メッキ・イミテーションアクセサリーの捨て方と買取|実家の片付け
- 実家から出てきたアクセサリー、まず何をすればいい?
- メッキ・イミテーションアクセサリーは、捨てる前に確認を
- そもそも、なぜ「メッキはお断り」の買取店が多いのか
- 「メッキだと思っていた物」が本物だった例
- メッキ・イミテーションの見分け方と、刻印の7つの落とし穴
- それでも処分する場合|アクセサリーの捨て方と分別
- 実家の片付けで起きがちな失敗|業者を呼ぶ順番で損をする
- 実家の片付けを、ひとつの窓口にまとめる
- 実際の流れ|査定に1日、回収に1日
- ご用意いただくのは、身分証だけです
- ついでに見せてほしい物
- お電話で、何と言えばいいか
- FAQ
- さいごに
- メッキ・イミテーションアクセサリーの捨て方(何ゴミになるのか、素材が混ざった物はどう分けるのか)
- メッキと本物の見分け方と、査定のプロでも慎重になる7つの落とし穴
- 実家の片付けで業者を呼ぶ順番を間違えると、なぜ損をするのか
- 売れないと判断した山こそ、捨てる前にプロに見せる
- わかってるつもりでも、刻印だけでは判断しきれません
- まとめてプロに見せることが、いちばん損をしません
- 古い日本製で、当時は今と刻印の習慣が違ったもの
- 手作り・オーダーメイドのもの
- 石を外したあとの台だけが残ったもの
- 修理やサイズ直しの際に、刻印部分が失われたもの
- 海外製で、日本と表記ルールが異なるもの
- 純金の金杯
- 純銀の金杯(銀杯)
- 銀杯に金メッキを施したもの
- 無理に分解しなくて構いません。 多くの自治体では、主たる素材で判断します
- 簡単に外れる石やパーツがあれば、素材ごとに分けたほうが丁寧です
- 分解して破片が出る場合は、かえって危険です。無理は禁物です
- 判断がつかない場合は、不燃ごみに出しておくのが無難な自治体が多いです
- 一度に大量に出さない。 自治体によっては1回の排出量に制限があります
- 小袋にまとめてから、指定袋へ。 小さな金属がバラバラだと、収集作業の妨げになります
- 袋の外から中身がわかるように。 「金属類」などと書いておくと親切です
- 明らかに量が多い場合は、不用品回収を利用したほうが早いことがあります
- 1点だけ残す。 全部は無理でも、いちばん思い出のある1点だけ手元に置く
- 写真に撮ってから手放す。 現物ではなく記録として残す方法です
- リフォームして使えるようにする。 石を外して別の形にすることもできます
- 供養に出す。 人形やお守りと同様に、お焚き上げを受け付けている寺社があります
- 使っていないものを持ち続けること自体が、気持ちの負担になっている
- 「いつか使うかも」で保留し続けると、判断が永遠に終わらない
- 手放すか残すかを決めるには、まず価値がわかったほうが決めやすい
- 宝石やブランド品は、買取店に売った
- 残ったタンスや仏壇を処分するため、不用品回収業者を呼んだ
- そのとき、残っていたメッキアクセサリーも一緒に回収された
- 後になって「まとめて出せば値段が付くことがある」と知り、損をした気分になった
- 宝石と一緒に、メッキアクセサリーも買取を依頼した
- 「これは買取できません」と言われた
- 結局、処分のために別の業者を呼ぶことになった
- 最初から買取ジャンルの広い業者を呼べばよかった、と後悔した
- 家全体の物量を把握します
- 買取できる品物を、その場で査定します
- 可能であれば、その場で不用品回収のお見積もりもお出しします
- 日程はご都合に合わせて調整します
- 事前の仕分けは不要です
- 品物の説明も不要です(わからないものは「わからない」で結構です)
- 磨いたり、きれいにしたりする必要もありません
- 箱や缶に入ったまま、引き出しに入ったままで構いません
- 書けなくなった万年筆
- メガネ
- 使い方もわからないような古いカメラ
- ガラケー(古い携帯電話)
- 着物
- 贈答品のタオル
- 箱ごと置いたままの食器セット
実家から出てきたアクセサリー、まず何をすればいい?

