不要になったスピーカー・コンポ・オーディオ機器の処分方法

不要になったスピーカー・コンポ・オーディオ機器の処分方法

遺品整理や実家じまい、生前整理などで、不要になったスピーカーやコンポといったオーディオ機器の処分方法にお困りではありませんか?

買い替えであれば、そのまま購入店が引き取りを行ってくれる場合もありますが、処分だけしたいといった場合、こうした機械類はどのように処分したらよいのかわからない、といった方も少なくありません。

この記事では、スピーカーやコンポといったオーディオ機器を処分する方法のポイントと、売りたい場合はどうしたらいいのかをご紹介します。

スピーカー・コンポ・オーディオ機器の処分方法は3つ

大きく分けて、スピーカー・コンポ・オーディオ機器の処分方法は4つに分類されます。

  • 買取業者に売る
  • フリマアプリで売る
  • 地域の粗ゴミとして処分する
  • 不用品回収業者を利用する

すぐに処分したい場合は、地域の粗ゴミとして回収してもらうのが一番手っ取り早いでしょう。ただし、処分したいものが大きい場合やたくさんある場合、オーディオ機器以外もまとめて処分したい場合は不用品回収業者を利用する方が楽かもしれません。

また、品物の状態や年季によっては高値で売却できる可能性もありますので、少しでもお金にしたい方は、売却を視野に入れてもよいでしょう。まずは売れるのかどうかをチェックして、売れないと判断した後で破棄することを検討してみてはどうでしょうか。

それぞれの方法について詳しく説明しますので、どの方法が自分に合っているのか参考にしてください。

買取業者に売る

スピーカー・コンポ・オーディオ機器は、売れるモデルが多くあります。

ただし、一般的な買取業者やリサイクルショップでは基本的に状態が良いものや新しいモデルであるなど、買取対象となる製品に条件が設けられている場合があります。

そのため、古いモデルであったり、電源コードやリモコンといった付属品が手元になく動作確認が取れないもの、遺品整理などで自分では使い方がわからないものは、オーディオ買取に特化した買取業者を選ぶとよいでしょう。

一般的なリサイクルショップは製品をそのまま販売するのが基本であるため、動作確認が取れない製品は買取不可となる場合が多いですが、オーディオ買取に特化した買取業者は、メンテナンスや修理を自社で行うことができるため、故障品でも買取してくれることがあります。

また、専門性の高いお店は独自の販路を持っていることなどの理由から、他店で断られた製品でも買取可能な場合もありますので、まずは見積もりに出してみるとよいでしょう。

見積もりの際には型番を伝えるとスムーズです。こうした機器は製品の裏側などに型番が書いてありますので、メモしておきましょう。 

フリマアプリで売る

スピーカー・コンポ・オーディオ機器は、フリマアプリなどを利用して、自分で価格を付けて売却する方法もあります。自分が納得する価格を付けて販売することができるので、買取業者に持ち込むよりも高値で売れる可能性があるのが魅力です。

ただし、フリマアプリで売却できるものの多くは状態の良いものです。また、商品説明などで型番や性能、状態を細かく記載する必要があり、記載漏れがあった場合トラブルにあることも少なくありません。

破損しているものや動作確認が取れない製品はジャンク品として出品することも可能ですが、こうした製品は欲しがる人が少ないため、買い手がつくまでに時間がかかることを想定しておきましょう。

買い手がついた後も、発送の準備は自分で行うことになりますが、機械類は輸送中の破損に十分に気を付けないといけないため、しっかりと緩衝材を使って梱包しましょう。

スピーカー・コンポ・オーディオ機器を発送する場合、梱包するとサイズが大きくなるので送料負担も考えないといけないので、手間だと感じる人も少なくないと思いますが、少しでも高く値段を付けて売りたい場合はフリマアプリの利用を検討してみてもいいかもしれません。

