カルティエの定番時計サントスとは?シリーズ・サイズ展開も解説

カルティエの定番時計サントスとは?シリーズ・サイズ展開も解説

カルティエのサントスは、男性だけでなく女性にも人気の定番時計です。

「カルティエのサントスってどのような時計か知りたい」
「サントスのシリーズやサイズ展開は?」

このようにカルティエのサントスが気になっている方へ、サントスの歴史やシリーズ、サイズ展開をご紹介します。

サントスはカルティエ&世界初の男性用実用時計

サントスは1904年に世界初の男性用の実用時計として誕生しました。当時、カルティエの腕時計は女性用のブレスレットウォッチは制作していましたが、男性用の時計はありませんでした。

一般的にも、ベルトを懐中時計に通して腕に巻いていた時期です。

サントスが制作されたきっかけは、飛行家であるアルベルト・サントス・デュモンからの「操縦中に時間を確認したい」という相談でした。

サントス・デュモンの友人でもある3代目のルイ・カルティエは、彼の要望に応えます。そして、生み出されたのが、世界初の男性用腕時計であるサントスです。

時計メーカーは他にも複数ありましたが、名門ジュエラーであるカルティエが、サントスによって男性用の腕時計を確立させたのです。

100年以上の歴史を持ち、男性用腕時計の始まりであるサントスですが、今では性別年代を問わず多くの人々から愛されています。

カルティエのサントスのシリーズ

カルティエのサントスは、タンクのように長年多くのシリーズ展開がされてきたわけではありません。しかし近年、次々と新作のサントスが登場しています。

オリジナルモデルを継承したサントス デュモン

サントス デュモンは、1904年に初の男性用の腕時計として誕生したサントスを継承しているモデルです。裏にはサントス デュモンの手書きの刻印があります。

薄型のデザインで、ベルトは取り外し可能です。現代においては珍しい手巻き機械式ムーブメントが搭載されています。2019年には、長寿命のクォーツのモデルも追加されました。

現代風にアレンジしたサントス ドゥ カルティエ

2018年に登場したサントス ドゥ カルティエは、サントスを現代風にアレンジしたモデルです。

ブレスレットのサイズ調整が簡単になり、ワンタッチでブレスレットを取り外しできるなど、より実用的になりました。

ブレスレットは、付属するレザーベルトとの付け替えも可能です。

誕生100周年記念のサントス100

サントス100は、2004年に発売されたサントスの誕生100周年記念のモデルです。


大型で重みのあるサントス100は、スポーティーなものや個性的なものなどさまざまなタイプが発売されました。

滑らかなデザインのサントスガルベ

サントスガルベは1989年に誕生したコレクションです。ガルベとは湾曲を意味しています。滑らかなデザインとブレスレットのビスモチーフが特徴的です。

女性向けモデルのサントス ドゥ モワゼル

サントス ドゥ モワゼルは2005年に発売されたサントスの女性向けモデルです。

フランス語で「お嬢さん」を意味する「ドゥ モワゼル」は、サントス開発のきっかけとなったサントス・デュモンが乗っていた飛行機の名前です。

文字盤が小さめでエレガントなモデルとなっています。2017年に廃盤となってしまいました。

サントスのメンズ、レディースはサイズで選ぶ

カルティエのサントスは、男性用の腕時計として作られましたが、現在はサイズを選ぶことで性別を問わず使うことができます。

SM、MM、LM、XLサイズのサイズ展開があるので、女性らしいエレガントなモデルをお探しの方はSMを、男性らしい力強いモデルをお探しの方はXLを選ぶとよいでしょう。

SM

最も小さいケースサイズ。サントス デュモンのクォーツのモデル、サントスガルベ、サントスドゥ モワゼルにあるサイズ展開です。

MM

SMの次に小さいケースサイズ。サントス ドゥ カルティエ、サントスガルベ、サントスドゥ モワゼルにあるサイズ展開です。

LM

性別を問わず使えるケースサイズ。サントス デュモンのクォーツのモデル、サントス ドゥ カルティエ、サントスガルベ、サントスドゥ モワゼルにあるサイズ展開です。

XL

最も大きいケースサイズ。サントス デュモンの手巻きモデル、サントス ドゥ カルティエ、サントスガルベにあるサイズ展開です。

まとめ

今回はカルティエのサントスについて、歴史やシリーズ・サイズをご紹介しました。世界初の男性用腕時計として登場した歴史あるサントスは、現在では男女問わず人気のある時計です。

シリーズやサイズによっては、エレガントにも力強くも魅せることができます。あなたの好みに合ったサントスを見つけてみてくださいね。

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