キャンプ定番のバックパック・リュックを紹介!人気の道具など
- キャンプ用バックパック・リュックのポイントとは
- キャンプ定番のバックパック・リュックを紹介
- キャンプ必須!人気道具3選
- はじめてならバックパックひとつの「デイキャンプ」から
- まとめ
仲間とワイワイ楽しむキャンプはもちろん楽しいですが、設営から調理、撤収までをすべて一人でこなすソロキャンプも独特の楽しさがあると昨今は大人気となっています。
ソロキャンプをテーマにした動画やテレビ番組もたくさんあるので、それらを見た方のなかには
「ソロキャンプに憧れる!」
「ソロキャンプをやってみたい!」
と思った方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなソロキャンプ初心者の方に向けたキャンプ定番のバックパックやリュックをご紹介します。後半ではソロキャンプに欠かせない定番の道具もご紹介しているため、あわせて参考にしていただけると幸いです。
キャンプ用バックパック・リュックのポイントとは
キャンプ用バックパックやリュックを選ぶポイントは以下の3点です。
・背負いやすい
・防水機能
・サイズは30L以上
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
背負いやすい
キャンプ用バックパックやリュックを選ぶ際に欠かせないポイントは、背負いやすいことです。
「なんだ、そんなのあたり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、バックパックやリュックはメーカーによって作りが異なるため、背負いやすさは人それぞれ感じ方が変わってきます。
また、同じメーカーであってもアイテムの素材が異なれば背負った感覚はだいぶ変わるものです。
バックパックやリュックを背負うときに重要なのは、肩にひっかけるショルダーハーネスの素材です。クッション性の高いものや、通気性のよいメッシュ素材のものなどがあります。
ほかにも、背面パネルの有無などは移動時の姿勢を考えて選ぶといいでしょう。
背負いやすさに関しては、実際に背負ってみるしかありません。気になるアイテムがあったら、店頭に行ってみて実際に背負ってみることをおすすめします。
防水機能
キャンプ時は急に雨が降ってきたり、地面が濡れていたりするので防水機能は重視したいところです。
バックパックの防水機能には以下の4段階があります。
1段階 耐水
2段階 撥水
3段階 防水
4段階 完全防水
このように、段階が上がるにつれ防水機能が高くなっています。
1段階の耐水でも、小雨程度なら防げるものもあります。「完全防水」がいいならPVCターポリンなどの強力な素材を使用しているバックパックを選びましょう。
その際に気をつけるのはファスナーやサイドポケットの防水性です。水をブロックする止水ファスナーのものや、水が侵入しにくい縦ファスナータイプのポケットがおすすめです。
サイズは30L以上がおすすめ
ソロキャンプ用のバックパックを選ぶ際にもっとも悩むポイントはサイズではないでしょうか。
サイズは30L以上のものがおすすめです。
30Lあれば、ソロキャンプに必要なテントやシュラフ、マット、調理器具、着替えなど、1泊分の最低限の道具を持ち運ぶことができます。
また、ポーチなどを付けて拡張できるタイプのバックパックもあるので、初心者の方はまずはそのようなタイプのバックパックを選んでみるのもいいでしょう。
キャンプ定番のバックパック・リュックを紹介
それではここから、ソロキャンパーにも人気が高い定番のバックパックやリュックをご紹介します。
3Pタクティカル(サイバトロン )
サイバトロン(SEIBERTRON)は、アウトドアアイテムやスポーツ用品を取り扱っているブランドです。
ミリタリー系のアイテムを多く取り扱い、低価格ながら耐久性に優れているので初心者の方にも人気があります。
サイバトロンの3Pタクティカルは、キャンプ動画が大人気のヒロシさんも愛用中とのことで人気に火がつきました。
37Lサイズの3Pタクティカルの特徴はシンプルでリーズナブルなこと。
防水機能が備わっており、大容量が収納できて、背負いやすいデザインに設計されています。付属のサイドポーチが着脱可能な点も初心者におすすめのポイントです。
DD Bergen Rucksack(DDハンモック)
DDハンモックは、世界各地を旅してきたニック・ヴァンシッタールによって設立されました。
DD Bergen Rucksackは55Lの大容量とミリタリーテイストのデザインが魅力的なバックパックです。本体は37L、サイドバックが5L×2、アクションバックが8Lの仕様となっています。
ポケットも複数付いているので、小物の仕分け収納に役立ちます。