地域の粗ゴミとして処分する

買取店やフリマアプリで値段が付かなかった場合や、すぐにでも処分したいと考えている場合は、地域の粗ゴミ/大型ごみとして回収してもらいましょう。

回収してもらう場合お住まいの地域によって、料金がかかる場合やサイズに指定がある場合など、様々な条件がありますので、市役所や自治体のWEBサイトなどで確認しておきましょう。 

自治体によるオーディオ機器類回収の例(2025/11/11時点)

地域区分料金や条件
大阪府 大阪市粗大ごみ費用200円
大阪府 枚方市粗ゴミ費用無料/大きさが幅・奥行き・高さが1メートル未満のもの
大阪府 守口市粗ゴミ費用300円/45リットルの袋に入り、重さが10kg未満のもの
兵庫県 神戸市燃えないごみ費用285円(指定ゴミ袋45リットル10枚入り価格の目安)/指定袋に入り、5kg以下
東京都 杉並区粗大ごみ費用400円/スピーカーを除き最大辺が30cm超
北海道 札幌市燃やせないごみ費用400円目安(指定ゴミ袋料金)/40リットルの袋に入る場合

上記の表は一例であり、細かい条件などは該当地域のWEBサイトなどでご確認ください。

不用品回収業者を利用する

スピーカー・コンポ・オーディオ機器が大きい場合や、複数ある場合、一人で持ち運べない場合、その他の製品もまとめて処分したいと考えている方にオススメなのが、不用品回収業者に処分を依頼することです。

不用品回収業者に依頼すると処分費用が発生しますが、自分で運び出す必要はなく、部屋単位・家単位でスッキリまとめて処分できるというメリットがあるため、遺品整理・生前整理を行う場合の多くはこうした業者を利用することが多いでしょう。  

また、不用品回収業者の中でも遺品整理・生前整理といった、家まるごと片づけサービスに力を入れている会社の場合、「不用品の買取」も並行していることも多く、買取できるスピーカー・コンポ・オーディオ機器の選別だけでなく、食器や雑貨などの中から買取できるものに値段を付けてくれることもあります。

業者を選ぶ際には「買取もしっかり行っている業者」を選ぶのがオススメです。

スピーカー・コンポ・オーディオ機器は性能によって買取価格に差が出る

不要になったスピーカー・コンポ・オーディオ機器の処分方法

スピーカー・コンポ・オーディオ機器を買取に出す場合、主に性能が重視されます。性能や機能によって買取価格に差が出るため、同じ状態の製品でも買取価格が異なります。

例えばスピーカーであれば、「ステレオタイプ」よりも没入感の高い「空間オーディオタイプ」の方が最新機能であり高値で売却できます。他にも、ブルートゥース接続に対応したワイヤレスタイプのモデルや、スマホをリモコン代わりに使用できるモデルなどは人気が高く、買取価格に差が出る場合があります。

自分の持ちものじゃないので価値がわからない。どうしたらいい?

スピーカー・コンポ・オーディオ機器を処分したい人の中には、遺品整理などで自分で購入したものではないものを処分しなければならない、といった背景があることも多いのが現状です。

オーディオ製品に詳しくない場合、「どのような機能があるのか」「どういった製品なのか」がわからず、正しい価値が判断できずにゴミとして破棄してしまうことがあります。

こうした製品のほとんどが裏面などに型番の記載がありますので、これをメモしておき、買取業者に問い合わせてみるとスムーズに買取価格の見積もりを出してもらえるでしょう。

リユース相談本舗では遺品整理などで出てきたスピーカー・コンポ・オーディオ機器といった製品の処分に関する相談を受け付けております。買取できる場合にはしっかりお値段を付けさせていただき、破損などで買取が難しい場合でも処分の手続きまでご案内させていただきます。実家じまいや生前整理などのご相談は、是非リユース相談本舗へ。