実家の片付けをしていたら、引き出しの奥から古いアクセサリーが大量に出てきた——。
お菓子の空き缶。使わなくなった化粧ポーチ。小箱。その中に、ネックレスやイヤリング、ブローチ、指輪が、絡まったまま詰まっている。数えるのも面倒なくらいの量。
そして、こう思われたのではないでしょうか。
「どうせ全部メッキでしょう」 「こんなものを買取店に持っていっても、恥ずかしいだけ」
その山を燃えないごみの袋に入れる前に、ひとつだけお伝えしたいことがあります。
その山、捨てる前に一度だけ見せてください。
正直に申し上げます。メッキのアクセサリーそのものに、高い値段はつきません。この記事では、その相場をごまかさずに書きます。それでも「見せてください」とお願いするのには、はっきりした理由があります。
「どうせメッキだろう」と思われていた箱の中から、本物の金やプラチナが出てくることが、実際にあるからです。
この記事では、次の3つをお伝えします。
PR:見分けがつかない物がありましたら、リユース相談本舗がお電話一本でご自宅まで見に伺います。 「メッキか金かわからないので見てほしい」——それだけで大丈夫です。
※出張買取は現在、大阪/神戸を中心にお伺いしています。 お伺いできる地域は順次広げているところですので、お電話の際は、はじめにお住まいの地域をお聞かせください。 その場ですぐにご案内させていただきます。 エリア外の方でも、この記事の「刻印の7つの落とし穴」と「アクセサリーの捨て方と分別」を参考にしていただけましたら幸いですのでぜひ最後までご覧ください。
▶ お電話:050-1720-2917/お問合せフォーム・LINEでもご相談いただけます
メッキ・イミテーションアクセサリーは、捨てる前に確認を
先に結論からお伝えします。大切なのは、次の3つです。
「売れない」と判断した山こそ、捨てる前に見せてください

リユース相談本舗にアクセサリー類をお持ち込み頂くお客様の中には、お持ち込み前に「売れそうなもの」と「そうでないもの」を分け、「売れそうなもの」だけをお見せいただく方が多くいらっしゃいます。
意外に思われるかもしれませんが、私たちは「お客様が事前に分けること」を嫌がってはいません。むしろ、その逆です。
査定担当に聞くと、こう言います。
絡まったネックレスをほどいたり、黒ずんでしまったシルバーを磨いてからお持ち込みされるお客様がいらっしゃいます。とくにK18やK14といったお品物ですね。この場合、非常にありがたいですし、丁寧に扱っているんだなと、こちらも身が引き締まる思いで査定させていただいております。
ですから「仕分けないでください」とは申しません。大まかに分けていただけるのは、本当に助かります。
ただし、ひとつだけお願いがあります。
大まかに分けていただけるのは非常に助かりますが、売れないと思っているものでも、捨ててしまう前に私たちプロにお見せください。
分けていただくのは歓迎です。問題は、「売れない」と判断した側の山を、誰にも見せずに捨ててしまうことです。 そこに何が混ざっているかは、その山を開けてみるまでわかりません。
刻印だけでは、判断しきれません
「刻印を見ればわかるのでは」と思われるかもしれません。確かに、刻印は最初の手がかりです。この記事でも後ほど、読み方を一覧でご紹介します。
ただ、実際の現場ではこうなります。
古いものほど(刻印が)ないことが多いです。時代や作られた国によって刻印が違っていることもありますので、すべての製品に刻印があるとは言えません。
実家から出てくるアクセサリーは、たいてい「古いもの」です。つまり、刻印で判断できないケースに、いちばん当たりやすい種類の品物なのです。
まとめて見せるのが、いちばん損をしません
1点ずつ持ち込むのではなく、箱ごと、缶ごと、引き出しごと。混ざったままのほうが、結果的に損をしません。
理由は単純で、混ざっているからこそ、その中に紛れた1点が見つかるからです。あらかじめ「これは価値がない」と選り分けてしまうと、その選別の時点で、見つかるはずだったものが失われます。
そもそも、なぜ「メッキはお断り」の買取店が多いのか
ここからは、少し業界の内側の話をします。
「以前、他のお店に持っていったら断られた」——そう感じていらっしゃる方に、まずお伝えしたいことがあります。
メッキは、買取店にとって利幅が極めて薄い

メッキ製品は、買取業界において利幅が極めて薄い商材です。
金メッキとは、土台になる別の金属(真鍮やステンレスなど)の表面に、ごく薄い金の層をコーティングしたもの。その金の層は、多くの場合ミクロン単位です。つまり、含まれている金の量そのものが、ごくわずかしかありません。
具体的な感覚をお伝えすると、当社の査定担当はこう答えています。
正直に言いますと、手のひらにいっぱいのせて大体100gだとして、100円くらいです。
