【実録】神戸市灘区の実家じまい|思い出と向き合う整理の一日

【実録】神戸市灘区の実家じまい|思い出と向き合う整理の一日

「いつかやらなければ」と思いながら、なかなか踏み出せない実家の片付け。

今回は神戸市灘区・六甲道で行われた実家じまいの現場に同行しました。家の売却を控えたご家族が、思い出の詰まった住まいとどのように向き合い、整理を進めていったのか。そのリアルな一日をお伝えします。

本記事はリユース相談本舗のYouTubeチャンネルで公開している動画を記事にしたものです。動画本編はコチラ↓

実家じまいを決断した理由とは

今回のお宅は、空き家になってから約3年が経過していました。

「できることなら残しておきたかった」というお気持ちはありながらも、家族で話し合った結果、売却して分ける形が現実的だと判断されたそうです。

実家じまいの多くは、

  • 管理の負担
  • 空き家リスク
  • 相続後の整理

といった現実的な理由から動き出します。

気持ちの整理が追いつかないまま時間だけが過ぎるケースも少なくありません。

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現場でまず行うのは「仕分け作業」

作業が始まって最初に行ったのは、物量の確認と仕分けでした。

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分類はシンプルです。

  • 買取できそうなもの
  • 処分するもの
  • 判断に迷うもの

特に印象的だったのが、「迷いゾーン」を設けていたこと。

実家整理では、その場の勢いで処分してしまい後悔するケースもあります。そのため現場では、すぐに判断できないものは無理に手放さないという姿勢が徹底されていました。

整理に必要なのはスピードよりも納得感。そんな考え方が伝わってきました。

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こちらが今回の迷いゾーン。
迷いゾーンには、額に入った絵といった「お客様が手元に残しておくか手放すかを迷っているもの」をまとめています。

思い出の品は、ある日突然見つかる

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作業の途中で見つかったとある物。

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それはお客様の小さい頃の写真でした。

箱を開けるたびに現れる、写真や通知表、卒業証書に昔の日記。

このように、時折作業の手が止まり、ご家族が当時の思い出を語り合う場面もありました。

「こんなの残ってたんだね」
「懐かしいね」

そんな何気ない会話から、この家が長い時間を重ねてきたことが伝わってきます。

実家じまいとは、単なる片付けではありません。人生を振り返る時間でもあるのだと感じました。

お片付けの現場では、こういったアルバムや思い出の品といった「思いがけないもの」が出てきて、お客様が懐かしいと嬉しそうにしているのをみると、こちらも嬉しくなってしまいます。

実家整理で見落とされがちな“価値あるもの”

整理の途中、アクセサリーや時計などが見つかりました。

一見すると古く見えるものでも、素材によっては価格が付くことがあります。実際にその場で確認を進めると、貴金属が含まれている可能性のあるお品物もありました。

実家整理で比較的見つかりやすいのは、例えば次のようなものです。

  • 金・プラチナ製品
  • 銀製品
  • 古い腕時計
  • ブランド小物
  • 雛人形
  • 兜飾り(かぶとかざり)
  • 仏壇

「もう使わないから処分しよう」と決める前に、一度確認するだけで結果が変わることもあります。

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アクセサリーボックスの中にはネックレスや指輪といったアクセサリーがたくさん入っていました。実家じまいを検討されている方の中には、琥珀や珊瑚といった宝飾品は価値があるとわかっていても、「どうやって売却したらいいのかわからない」といった方も多くいらっしゃいます。

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タンスを整理していると、「18金かもしれない」といったお品物が出てくることも。

一般的な不用品回収業者の場合、作業中にこうしたお品物が出てくると「買取」ではなく「回収」されてしまうこともあります。価値のある貴金属かどうかがお客様自身で判断がつかなくても、リユース相談本舗の実家じまいサービスは1点1点査定をしながら進めていきます。

リユース相談本舗は買取に重きをおいた実家じまいサービスを行っております。一般的な実家じまいサービスを行う業者では見逃してしまうようなお品物でも、買取店として実績を備えたリユース相談本舗なら細かく査定を行い、ご納得のいく実家じまいのお手伝いをさせていただきます。実家じまいをお考えの方は、是非お話だけでもお聞かせください。

リユース相談本舗の実家じまい

家族の記憶が詰まった家と向き合う時間

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依頼者様は、この家で長く暮らし、震災も経験されたそうです。

海外へ旅立つ前まで過ごした日々。
帰省するたびに家族が集まった時間。

話を伺うほど、この住まいが単なる建物ではないことを実感しました。

実家じまいが難しい理由は、物の多さではなく「思い入れの深さ」にあるのかもしれません。

それでも整理を進める中で、ご家族の表情が少しずつ前を向いていくのが印象的でした。

買取を活用すると片付け費用は抑えられる可能性も

今回の現場では、買取できるお品物があったことで回収費用の軽減が見込まれました。

整理は「費用がかかるもの」という印象を持たれがちですが、方法次第では負担を抑えられるケースもあります。

また、契約前にはクーリングオフ制度についての説明もあり、安心して進められる体制が整えられていました。

こうした透明性は、実家じまいを任せるうえで重要なポイントと言えるでしょう。

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査定金額をお伝えすると…

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想定していた金額よりも高い買取金額に。買取品の中にK18の製品があったことや、細かいシルバー製品に価格を付けたことで少しでも高い買取金額を提示することが出来ました。