生地は600デニールの高強度ナイロンが用いられていてとても丈夫ですし、ベルトとリュックの背面にメッシュ素材が用いられているので通気性も抜群です。裏地が耐水性なので、アウトドアで活躍すること間違いなしのアイテムです。
テラ55(ザ・ノース・フェイス)
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、アメリカで設立されたアウトドア製品を取り扱うブランドです。
テラ55は、ザ・ノース・フェイスの定番バックパックシリーズであるTerraのリニューアルモデルです。55Lの大容量にシンプルな使いやすさと機能性を求めて作られており、キャンプ道具を詰め込んでも疲れにくい設計に仕上がっています。
ヒップベルトやスタビライザーストラップがあるので、不安定な地面を歩く際にも左右に揺れにくいバックパックとなっています。
リッジラインパック 55(モンベル)
モンベル(mont-bell)は、1975年創業の日本のアウトドアブランドです。
リッジラインパック55は、モンベル独自の高強度素材であるバリスティックナイロンを用いており、軽量でありながら耐久性の高いバックパックです。
ショルダーハーネスの位置を変えることができるので、体格に合わせて最適なフィッティングを求めることが可能です。内側から止水テープで目止めができるので防水性も高く、トップアクセスジッパー式なので荷物の出し入れも素早くおこなえます。
アセンジョニスト・パック 55L(パタゴニア)
パタゴニア(Patagonia)は、アメリカで創業されたアウトドア製品を取り扱うブランドです。
アセンジョニスト・パック55Lは、パタゴニアのアンバサダーの要望に応える形で作られたバックパックで、大量のギアを収納できて、なおかつスマートな見た目になるよう作られました。
アルミニウムの2本の支柱が重たい荷物をサポートし、取り外し可能なコンプレッションストラップによってさまざまな運搬方法を実現しました。
キャンプ必須!人気道具3選
キャンプをするなら必ず持っていきたい定番の人気道具(キャンプギア)を3つご紹介します。
テント
バックパック以上に選択に悩むのがテントです。
テントにはいくつか種類がありますが、ソロキャンプ初心者におすすめなのは「ドーム型テント」です。設営がしやすいメリットがあります。
ほかにも、開放的でシンプルな「パップテント」や、おしゃれな「ワンポールテント」もおすすめですよ。ブランドはコールマン(Coleman)や、スノーピーク(snow peak)、バンドック(BUNDOK)などが人気です。
寝袋(シュラフ)
寝袋(シュラフ)は、使う季節に合わせて形と素材から選びましょう。
季節は、春・夏・秋の3シーズンに対応したものと、夏用、冬用があります。初心者なら3シーズン対応のものが長く使えるのでおすすめです。形は、体にフィットするマミー型と、布団を折りたたんだような封筒型があります。寝心地を重視するなら封筒型のほうがおすすめです。
素材は化学繊維のものとダウンの2種類が主流ですが、お手入れの簡単さと価格の手頃さから化学繊維のものが初心者の方にはおすすめです。
マット
マットは寝袋の下に敷いて使います。これがあるとないとでは睡眠の質が変わるので、ぜひ持っていきたいキャンプギアのひとつです。
夏場でも夜間には底冷えすることが多いので、地面からの冷気を遮断してくれる断熱効果のあるものを選びましょう。マットには自動膨張する「インフレーターマット」と、空気を入れて膨らませる「エアーマット」、設営がしやすい「クローズドセルマット」などがあります。
人気のブランドはモンベルやDOD、コールマンなどです。携行、設営のしやすさよりも寝心地が重要視される傾向にあります。
はじめてならバックパックひとつの「デイキャンプ」から
キャンプ初心者さんが全ての道具を揃えていくのは難しいもの。
まずはバックパックひとつで行ける、デイキャンプから始めてみるのも一つの手です。
デイキャンプとは日帰りで行けるキャンプのことで、開放感のある場所でゆっくりくつろぎながらランチを食べるだけでも十分アウトドアを楽しめます。
最近では最低限の荷物でキャンプができるように初心者向けのキャンプサイトが充実していて、焚き火台やガスバーナー、テーブルなどの貸し出しをやっている所もあります。
家から切った具材を持って行って空の下で調理し食べる、なんていう非日常の時間を過ごすのも悪くないでしょう。意外にも簡単なカップラーメンでも満足感が得られるんです。
テントやタープ、寝袋といった道具は高価なものが多いので、少しづつ道具を揃えていくもの楽しみの一つとなるでしょう。
まとめ
以上、キャンプ定番のバックパック・リュックや、人気の道具などをご紹介しました。
キャンプ用品は眺めているだけでもワクワクしますよね。本記事がソロキャンプに挑戦してみたい方のご参考になれば幸いです。