手のひらいっぱいのメッキアクセサリーで、100円。これが実際のところです。ネックレス1本であれば、10円にも満たないことになります。
一方で、買取店は査定に人件費をかけ、お店を構え、出張であれば車を出します。そのコストに対して、メッキ単体の買取金額はあまりにも小さい。 だから多くのお店が「メッキ・イミテーションはお断り」としているのです。
だから「断られた」経験は、あなたのせいではありません
ここが、いちばんお伝えしたいところです。
メッキのアクセサリーを持ち込んで断られたとしても、それはあなたの持ち物が恥ずかしいからではありません。買取店側の採算の問題です。
メッキ製品1点だけをお持ち込み頂いた場合、お値段をお付けすることができないのが一般的です。きれいごとを書いても仕方がないので、正直に書きます。リユース相談本舗でも、残念ですがお値段を提示できないことがほとんどです。
例外があるとすれば、新店オープン記念などで広告を打ち出している期間に限り、多くの方にリユース相談本舗を知っていただきたいという理由から、メッキ製品のみでも買取対応をしていることがあります。ただしそれは、あくまで期間限定の企画です。通常のご依頼で同じ対応をお約束することはできません。
それでも、一度見せてほしい理由
ではなぜ、この記事の冒頭で「見せてください」と申し上げたのか。
理由は、メッキ単体ではなく、「メッキだと思われている山ごと」なら話が変わるからです。
メッキだけを買取依頼すると断るお店が多い中、実家の片づけなどで他のお品物とまとめて査定させていただくことで、リユース相談本舗は買取対応させていただくことがあります。 また、紛れていた金製品を見つけることができたりとメリットもございますので、メッキだからと諦めず、ぜひご相談ください。
メッキそのものの値段ではなく、その山の中に紛れているものを見つけるためです。次章で、実際にあった例をご紹介します。
「メッキだと思っていた物」が本物だった例
ここからは、当社の査定担当が実際に経験した話です。
ごちゃまぜの箱から、K18のイヤリングとネックレスが出てきた
「ごちゃまぜにアクセサリーが入っていた箱の中にあり、お客様的にはまとめて査定してもらうつもりのようでしたが、こちらは1点1点見させていただいていたところ、発見しました。『見つけてくれてありがとう』『丁寧ですね』とお褒めの言葉もいただきました。」
お客様は「まとめていくらか見てもらおう」というお気持ちでした。ご本人の中では、その箱は「イミテーションの山」だったわけです。
そこにK18——つまり18金の、本物の金のイヤリングとネックレスが入っていたのです。

金額のイメージをお伝えしておきます。金の相場は日々変動するため実際の査定額はお約束できませんが、仮の試算として。
「例えばイヤリングが4gだったとして、金相場1g 15,000円だった場合、4×15,000=60,000円が買取価格。忘れていたような品物が6万円なんて、思いがけない金額ですよね。」
「イミテーションの山」だと思っていた箱から出てくる金額としては、決して小さくありません。
※実際の査定額は、そのときの相場、金の純度、品物の状態、石の有無などによって変わります。上記はあくまで計算の考え方を示した例です。
他店で断られ、そのまま置いてあった山からK14が出てきた
もうひとつ、この記事を読んでくださっている方に近い例をご紹介します。
「フェイクパールのネックレスや、手に持った感触が軽いフェイクジュエリーなど、一見して本物の宝石ではないと思われるものは、ごちゃまぜにされているお客様が非常に多いです。捨てるとまで考えていなくても、価値はないだろうなと思っている方は多くいらっしゃいます。」
「また、一度別の買取店にお持ち込みされた際に買取不可と突き返され、そのまままとめて置いておいた方もいらっしゃいました。こうしたお品物を拝見した際に、K14のパーツが使われているものが混ざっており、当店では買取可能であるものがあった事例があります。」
一度どこかで断られて、行き場をなくしたまま置いてある——。もし今、そういう箱がご実家にあるのなら、その箱こそ、まだ誰にも正しく見られていない箱です。
現場でいちばん多いのは「分別まで手が回らない」状態
査定に伺うと、ほとんどのお宅で同じ状況に出会います。
「実家の片づけをされている方は、その物量の多さから細かい品物の分別まで手が回らないなんてケースが多々あります。面倒だから捨ててしまおうと思っていても、価値あるものが紛れていることもあります。」
これは、片付けをされている方の落ち度ではありません。実家の片付けは、そもそも量が多すぎるのです。押し入れ、食器棚、靴箱、クローゼット、タンス。すべてを一つひとつ吟味していたら、いつまでも終わりません。
