の絆」という石言葉もあります。
グリーンダイヤモンドを身につけることで、長い間ネガティブなことから守られ、運気がアップすると考えられますよね。
グリーンダイヤモンドは、希少性だけでなく、意味や効果の面からもとても人気のダイヤモンドです。
リーズナブルなグリーンダイヤモンドとは?
天然のグリーンダイヤモンドは魅力的ですが、希少性がとても高いため、残念ながら、私たちが購入するのはかなり困難です。しかし、人工のグリーンダイヤモンドであれば、手に入れることが可能です。
人工的に制作する方法は複数ありますが、いずれも天然と同じく、ダイヤモンドに放射線を当てることにより、緑色に変化させます。
緑色が天然か人工化の判別は見た目ではほとんどわからず、グリーンダイヤモンドの決定的な鑑定方法がいまだに研究されています。
着色が人工であっても、グリーンダイヤモンドや緑色が持つ意味は変わりませんよね。
まとめ
今回はとても希少価値が高いグリーンダイヤモンドについてご紹介しました。稀な環境下で放射線を長い間浴び続けた天然のグリーンダイヤモンドは滅多に採掘されません。
過去に採掘された天然のグリーンダイヤモンドは、名前が付いて高額で取引されたり、美術館に飾られたりするほど貴重です。
天然のグリーンダイヤモンドを手にするのはとても難しいですが、実は人工でも作ることができます。グリーンダイヤモンドの天然か人工かの判別はとても難しく見た目もほとんど変わりません。
気になる方は人工のグリーンダイヤモンドを探してみてはいかがでしょうか?