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価値あるものを売却することで、不用品回収にかかる費用へと補填することが可能になり、負担がぐっと軽減します。これは買取・回収を一貫して対応することができるリユース相談本舗だからこその強みです。

作業後の室内を見て感じたこと

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before

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after

すべての作業が終わると、室内は見違えるほどすっきりとしていました。物がなくなったことで空間の広さが際立ち、新しい一歩を踏み出す準備が整ったようにも感じられます。

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リビングもこのとおり、すっきりキレイに片付きました。

実家じまいをスムーズに進める3つのポイント

実家じまいは、物理的な片付け以上に「判断の連続」です。
焦って進めると後悔が残りやすく、逆に慎重すぎると何年も動けなくなることもあります。

ここでは、現場に立ち会って感じた“現実的に進めやすくなるポイント”を3つご紹介します。

一度に終わらせようとしない

実家じまいでよくあるのが、「今週末で全部終わらせよう」と無理をしてしまうことです。

しかし実際には、

  • 思い出の品で手が止まる
  • 判断に迷うものが次々出てくる
  • 体力的に想像以上に負担が大きい

という状況がほとんどです。

今回の現場でも、「迷いゾーン」を設けて即決しない姿勢が印象的でした。

実家じまいは“短距離走”ではなく“長距離走”。
一気に片付けようとせず、段階的に進めるほうが結果的にスムーズになります。

家族で方向性を共有する

実家じまいが難航する大きな理由のひとつが、家族間の温度差です。

  • 早く売却したい人
  • できるだけ残したい人
  • 判断を先延ばしにしたい人

立場や感情によって考え方は異なります。

今回も「本当は残しておきたかった」というお気持ちがありましたが、最終的にはご家族で話し合い、売却という方向にまとまりました。

先に決めておくべきなのは、

  • 売却するのか
  • 賃貸に出すのか
  • しばらく保有するのか

という“ゴール”です。ゴールが決まると、残す物・手放す物の判断が格段に楽になります。

買取と整理を組み合わせる

「処分する」という発想だけで進めると、費用も心理的負担も大きくなりがちです。

実際の現場では、

  • 古いアクセサリー
  • 時計
  • 貴金属
  • ブランド小物

などが見つかり、整理費用の軽減につながる可能性がありました。

実家には“使っていないけれど価値が残っている物”が眠っていることもあります。処分と買取を分けて考えるのではなく、「整理の中に買取を組み込む」ことで負担を抑えられる場合もあります。

実家じまいチェックリスト

以下は、今回の現場から見えてきた実践的な確認ポイントです。実家じまいをお考えの方は、このチェックポイントを押さえるだけでもグッと楽に進めることができるでしょう。

  • 一度に終わらせようとしない
  • 迷うものは一旦保留できているか
  • 家族で売却・保有の方向性を共有しているか
  • 思い出の品を確認する時間を確保しているか
  • 買取できる可能性のある物を確認しているか
  • 処分だけで見積もりを取っていないか
  • 契約内容(クーリングオフ等)を理解しているか

このチェックをしておくだけでも、実家じまいの失敗リスクは下がります。

リユース相談本舗が実家じまいで心掛けていること

実家じまいの現場で気を付けていることがいくつかあります。

まずは1点1点丁寧に査定をすること。
一般的な回収サービスでは、作業効率を上げるために買取できるものもまとめて回収してしまうこともあるのが現実です。こうしたサービスは「早い」「安い」といったメリットがあるので一概に悪いとは言えませんが、リユース相談本舗では「買取できるものはすべて現金化」を行います。

次に物件に傷をつけないこと。
実家じまいを行った後の物件が売却予定であった場合、床や壁に傷をつけてしまうと価値が下がってしまいますので、細心の注意を払って作業します。

奥の奥まで確認し、お客様の大事なものをみつける
リユース相談本舗の作業の流れとして、「買取対応」→「買取できない不用品をまとめて搬出」となります。そのため、買取対応時に棚や押し入れの奥の奥までチェックし、本当に残しておきたいものがないか、買取できるものがないかを隅々までチェックします。
これはお客様自身で確認しきれなかったものを見つけるためにも、必須な作業だと思っています。

まとめ|実家じまいは「物」と「気持ち」を整理する時間

作業後、ご家族の表情にはどこか安堵がにじんでいました。

寂しさが消えることはないかもしれません。
それでも、整理を終えたことで次の生活へ進む準備が整ったように見えました。

実家じまいとは、過去を閉じる作業ではなく、未来へ向かうための節目です。

もし実家の整理を考え始めているなら、「まだ早い」と思わず、小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。

きっとその一歩が、大きな安心につながります。

玉城 貴也 (タマシロ タカヤ)
この記事の著者
玉城 貴也 (タマシロ タカヤ)
リユース業界歴18年,リユース相談本舗の創業者。「不用品で困る人をゼロにする」のミッションを掲げ、全国へ店舗展開中。
保有資格
家財整理アドバイザー