だからこそ、細かい判断は外に出してしまってよいのです。
「○○市なんですが、メッキか金かわからないので見てほしい」
お電話では、この一言だけで通じます。品物の説明も、事前の仕分けも必要ありません。はじめに地域をお伝えいただけると、お伺いできるかどうかをその場でご案内できます(出張買取は大阪・神戸が中心ですが、対応地域順次拡大中)。
▶ お電話:050-1720-2917
メッキ・イミテーションの見分け方と、刻印の7つの落とし穴
ここからは実用的な話です。ご自身で確認する方法と、その方法の限界を、両方お伝えします。
まず基本|刻印の読み方一覧
アクセサリーの留め金の裏、リングの内側、チェーンの先端などに、小さな刻印が入っていることがあります。まずはここを見てください。
| 刻印 | 意味 | ざっくり言うと |
|---|---|---|
| K24 / K18 / K14 / K10 | 金(24金=純金、18金=金75%、14金=金58.5%、10金=金41.7%) | 本物の金 |
| 750 / 585 / 417 | 海外表記の金(順にK18/K14/K10相当) | 本物の金 |
| Pt1000 / Pt950 / Pt900 / Pt850 | プラチナ | 本物のプラチナ |
| SILVER / SV925 / 925 | 銀(スターリングシルバー=銀92.5%) | 本物の銀 |
| GP(K18GP など) | Gold Plated=金メッキ | 表面だけ金 |
| GEP / HGE | 電気金メッキ/厚い電気金メッキ | 表面だけ金 |
| GF / RGP(K18GF など) | Gold Filled/金張り | メッキより金の層が厚く、扱いが異なる場合があります |
| WG / YG / PG | ホワイトゴールド/イエローゴールド/ピンクゴールド(K18WG など) | 色の違い。必ず数字とセットで見ます。基本的に金と分類されます。 |
ポイントは、数字のうしろにアルファベットが付いているかどうかです。「K18」なら本物の金ですが、「K18GP」は金メッキ。数字は同じでも、意味はまったく違います。
落とし穴①|刻印が摩耗して読めない
刻印はもともと非常に小さく、しかも身につけて擦れる場所に刻まれています。何十年も使われたアクセサリーは、刻印が消えかかっていることが珍しくありません。
実家から出てくるアクセサリーは、まさにその「何十年も使われた物」です。ルーペがなければ読めない、ルーペがあっても判読できない、というケースは日常的にあります。
落とし穴②|「K18」と「K18GP」を読み違える
これがもっとも多い誤読です。
「K18」のうしろに小さく「GP」が続いていても、摩耗や汚れで見落としてしまう。逆に、汚れの影を文字だと思い込んで、本物の「K18」をメッキだと判断してしまう。
どちらの方向にも間違えます。 「メッキだと思って捨ててしまう」だけでなく、「本物だと思って期待する」という誤りも同じくらい起こります。
落とし穴③|刻印のない本物が、実際にあります
これは重要なので、はっきり書きます。
刻印がない=偽物、ではありません。
刻印のない本物には、たとえば次のようなものがあります。
査定担当も「時代や作られた国によって刻印が違っていることもあるので、すべての製品に刻印があるとは言えません」と話しています。
「刻印がないから捨てよう」は、いちばん避けていただきたい判断です。
落とし穴④|台はメッキでも、石は本物のことがある
数としては多くありませんが、こういうケースもあります。
台座やチェーンの部分はメッキでも、そこに留められている石のほうが本物、というパターンです。リユース相談本舗の査定担当も「ときどきありますが、数は多くない印象です」と話しており、頻繁にあることではありません。
ただ、頻度が低いということは、ご自身で見つけるのはさらに難しいということでもあります。
落とし穴⑤|金杯・記念品は3種類ある
実家の片付けで、押し入れの奥から桐箱に入った金杯が出てくることがあります。叙勲の記念品、永年勤続の記念品、褒章の記念品など。
この金杯には、大きく3つのパターンがあります。
そして厄介なことに、見た目ではほとんど区別がつきません。 どれも同じように金色に光っています。
現場で使われる見分け方のひとつが、重さです。
「純金の金杯は重いので、持ったらわかります。」
とはいえ、比べる対象がなければ「重い」も判断できません。査定担当も「中が別の金属で、金メッキでコーティングされた金杯は普通にあります」と話しており、金色をしているからといって金とは限らないというのが実情です。
なお、金メッキの金杯であっても買取の対象にはなります。桐箱ごと出しておいていただければ結構です。