リユース相談本舗

高値で売れるスピーカー・コンポ・オーディオ機器の特徴

メーカー・ブランドによって高額買取になることも

広く知られているメーカーの製品は買取価格が安定しているため、買取価格も高くつく傾向にあります。

高価買取になりやすいメーカー

  • McIntosh(マッキントッシュ)
  • Marantz (マランツ)
  • Luxman(ラックスマン)
  • JBL(ジェイビーエル)
  • Accuphase(アキュフェーズ)
  • SONY(ソニー)
  • Pioneer(パイオニア)
  • BOSE(ボーズ)
  • Victor(ビクター)

これらのメーカーは一例ではありますが、海外・国内問わず人気のメーカーの製品は欲しいと思う人が多く、販路が広いため高価買取になりやすと言えます。

ワイヤレス接続可能な製品は高価買取傾向にある

最新モデルに搭載されているBluetooth(ブルートゥース)といったワイヤレス接続可能なスピーカーやコンポは高価買取の対象になりやすいです。

近年多くの利用者はスマートフォンやパソコンに音楽をダウンロードしています。そのためスマートフォンなどにワイヤレスで接続し、音楽を再生するのが一般的になっていることから、ワイヤレス機能が付いたスピーカー・コンポ・オーディオ機器の需要が非常に高くなっているのです。

スピーカーは音質にこだわった機能が人気

当たり前ではありますが、持ち運び可能な小型のスピーカーよりもリビングに据え置きするような大型スピーカーの方が音質にこだわった製品が多く、定価が高いこともあり、高額買取になりやすい傾向です。

少し前までは「ステレオタイプ」が主流でしたが、最近ではより没入感の高い「空間オーディオタイプ」が浸透してきたことで注目されています。こうした高性能の音響設備は人気が高く、高価買取になります。

また、小型のスピーカーであってもアウトドア人気から、防水・防塵性能が付いた耐久性と音質の良さを兼ねそろえたモデルなどは人気が高いため比較的高価買取になります。

不要なスピーカー・コンポ・オーディオ機器を高値で売るコツ

使わなくなったら早めに売る

スピーカー・コンポ・オーディオ機器といった製品は、新型モデルが発売されると型落ちとなり市場価格が下がる傾向にあります。そのため、不要になったら早めに売却しましょう。

付属品も一緒にしておく

電源コードや接続コード、リモコンといった細かい付属品は一緒に買取査定に出しましょう。付属品が一部欠損している場合、買取店によってはジャンク品扱いとなり、買取価格がぐんと下がることもあります。

また、あまり査定価格に影響することはないのですが、製品の説明書も付けておくと喜ばれるかもしれません。

きれいな状態にして買取査定に出す

使っていないスピーカー・コンポ・オーディオ機器の場合、ほこりが溜まっていることもあるでしょう。こうした製品を売りに出す場合、出来るだけよごれを取り除いた方が買取査定時の印象がよくなり、査定価格の減額を防げます。

まとめて処分したい場合は不用品回収業者を利用するのも手

スピーカー・コンポ・オーディオ機器は大きく重い製品なので、部屋から運び出すのも大変です。

粗大ごみとして排出したり、買取店へ持ち込むなどで運び出す際に膝や腰を痛めないよう十分注意しましょう。特に中高年の方はぎっくり腰になる恐れがあるので、複数ある場合や、本や楽器など様々なものをまとめて処分したいと考えている方は不用品回収業者に依頼するのも一つの手です。

利用する不用品回収業者によっては、買取査定をした後値段が付けられなかった製品を運び出し処分してくれるでしょう。

終活で身の回りを整理したいならリユース相談本舗へ

リユース相談本舗は、使わなくなったものやなくても困らないものを整理・処分したい方に向けた不用品整理のサービスの相談窓口を行っております。売却できるような価値あるものはもちろん買取対応させていただきます。

リユース相談本舗は買取店をベースに運営しているため、一般的な不用品回収サービスに比べて買取対応できる種類が豊富であることが特徴です。

処分したいとお考えのものの中から価値あるものを発見・売却し、処分品の総量を減らしたことで回収費用が削減可能。価格面やニーズ面で希望に沿った不用品回収業者を見積もり提案いたします。

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