落とし穴⑥|ホワイトゴールドとシルバーは、同じ銀色です

ここまで「メッキだと思ったら本物だった」という話をしてきましたが、公平を期すために、逆のケースも書いておきます。
「K18ホワイトゴールドと思っていたものが、シルバー製品だったことがありました。ホワイトゴールドとシルバー製品は同じ銀色をしているので、慣れていないと見分けられないと思います。」
ホワイトゴールドは金の合金ですが、見た目は銀色です。シルバーも銀色です。素人目にはまず区別がつきません。
期待していたほどの金額にならず、がっかりされることはあります。ただ、その場合も次のようにお伝えしています。
「ガッカリはされると思いますが、シルバーならシルバーとして、シルバー製品の価格としてお値段をお付けすることが可能です。」
「本物じゃなかった」で終わりではありません。素材が確定すれば、その素材としての価格が付きます。
落とし穴⑦|帯留めや古い仏具
アクセサリーの箱以外にも、見落としが起きやすい場所があります。
「遺品整理で家族間で仕分けたものの中にあった、帯留めや古い仏具など、てっきり金製品と思っていたが実は金メッキだったということもありました。」
和装小物や仏具は、そもそも「アクセサリー」として認識されないため、査定に出すという発想自体が浮かびにくい品物です。逆に、金だと思い込まれていることもあります。どちらの方向にも判断がずれやすい分野です。
仏具についてはリンなど小物は処分できる?仏具セットの処分方法と買取相場でも詳しく解説しています。
それでも処分する場合|アクセサリーの捨て方と分別
見ていただいた結果、値段が付かなかったもの。あるいは、どうしても業者を呼ぶ時間が取れないもの。それらは処分することになります。
ここからは、実際の捨て方を具体的にご説明します。
アクセサリーは何ゴミになるのか
まず前提として、アクセサリーの分別区分は自治体によって異なります。同じネックレスでも、お住まいの地域によって出し方が変わります。
一般的には、次のような区分になっていることが多いです。
| 品物 | 多い区分 |
|---|---|
| 金属製のネックレス・指輪・ブローチ・イヤリング | 不燃ごみ/金属ごみ/小型金属 |
| プラスチック・樹脂が主体のアクセサリー | 不燃ごみ/可燃ごみ(自治体による差が大きい) |
| ビーズ・ガラス・天然石 | 不燃ごみ/危険ごみ(割れる場合) |
| 腕時計(電池入り) | 電池を外して不燃ごみ/小型家電回収 |
確実なのは、お住まいの自治体のホームページで調べることです。検索する際は「アクセサリー」だけでなく、「金属」「小型金属」「指輪」「ネックレス」といった言葉でも探してみてください。品目一覧に「アクセサリー」の項目がなくても、「金属類」に含まれていることがよくあります。
なお、指輪の捨て方で迷われる方が多いのですが、指輪も基本は同じです。金属製であれば不燃ごみや金属ごみになる自治体が大半です。
金属・石・樹脂が混ざっている物の分け方
アクセサリーが分別しにくいのは、1つの品物に複数の素材が使われているからです。金属のチェーン、樹脂のビーズ、ガラスの石が、1本のネックレスに同居しています。
原則は次の通りです。
大量にあるときの出し方
実家の片付けで出てくるアクセサリーは、しばしば「大量」です。安価なアクセサリーがまとめて何十点、何百点と出てくることもあります。
なお、大量にあるという状況こそ、捨てる前に見せていただきたい状況でもあります。点数が多いほど、その中に何かが紛れている可能性は上がります。
形見・思い出の品をどうするか

亡くなった方のアクセサリーは、ごみの分別とはまったく別の問題です。
「捨てるのは忍びない」「かといって使う予定もない」——この間で止まってしまう方は、非常に多くいらっしゃいます。
選択肢としては、次のようなものがあります。
リユース相談本舗の査定担当も、この場面には何度も立ち会っています。
「実家じまいなどで家まるごと査定させていただく際、形見のアクセサリーや思い出のアルバムなどが出てくることが多々あります。お客様にとって思い出のお品物であることから自然と思い出話になることが多く、たくさんのエピソードをお伺いしてきました。」
急いで決める必要はありません。判断がつかないものは、いったん保留の箱にまとめておいて構いません。
捨てるのが気が進まないとき
「アクセサリーを処分すると運気が下がるのでは」と気にされる方もいらっしゃいます。
風水やスピリチュアルの考え方には諸説あり、ここで断定的なことは申し上げません。ただ、断捨離という観点で言えば、次のように整理される方が多いようです。
最後の点は、実務的にも本当です。「値段が付くかどうか」がわかると、多くの方の判断が一気に進みます。売れるとわかれば手放しやすくなりますし、値段が付かないとわかれば「捨ててよかった」と納得できます。
ジュエリーの断捨離が進まない原因の多くは、迷いそのものではなく「情報がないこと」です。
実家の片付けで起きがちな失敗|業者を呼ぶ順番で損をする

ここからは、アクセサリーに限らない、実家の片付け全体の話です。
実は、業者を呼ぶ順番で損をされる方が少なくありません。
失敗例①|宝石は売ったのに、タンスの処分でメッキも一緒に持っていかれた
よくあるのが、次のパターンです。
このケースの問題は、「売れるもの/売れないもの」の線引きを、途中で誰も引き直さなかったことです。買取店では対象外とされ、回収業者にはそもそも査定の役割がありません。その結果、誰にも判断されないまま処分されてしまいます。
失敗例②|買取ジャンルが狭く、結局もう一社呼ぶことになった
もうひとつ、逆方向の失敗です。
手間が二重にかかっただけという結果です。しかもこの場合、残された品物は「一度断られたもの」として家に留まり続けます。
遺品整理・生前整理でも、まったく同じことが起きます
このパターンは、実家の片付けに限りません。遺品整理でも生前整理でも、構造はまったく同じです。
遺品整理の場合は、事情がさらに複雑になります。ご家族が集まれる日が限られていて、その日のうちに片を付けなければならない。時間の制約があるなかでは、細かい判断はどうしても後回しになります。
遺品のアクセサリーの処分でご相談いただくケースでも、「時間がなくて全部まとめて処分してしまった。後から考えると、あの中に何か入っていたかもしれない」という声を伺うことがあります。
判断の詳しい基準については、遺品処分どうする?「売る」「捨てる」後悔しない判断基準や実家の片付けで売れるもの|実家じまいで捨てる前の確認リストもあわせてご覧ください。
アクセサリー以外にも、実家の片付けでは何を残し、何を手放すか、考えることがいくつもあります。何から手をつければよいか、まだ整理がついていない方は、下記の【実家じまい診断】で現在の状況を確認してみてください。
なぜ「順番」で損が出るのか
理由は2つあります。手間と、お金です。
まず手間の話から。買取と回収を別々の会社に頼むと、こうなります。
「買取と回収が連携できていない場合は、業者とのやり取りが2倍になるなどの手間もかかります。」
業者を2社探し、2社と日程を調整し、2回同じ事情を説明する。これが単純に倍になります。
そして、お金の話です。ここが見落とされがちなポイントです。
「不用品回収は基本的に物量の多さで回収費用が変動します。買取できるものが多ければ多いほど、回収の物量が減り、料金プランが安くなります。」
不用品回収の料金は、多くの場合トラックの大きさや積載量で決まります。つまり、買い取られた分だけ、回収する物が減る。物が減れば、料金プランは下がります。
逆に言うと、こうなります。
「買取対象の品目が少ない業者であれば、多くの物品を買取不可として残置物として残していきますし、そうなると回収時の費用もかさみます。」
買取ジャンルが狭いと、買い取られなかった物がそのまま残ります。残った物は、全部そのまま回収の対象になります。買取の幅が狭いことが、そのまま回収費用の増加につながるという構造です。
これは「回収業者の料金が高い/安い」という話ではありません。単純に、運ぶ物の量の問題です。
業者に依頼する場合の費用感については、実家の片付けを業者に依頼したら|実家じまいの費用相場と節約術をご覧ください。片付けをどこから始めるかで迷っている方は、片付けはどこから始める?うんざりしない実家じまい片付け手順が参考になります。
実家の片付けを、ひとつの窓口にまとめる

ここまでお読みいただいたうえで、リユース相談本舗ができることを正直にご説明します。
先に、当社が向いていないケースから書きます。
もちろん、本の買取は本の専門店、楽器は楽器の専門店の方が、きっと高く買い取ってくれるでしょうが、実家の片づけや遺品整理といった『まとめてやってしまいたい!』という事例に特化したリユース相談本舗は、面倒なことをまるごとおまかせしたいという方に向いているサービスとなっています。
蔵書だけ、楽器だけ、といった単一ジャンルで最高額を狙いたい方は、その道の専門店のほうが高くなります。これは事実なので、隠さずに書きます。
当社が向いているのは、「種類がバラバラで量が多く、まとめて片付けたい」という状況です。実家の片付けは、たいていこの状況になります。
実際の流れ|査定に1日、回収に1日
正直に書きます。1日ですべてが終わるわけではありません。
当社は買取を自社で行い、不用品回収は提携業者を手配しています。そのため、買取と回収は別の日になります。
実際の流れは、次の通りです。
1日目:買取担当がご自宅に伺います
2日目:提携の回収業者が搬出します
日数の目安として、実際の例をご紹介します。
「3LDKのお宅で、押し入れ/キッチン戸棚/靴箱/クローゼット/タンスにぎっしりお品物が入ったままの場合を例に挙げますと、査定に1日/不用品回収に1日の合計2日で対応させていただきました。お客様のご予定に合わせてお伺いすることになりますので、日程調整がうまくいけば当日・翌日で完了することもありますし、予定を入れられるのが日曜日だけという方は、当日とその翌週の日曜日とされる方もいらっしゃいます。」
訪問が2回になる点は、別々の業者に頼む場合と変わりません。変わるのは、それ以外のすべてです。
| 別々に依頼した場合 | 当社にまとめてご依頼 | |
|---|---|---|
| 業者を探す・比較する | 2回 | 1回 |
| 事情を説明する | 2回 | 1回 |
| お見積もり | 2回 | 1回(買取時に回収分も) |
| 日程調整の窓口 | 2社と別々に | 当社が代行 |
| 売れる物が回収に紛れる | 起こりえます | 起きません |
| 回収の物量 | 買取されなかった分が残る | 買い取った分だけ減る |
日程調整についても、ご自身で2社とやり取りしていただく必要はありません。
提携の回収業者との日取り打ち合わせなどは、リユース相談本舗の窓口でやり取りさせていただくことが可能ですので、買取時・回収時にご要望や気になる点がございましたら、リユース相談本舗の担当者にお伝えください。
なお、買取代金と回収費用は別会計です。買取代金を回収費用から差し引くことはできませんので、その点はご承知おきください。買取代金はその場でお受け取りいただき、回収費用は別途お支払いいただく形になります。
ご用意いただくのは、身分証だけです
買取には、法律上、ご本人確認のための身分証が必要です。運転免許証や健康保険証などをご用意ください。
また、買取代金は基本的にお振込みとなりますので、ご希望のお振込口座もあわせてお知らせください。
ついでに見せてほしい物
もうひとつ、お伝えしておきたいことがあります。
アクセサリー以外にも、値段が付く物があります。 そして、その多くは「売れると思われていない物」です。
査定担当に「お客様に驚かれる品物」を挙げてもらいました。
なぜこれらが見落とされるのか。理由ははっきりしています。
「実家の片づけを意識される方の多くは、実際に住んでいる方の子供世代や孫世代であり、自分では使い方のわからないものや使ったことがないもの、身近にないものばかりで、売れると思っていないことが多いです。こうしたものをご提案させていただき、お値段をお付けすると喜んでいただけます。」
つまり、世代が違うから価値がわからないのです。ご自身に縁のない道具は、価値の見当がつかなくて当然です。
特にメガネについてはメガネの捨て方でも解説していますので、心当たりのある方はご覧ください。
お電話の際に「他にもこんな物があるんですが」と一言添えていただけると、当日の準備がスムーズになります。
お電話で、何と言えばいいか
最後に、いちばん現実的なお話をします。
「電話するほどのことでもない気がする」「何て言えばいいかわからない」——ここで止まってしまう方が、実はいちばん多いのです。
この一言だけで通じます。
「○○市なんですが、メッキか金かわからないので、見てほしいんですが」
これで十分です。品物を説明する必要も、点数を数えておく必要もありません。
最初に地域を言っていただくのがコツです。お電話は代表番号につながるため、地域をお聞きしてから、お伺いできるかどうかをご案内する流れになります。先に教えていただけると、お待たせせずに済みます。
もう一言添えていただけると、さらにスムーズです。
「アクセサリー以外にも、古い食器や着物があります」
事前に「他に売れるかもしれない物」をお伝えいただけると、当日の段取りが組みやすくなります。
なお、当社はお客様のご自宅に伺う訪問買取(出張買取)を行っています。訪問買取は特定商取引法の対象で、契約後8日間のクーリング・オフが認められています。その場で決めきれない場合は、後から考え直していただくこともできます。業者選びに不安がある方は、【実家じまい】不用品回収の詐欺・ぼったくりを防ぐ!優良業者の選び方もあわせてご覧ください。
メッキか金か、こちらで見分けます
仕分けも、説明も、事前の準備も要りません。身分証だけご用意ください。
出張買取は現在、大阪・神戸を中心にお伺いしています。 対応できる地域は順次拡大中です。お電話は代表番号につながりますので、はじめに「○○市なんですが」とお住まいの地域をお伝えください。 お伺いできるかどうか、その場でご案内いたします。お電話が苦手な方は、フォームまたはLINEからもご相談いただけます。フォーム・LINEの場合も、地域を書き添えていただけると折り返しが早くなります。
FAQ
Q. メッキのアクセサリーは、いくらぐらいになりますか?
A. 正直にお答えすると、手のひらにいっぱいのせて大体100gだとして、100円くらいです。メッキ製品だけをお持ちいただいた場合、当社でも値段をお付けできないことがほとんどです。
ただし、実家の片付けなどで他のお品物とまとめて査定させていただく場合は、買取対応させていただくことがあります。また、その中に紛れていた金製品が見つかることもあります。メッキだからと諦めず、まずはご相談ください。
Q. 刻印がない物でも、見てもらえますか?
A. はい。むしろ刻印がない物こそ、見せていただきたい品物です。古いものほど刻印がないことが多く、時代や作られた国によって表記のルールも違います。すべての製品に刻印があるとは限りません。刻印がないことは、価値がないことの証明にはなりません。
Q. 壊れている物、片方だけのピアス、チェーンが切れた物も対象ですか?
A. 買取対象です。壊れていても、片方だけでも、素材に価値があれば値段が付きます。捨てずに、そのままお出しください。
Q. 形見のアクセサリーは、どのように扱われますか?
A. お客様にとって思い出のお品物であることは、私たちも承知しています。査定の場では自然と思い出話になることが多く、これまでたくさんのエピソードを伺ってきました。「これは残したい」というものがあれば、遠慮なくお申し付けください。査定の対象から外します。すべてを手放す必要はありません。
Q. アクセサリーを処分すると、運気は下がりますか?
A. 風水やスピリチュアルの考え方には諸説あり、断定的なことは申し上げられません。ただ、使っていない物を持ち続けること自体が負担になっている、という方は多くいらっしゃいます。値段が付くかどうかがわかると判断が進みやすくなるというのは、現場で実際によく見る光景です。
Q. 買取と不用品回収は、同じ日に終わりますか?
A. 別の日になります。当社は買取を自社で行い、不用品回収は提携業者を手配しているためです。ただし、買取に伺った際に、その場で回収のお見積もりをお出しできる場合があります。また、業者との日程調整は当社の窓口で承りますので、お客様が2社とやり取りしていただく必要はありません。
Q. 対応エリアはどこですか?
A. 出張買取は、現在は大阪・神戸を中心にお伺いしています。お伺いできる地域は順次広げているところですので、「うちは対象外だろう」と決めつけず、一度お尋ねください。ただし、お電話は代表番号につながります。はじめにお住まいの地域をお伝えいただけると、お伺いできるかどうかをその場でご案内できます。お待たせせずに済みますので、ご協力いただけますと幸いです。
現時点でお伺いできない地域の場合は、心苦しいのですがお断りをさせていただくことがあります。その際は申し訳ありません。この記事の刻印の見分け方と捨て方の項目は、どちらにお住まいの方にも使っていただける内容にしてありますので、そちらだけでもお役立てください。
さいごに
「どうせメッキだから」と思っている箱。「一度断られたから」とそのままにしてある袋。
その中に何が入っているかは、開けてみるまで誰にもわかりません。分けていただくのは大歓迎です。ただ、「売れない」と判断された側の山を、捨てる前にほんの少しだけ見せてください。
最後に、査定担当の言葉をそのままお伝えします。
「ごちゃまぜになって、自分で仕分けるのがむずかしい、面倒だという方は、プロの私たちにおまかせください。お宝さがしのように、一生懸命探させていただきます。」
「○○市なんですが、メッキか金かわからないので見てほしい」——この一言で通じます。フォーム・LINEでのご相談も承っております。 出張買取は大阪・神戸が中心です(対応地域は順次拡大中)。はじめに地域をお伝えいただければ、その場でご案内いたします。
